こんにちはぷれ子です。

今日は前回の記事でも少し登場した点滴法と呼ばれる水合わせのやり方を紹介するよ。

じっくり点滴のように水を合わせていくこの方法は、デリケートな生体の水合わせにはぴったりなんだ。

点滴法に必要な道具

さて、点滴法を行う上で必要な道具を紹介していくね。

まず用意したいのは

  • エアーチューブ
  • エアーストーン(水槽内に小さな稚魚や稚エビがいる場合)
  • 一方コック

だよ。

この辺はバラで買ってもいいし↓のようなセットを買ってもいいよ。

点滴法
点滴キットのパーツって案外家にあるんだよね
出典:http://www.shopping-charm.jp/

次に

  • バケツ
  • プラケース

これは小型魚の場合は、あまり大きくないものを用意するといいね。

底面積が大きすぎると、作業の初期段階で水深が浅くなりすぎるんだ。

プラケース
気が付くと家がプラケだらけ
出典:http://www.shopping-charm.jp/

バケツがわりに、プラケースの中サイズあたりを持っていてもよいかな。

 

 

さて一応これだけあれば点滴法はできるんだけど、追加で用意したいものがあるから紹介するね。

 

  • エアレーション器具+一方コック
  • スポイト
  • キスゴム
  • ヒーター

だね。

これだけあると、いろいろな環境に対応できるようになるからいいよ。

このあたりは記事の後半「よりよい点滴法を行うために」で詳しく説明するね。

点滴法の基本

これはとても簡単だ。

バケツか何かに、購入してきた魚やエビを袋ごと移して、水槽より低い位置に置く。

そしてそれからエアーチューブを水槽から、そのケースに繋がるように配置。(稚エビなどがいる場合はエアーチューブの水槽側にエアーストーンを取り付ける)

バケツ側には一方コックをとりつけて、その先にちょっとだけまたエアーチューブつけて、そしてその口にスポイトを突っ込んで「チュ!」って吸ってスポイトを離すと…(スポイトがない場合は口で軽く吸おう)

サイフォンの原理で水が流れてくるよね。(この時にダバーって流れないようにチューブの中間を指で潰すように抑えておこうね)

そして一方コックの口をある程度しめると…

ポタポタと点滴のように水槽の水がバケツの中に入っていくわけだ。

このまま放置しておけば、徐々に水槽の水になじませることができるというわけだよ。

 

どのくらいやるかは、魚の種類によったり、人それぞれだったりするんだけど…私はだいたい

元の水が、水槽の水で三倍~五倍に薄まるくらいまでやるかな。

点滴法が終わったら

点滴が終わったら、魚をそのバケツの水ごと一度プラケースに移して水槽に浮かべて欲しいんだ。

点滴法をやっていると水温にズレが出てくる時があるからね。

そうやって温度合わせをするんだよ。

温度わせについては、前回の記事を参照してね

そのまま浮かべて水温が合ったら、容器の中から魚だけをすくって水槽の中に放してあげるといいよ。

よりよい点滴法を行うために

さて、今度はより良い点滴法を行うための話だよ。

点滴法に限らず、水合わせってアレンジ次第でどんどん良くなるものなんだよ。

今回は、そんなアレンジ方法の一例として見てみてね。

点滴法
を飲んているわけではないよ!
出典:http://www.shopping-charm.jp/

通販サイトチャームさんの「水合わせDXキット」の商品ページにある動画なんかもなかなか参考になるから、暇な人は見てみるといいかもしれないね。(正直よくできた動画だからあれ見るのが一番早いかもね)

キスゴム

キスゴム
キスミントってあったよね
出典:http://www.shopping-charm.jp/

これはエアーチューブを固定するのに使うよ。

正直、あると便利だよね。

大きな洗濯バサミとかで固定する人もいるね。

エアレーション器具+一方コック

エアレーション
エアレーションするしょん!
出典:http://www.shopping-charm.jp/

これは水合わせ最中にバケツの中をエアレーションするのに使用するよ。

エアーストーンの近くに水をポタポタ垂らすといいね。

そうすることで良い感じに水を撹拌していくんだ。

 

酸欠防止にもなるね。

一方コック
一方コックは複数ほしいね
出典:http://www.shopping-charm.jp/

ここでも一方コックを使うのは、バケツにそのままエアレーションをすると強すぎる場合があるからだ。

スポイト

スポイト
吸って吐くのが仕事です
出典:http://www.shopping-charm.jp/

これはさっき登場したね。

水を呼ぶために、口で吸う代わりに使うんだ。

ヒーター

ヒーター
ヒーターの予備はいろんな意味で大事
出典:http://www.shopping-charm.jp/

バケツの中に入れておけば水温の低下を防げるよね。

ただ水深が浅すぎて空気中に露出してしまわないように気をつけてね。

サーモスタット部分が別になっているタイプは、入れ忘れないようにね。(煮魚になるよ)

ヒーターは使用が終わったらすぐに取り出すんじゃなく、しばらく水中に通電していない状態で放置しておいてから取り出すんだよ。

水が少ない場合とか、ヒーターがない時はエアコンなどで室温を保っておこう。

点滴法のメリット

点滴法のメリットはなによりゆっくり、じっくりと水合わせできることだね。

そうすることで水質の変化のペースをかなり抑えることができるんだ。

水槽と、購入してきた水に極端なpH差があったりする時なんかに重宝するよね。

▼pHってなにさ?聞いたこともないよ!
>>弱酸性、アルカリ性?熱帯魚水槽pH(ペーハー)初心者講座

点滴法のデメリット

完全無欠に見える点滴法にも、デメリットはあるよ。

まず第一に、時間がかかりすぎることだ。

そのデメリットを軽減するために、エアレーションをする人が多いんだよね。

 

次に、魚の飛び出しがあるということ。

バケツだからね。

まぁこれは何かしら蓋をすれば問題ないよ。(密封はだめだぞ)

 

そして案外厄介なのが、温度だ。

さっきもチラっと話したけど、温度が水槽の水とずれてしまうことが多いよね。

そういう場合は再度温度合わせが必要だ。

極端に寒い部屋なんかでは、ヒーターをバケツ側に入れないと、点滴法が裏目に出てしまうことがあるよね。

おまけ:エビ(シュリンプ)の点滴法

点滴法といえばシュリンプって思う人も多いんじゃないかな?

事実エビの仲間は水質変化に敏感な所があるからね。

▼びんかーんびんかーん♪
>>エビ図鑑:ビーシュリンプからミナミ、ヤマトヌマエビなど!

この時にひとつコツがあるんだ。

それはバケツ内に足場を作るということ。

エビの仲間は魚と違って何かにつかまりたがるからね。

水草の切れ端でもいいから、なにか足場になるものは適当なものでいいからいれておくといいよ。(知ってると思うけど、農薬ついてないやつね!)

まとめ

さて今日は

熱帯魚の水合わせのやり方!水温!水質の差は危険!?

の続編だったね。

合わせて読んでもらうと良い感じかな。

点滴法は覚えてしまうとかなり楽だから、ついつい頼っちゃうよね。

でもそんな時にも観察は忘れずに。

様子を見ながら作業してあげてほしいんだ。

フィッシュさんフィッシュさん

点滴法は安心なのです!


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、まぁ絶対ではないけど確実性は高いよね。私もよく使うよ。


フィッシュさんフィッシュさん

そういえば、水合わせ失敗するとどうなっちゃうのですか?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

私は失敗したこと無いけど、正直大変なことになるよ。


フィッシュさんフィッシュさん

え!?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

よくあるのがpHショックとよばれるやつだね。


フィッシュさんフィッシュさん

どうなっちゃうんです?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

酷い時は魚がひっくり返る。


虫季萌菜虫季萌菜

うわ…怖いですね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、だから水合わせってなめてたらいけないんだよ。


虫季萌菜虫季萌菜

水合わせなめんな!ですね!


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、そうだね。

▼pHショックについて勉強!
>>熱帯魚の病気や不調の治療!各症状に薬、塩の話など!