ぷれ子です。
今日はアクアプランツ(AQUA PLANTS)のNo.13レビューだよ。
このアクアプランツはアクアライフの増刊で水草を主体としたものなんだ。
この号のメイン特集は「ネイチャーアクアリウムの魂」
発売から少し経ってしまったから、すでに持っている人も多いと思うけど、購入を悩んでいる人は参考にしてみて欲しいんだ。
この記事の目次
ネイチャーアクアリウムの魂
今回のメイン特集は「ネイチャーアクアリウムの魂」
ネイチャーアクアリウムはADAの創始者である天野尚さんが中心になって確立された、レイアウト水槽のスタイルなのです。
美しく育てられた水草、綺麗な水、そしてそこに泳ぐ魚達…言葉では言い表せない素晴らしい世界ですよ。
今回の号は、2015年8月に逝去された、天野尚さんの生み出したネイチャーアクアリウムの世界観を、独自の解釈や価値観で作った15人のレイアウターさんたちの水槽の紹介から始まるよ。
簡単な制作過程も載っているので、ネイチャーアクアリウムというものを知らなくても水草レイアウトに興味がある人がみれば、とても楽しめる内容だと思う。
バックナンバーになるけれど
アクアライフ2016年3月号「水槽でとことん遊ぼう」
アクアライフ2015年10月号「水と緑の絶景」
あたりと合わせて読んでみると参考になるかもしれないね。
アクアライフやアクアプランツのバックナンバーは、店頭や通販で置いているところもあるから、気になる人は探してみてね。
その後は、天野尚さん自身の作品が14作品紹介されているね。
1980年台に作られた作品も載っていたりするよ。
こうやって並べてみてみると、天野尚さんの表現力の幅の広さにただただ、驚くばかりだ。
この号を見て、もっとネイチャーアクアリウムというものを知りたいなんて人は、AQUA JAURNAL(アクア・ジャーナル)を買ってみると良いかもしれないね。
アクア・ジャーナルは天野尚さんの設立されたADAから発売されている雑誌だから、より深くネイチャーアクアリウムに触れていくことができるよ。
変わった形の水草がいろいろ!
さて次の特集を見てみよう。
「珍奇な水草が大集合!Aquatic Bizarre Plants」
アクアリストって「珍しい」とか「奇妙」って言葉には弱い生き物だよね。
この特集はそんな「珍奇」がたくさん紹介されているから、ドキドキしてしまうよ。
見た感じ「激レアで手に入らないものばっかり!」というかんじより「変わった形の水草集めました!」ってかんじだったよ。
確かになかなかお目にかかれないものもいくつかあったけれど、意外とよく売っている水草なんかもあるって感じかな。
こういうのって知ると欲しくなっちゃうから、手に入りやすいのは嬉しいよね。(手に入りにくいと燃えるってのもあるけどね)
水草というものをとにかく「珍しい、奇妙」という視点で見ているから、面白いカタログになっいるね。
「自分だったらこのテーマでどの水草を紹介するかなぁ…」なんて妄想も楽しいかもしれないね。
水槽のガラス掃除
意外と汚れる水槽のガラス面。
その掃除方法が紹介されているよ。
具体的には、水槽の縁の水アカを落とす方法なんだけど…たしかにこれをやるかやらないかでは見栄えがぜんぜん違うんだ。
オールガラス水槽の方には役立つかもね。
ただこの方法はアクリルとかでは使えないから注意をしようね。
全部で2ページのちょっとざっくりした特集だから、読んで「??」ってなる人は、すぐに試さずに冷静に道具について考えてみるといいと思うよ。
魚とか水草が入った状態では、ミスしたらちょっと困るなぁなんていう方法もあるかなぁ…と個人的には感じたかな。
この特集を読むには、紹介されている掃除方法の、水質への影響などのリスク面も知っていないといけないかもね。
水草愛好家のお宅訪問
愛好家のお宅訪問!
これが大好きな人は多いと思う。
アクアライフにもお宅訪問が載っているけれど、私も結構毎回楽しみにしているよ。
今回はアクアプランツというわけで、当然ながら水草主体のお宅訪問になっているわけなんだけど…とてもオシャレだったよ。
水槽内のレイアウトだけでなく、水槽外である部屋のレイアウトまで参考になりそうな方たち。
細かく見ていくと「あーこうやって器具を置けば水槽の手入れもやりやすい!」なんて、参考になる部分もたくさんあると思んだ。
2人紹介されているんだけど、私的には愛知県の方の育成している植物にテンションがあがったよ。
見事に育てられたクリプトコリネの水上葉の写真、もっと大きくそしてたくさん載せてほしかったよ!
ダッチアクアリウム
さて、まだまだレビューは続くよ。
今回の号は、ネイチャーアクアリウムがメイン特集だけど、同時にダッチアクアリウムのコンテンストの結果も載っていたりするんだ。
オランダで生み出された水草レイアウトのスタイルなのです。
古くから続く様式美の一つともいえますね!
日本ではなかなか見る機会の無いダッチアクアリウムだけど、しっかりと仕上げられたものは見事の一言に尽きるよね。
レイアウトだけでなく、家具調にまとめられた水槽も、なかなか見かけない感じだから新鮮な気持ちを味わえると思うよ。
これも、レイアウト水槽の一つの答えなのかもしれないね。
ネイチャーアクアリウム特集と交互に見比べてみると、より面白いよ。
どちらも凄い世界だよね。
流木カタログ!
みんなは家にに流木って何本ある?
私は…大小合わせて30本くらいかな。
でも流木30本って…まだまだ少ないな!と思ってしまうんだよね。
それはきっと、もしかしなくても私が流木を好きだからだと思う。
今回の流木カタログは、個人的にはうーん…ってかんじだったかな。
いろいろなところから発売されている流木が紹介されているんだけど…なんていうか…物足りない!
完全に言いがかりみたいな話になっちゃうんだけど、各商品1~2本じゃなくて、もっとたくさん載せて欲しかったよ。
でも写真を小さくするんじゃなくて、ページ数を増やしてね!
うん、もう完全な我儘だよね。
そして水中に入れた写真も欲しいよね。
流木だけで別冊を作ってほしよね。
流木のカタログから、流木レイアウト、流木の採集現場に、流木のアク抜きなどの扱い方それに流木のポスター!さらに付録で流木つき!
その名も
アクアライフ別冊「アクアウッド」
私は買うよ。
アグラオネマ・ピクタム
さて、レビューもだいぶ後半にやってきたよ。
アグラオネマ・ピクタムは、アクアリストに大人気の植物だね。
これは水草じゃないけど、アクアリストが愛してやまない植物だから「アクアプランツ」に載っていても何も違和感ないよね!
サトイモ科の植物は、こういう葉の表現のバリエーションが本当に多いからついつい集めたくなってしまうのはよくわかる。
こういうのを見ていると、アグラオネマ以外でも、ディフェンバキアなんかもそのうちアクアリウムの世界で注目されたりするのかなぁなんて、妄想してしまったりもするね。
水草育成トリミング!
水草を育てるためのトリミング。
これはかなり初心者でもわかりやすくまとめられている気がしたよ。
水草の購入時のチェック方法という、超初期段階から、切るタイミング、そして切てはいけない時。
緑の絨毯の使い方や、根のはらせ方。
「あ!だから失敗してたんだ…なるほど!こうやればいいのか!」
なんていうテクニックが満載だ。
二酸化炭素を添加して、光量もあるのにどうも水草が間延びしてしまう…
なんて人には超ありがたい話だと思うよ。
▼二酸化炭素の添加は危険?
>>水草水槽へのCO2(二酸化炭素)添加方法や、注意点のお話
これを読んで実践していけば、レイアウトも上達するし、状態良く扱える水草も増えるんじゃないかな。
水草を育てることと、レイアウトって同じようで、ちょっと違うことなんだよね。
園芸でも一種一鉢で育てるか、寄せ植えするかでは、考え方も木の使い方も違うもんね。
一つの空間で多種多様なものを育てるためには、いろんな技術を身につけて行く必要があるんだと、再確認するよね。
この特集にも書いてあったとおり、一番大事なのは観察であることは間違いないけどね。
インターネット上にアクアリウム情報を発信している私が言うのも何だけれど、こういう風にノウハウを「紙」にまとめてくれているものって、手元においておきたくなるよね。
書籍紹介、漫画
さて、もうすぐアクアプランツのレビューは終わりだよ。
残るは2つ。
ページをめくる水草の世界…水草に関する書籍の紹介だよ。
アクアリウムに関する情報って、意外と集めにくいからこういう記事はありがたいよね。
最後はタナカカツキさんの漫画。
アクアリストとショップの関係を漫画にしているのだけれど
「あ~わかる」
とか
「あ~いるいるそういう人」
って思うことまちがいなしだよ。
こういう「アクアリストあるあるネタ」って笑えるようで、微妙に笑えないよね。
いろいろリアルに思い出しちゃうからね…
まとめ
サイトがオープンして初の書籍レビューはアクアプランツNo.13でした。
なんだかんだ、全部の特集を紹介してしまったよ。
今後もいろいろとレビューしていくからよろしくね。
次は来月の11日に発売するアクアライフの7月号かな?
この漫画見ていると…ぷれ子さんを思い出しますわね(タナカカツキさんの漫画を読みながら)
そうですねーぷれちゃん普段はあまり話さないけど、アクア関連になると熱心ですからね~
ぷれ子さんの脳にはアクアリウム以外は「寝る食う」しか無いから、歯止めが効かないのですわ!
萌菜ちゃん…あの…
遠慮することないですわ!ぷれ子さんの話が長いのは事実ですもの!
いや…その…
ぷれ子さんも女の子なんだからもう少しオシャレとかに気を使うべきですわ、美容院の料金を見て「デビッドサンジィ何匹買えるんだよ…」とか言ってましたし!
女子力低すぎるんですわ!
その…後ろ…
女子力低くて悪かったな。
低いんじゃなくて、皆無と言ったほうが良いですわね!
(うぜぇ)