こんにちはぷれ子です。
今日はグッピーの飼育方法だよ。
「グッピーを飼ったことないよ~」とか「グッピーを飼ってみたい!」って人に、グッピーがどんな魚なのかということから、説明していくね。
グッピーの飼育繁殖に関する記事まとめができました! 初めて飼う人にもまぁまぁわかりやすく解説!! しっかりとおぼえて、グッピーを楽しんじゃおう! グッピーQ&Aもあるよ! >>グッピー飼育繁殖まとめを読む |
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この記事の目次
国産と外国産?知っておきたいグッピーの種類
さて、いきなり国産だとか外国産だとか言われると…「え?何言ってるの意味分かんないんだけど、グッピーって外国の魚でしょ?」と思う人もいるかもしれないね。
でもこれはとても大事な話だから、まず一番最初に覚えて欲しいんだ。
え?何言ってるんですの?意味分かんないんですけど、グッピーって外国の魚ですわよね?
うん…今の話…聞いていたかな?
う…まぁいいや話を続けるね。
みんながよく見かけるグッピーは、基本的に全部、改良品種なんだ。
改良品種は、人為的…つまり人間の意志により交配や選別を繰り返して文字通り「改良」されたものでチュ!
品種改良によってうみだされたから改良品種
グッピーの場合は見た目が派手になるように改良されたわけでチュね。
この改良はまだまだ進んでいるでチュ。改良していない自然のままの姿のものを原種と言いまチュ。自然界本来の姿もそれはそれで素晴らしいものでチュよ。改良品種に原種…どちらにも良い所があるということでチュね!
うん、凄くいいことを言ったね。
まぁ改良品種が好き、原種(元々の姿)が好きだというのは個人の趣味でいいと思うよ。
とりあえず今日わかってほしいのは
- よく見かけるグッピーは養殖されたもの
ということだ。
この養殖された場所が日本なのか外国なのか…ということが国産、外国産というわけだね。
じゃあそれぞれの特徴を見ていこう。
外国産グッピー
MIXグッピーとか、ただ単にグッピーとかいう販売名で売られていることが多いよ。
外国産のグッピーの特徴としては
- 外国産と明記されていないこともある
- 安い
- 大量入荷する
- 日本の水質に慣れていないことがある
- 色が混ざっている(MIX)ことが多い
- 病気を持ち込む可能性が高い
というかんじだ。
さて、これについてはフィッシュさんに聞いてみよう。
教えてフィッシュさん「外国産グッピー」
1.外国産と明記されていないこともある
外国産グッピーさんの場合、わざわざ「外国産」と書かれていないことが多いのです。
不安な場合はお店の人に聞いてみてください。
2.安い
これは後々説明する国産グッピーさんとくらべてと言う感じですね。
外国産グッピーさんはかなり安売りされていることもありますよ。
3.大量入荷する
まとめて大量に入荷する。
これはとても入手がしやすいということですね。
4.日本の水質に慣れていないことがある
当然のことですが、海外と日本では水の質が大きく異なることがあるのです。
なんていうか「育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない」というかんじですね。
輸入直後のものは、この水質の差による負担で、調子を崩してしまうものもいるのです。
日本に来て、それからお店に来て、それからまたある程度の期間ストックされ…というかんじで日本の水にならされてから販売されていればいいのですが…全てがそういうわけではないのです。
5.色が混ざっている(MIX)ことが多い
グッピーさんは色や特徴でわけられて販売されていたりもしますが、外国産グッピーさんはMIXとして色々な色を持つグッピーさんが一纏めで販売していることがあります。
この場合はいろいろな血が混ざっているので、親と違う色彩の子供が生まれやすくなります。
6.病気を持ち込む可能性が高い
国産グッピーさんとくらべると、外国産グッピーさんは劣悪な環境、長距離の輸送、過密なストックなどで病気を発生している可能性が高いです。
また国産グッピーさんが免疫のない病気を持ち込む可能性もありますので、国産と外国産では一緒に飼育しない事が鉄則とされています。
外国産グッピーさんは平気でも、国産グッピーさんは発症してしまう病気があるというイメージをもってくれるとわかりやすいかもしれませんね。
「産」と「さん」でゲシュタルト崩壊を起こしそうだったね。
同じような文字や記号を、持続的に見ていくことで頭の中でその形態を認識できなく…ってこれはアクアリウムに関係ない言葉なのです!
外国産グッピーについて一言で言うと
- 安いし入手しやすいけど状態が悪い時がある
ということだね。
魚ってこういう超メジャーな種類ほど、ちゃんとしたお店で飼わないといけないということだよ。
あまり言いたくないけれど、知識もないスタッフが、なんとなく世話をしているだけのお店ってものが…意外と多いからね。
状態悪く入荷して、日本の水に慣れてもいない状態で即販売。
こういうものを買うと初心者だと立て直せず、そのまま…
なんて事は珍しくないんだ。
もちろん、お店がしっかりしていても、飼育者がしっかりしていないとだめだけどね。
ただ、一つ覚えておいて欲しいのは
外国産グッピー=おすすめできない
というわけではないということ。
確かにこの後解説する国産グッピーのほうが、飼いやすいのは事実だけれど…
どういうものか理解した上で、ちゃんとしたお店で、ちゃんと元気なものを選んで、ちゃんと飼育すれば、外国産グッピーも立派に育つということだね。
MIXグッピーはそれはそれで、どんな子供が生まれるか楽しみになるものでもあるからね。
そしてもう一つ、外国産グッピーという枠の中には
安価ではない、つまり高級なグッピーもいるということを忘れてはいけないよ。
そういうグッピーは、価格が高いというだけでなく、それがどのようなグッピーなのか記されている(色とか模様とかのタイプが明確になっているよ)から、興味ある人は探してみるといいよ。
外国産でしか手に入らないカラーをもつグッピーもいるからね。
国産グッピー
さっきの話と矛盾するように聞こえてしまうかもしれないけれど、単純に
「国産と外国産どっちがおすすめですか?」
と聞かれたら、間違いなく私は国産と答えるよ。
それは国産グッピーの持つ特徴が、初心者にとってかなりありがたいものだからだ。
特徴で言えば
- 国産だと明記されていることが多い
- ちょっと高い
- 日本の水に慣れている
- 少量入荷することが多い
というものだね。
じゃあ、もう一度フィッシュさん解説よろしくね。
教えてフィッシュさん「国産グッピー」
1.国産だと明記されていることが多い
国産の場合は「国産」だということを明記されていることが多いですね。
無しで販売しているところはかなり少ないですよ。
2.ちょっと高い
そうですね、ちょっと高いんです。
でもこの価格のぶん、いろいろ優遇されていたりしますので、状態が良いことがおいいですね。
3.日本の水に慣れている
「日本生まれ、日本育ち、ヒラヒラな奴は大体友達」
※友達じゃないこともあります。
というかんじですね。
日本の水に産まれた時から適合しているということです。
4.少量入荷することが多い
高価な分入荷数が少ないのは世の常ですね。
そのぶん過密な水槽ではなく余裕のある環境にいることが多いのです。
解説ありがとうねフィッシュさん。
今の話を聞いてもらってわかるとおり、国産グッピーは「♪Made in Japan in Japan」と歌い出したくなるくらい日本産まれ日本育ちだ。
これは初心者にはピンと来ないかもしれないけれど、とても大きなことなんだよ。
魚が調子を崩す原因に「環境の変化」というものがあるからね。
それが少なくて済む。
かなり嬉しい話だ。
あとはえぐい話だけど、高級なぶん良い扱いを受けていることが多いんだ。
これは「お店」というような規模の話ではなくて、繁殖、親の段階から外国産グッピーとは比較にならないくらい良い暮らしをしていることも珍しくないということだからね。
だからこそ、健康に病気なく育つ個体が多いんだね。
そのぶん、外国から持ち込んだ病気には弱かったりするけどね。
外国産グッピーと国産グッピーを一緒に飼育してはいけないのは、かなり深い意味での「育ってきた環境が違うから」なんだ。
もう一つの特徴として、国産グッピーはそのカラー、血統などでしっかりとわけられていることが多いよ。
そういう意味から見れば、国産グッピーと言う言葉は、単純な「日本で産まれました」という話だけではないんだよね。
ある種のブランド、系統の証明でもあるんだ。
だから外国産のMIXグッピーを飼って、日本で繁殖させたとしても、国産グッピー扱いはされないんだ。
ちょっとややこしいけど、覚えておこうね。
弱アルカリ性と弱酸性のグッピー
少し難しい話をするね。
えー難しい話はいやですわ!
うん…でも必要な話だからね…。
国産グッピーと外国産グッピーについて調べたりすると
- 国産グッピー=弱酸性の水質
- 外国産グッピー=弱アルカリ性の水質
という話が出てくると思うんだ。
これは、単純に海外の養殖場の水は弱アルカリ性で、国産を育ててきた水は弱酸性であることが多いということだね。
まぁ「多い」だけで絶対ではないけどね。
例えば
- 弱アルカリ製の水質で産まれて、日本の弱酸性に慣らされた外国産グッピー
とかもいるからね。
まず理解して欲しいのは、水には目には見えない要素がいろいろあるということ。
こういうものを全てが、アクアリウムにおける水質と言う言葉に含まれているんだ。
弱酸性で飼育されていた魚を、いきなり弱アルカリ性の水にドボンといれたらそれはそれは、大きな負担をかけることになる。
逆ももちろんそうだよね。
だからこの差はできるだけ無いほうが良い。
だから、国産グッピーが初心者向きと言われているというわけだ。
ぷれ子の余計な一言
細かいことを言うと、国産グッピーは中性~中性よりの弱酸性で飼育されていることが多いかな。
だから普通は中性付近を保つような飼育を心がけていれば失敗は少ないよ。
この中性だの、弱酸性だの、アルカリ性だのというのはpHと言う数値で表され
pH7.0を中性とし、それより低くなると酸性により、高いとアルカリ性よりというかんじになるんだ。
これは専用の試薬や機械を使えば簡単に測れるんだ。
ただこの数値「世間一般のpH」の感覚とは少しずれている。
アクアリウムの世界では
弱酸性はpH6.5~pH6.0くらい
弱アルカリ性はpH7.5~pH8.0くらい
この感覚がね、世間で言う「弱酸性」とかで指す数値とちょっと違うことがあるんだよね。
pHはアクアリウムだけに使われる数値ではないからね。
それともう一つ「国産グッピーが飼いやすい」というのを盲目的に見てはほしくないかな。
なぜなら、同じ国内でも地域よって水が違ったり…水道水と井戸水では全然別物だったりするよね。
始めたばかりの頃は難しいかもしれないけど、色んな意味での水ってものを考えていくことは、アクアリウムにおいてとても大切なことなんだよ。
海外ではグッピーを管理する水槽に若干の塩分を含ませていることもあるんだよ。
グッピーの飼育用品をそろえよう
さてここからグッピーの飼育用品を揃えていこう。
魚の飼育は、飼育数などでいろいろと変わってくることも多いから注意しようね。
今日はわかりやすくするために
- 国産グッピーを2ペア(4匹)飼育するという場合
を基本として説明していくね。
数が少なめなのも初心者が扱いやすくするためだよ。
各項目に「外国産グッピーを多めに飼う場合」も書いておくから、合わせて参考にしてみて欲しいんだ。
順番としては
- グッピーの水槽
- グッピーのヒーター
- グッピーのフィルター
- グッピーのライト
- グッピーの底床(砂利や砂など)
- グッピーのメンテナンス用品
というかんじで紹介していくよ。
グッピーの水槽
当たり前だけど、水槽はいるよね。
国産グッピー2ペア程度なら、そこまで大きな水槽でなくても飼育できるよ。
ただグッピーは繁殖しやすい魚だから、そのあたりも考慮すると
30キューブ水槽くらいは見ておきたいね。
水を入れるとそれなりな重量になるから、置き場所は注意しよう。
専用の水槽台が安心だよ。
水槽台は30キューブ用でもいいけれど、60センチ規格水槽用なら、30キューブを並べて2つ置くことができるよ。
二段式なら4個おけるね。
グッピーは水槽が2つあるだけでかなり夢が広がる魚だから、一応候補に入れておくといいかもね。
骨組みだけの水槽台の場合は板を、そしてさらにオールガラス製の水槽の場合は、割れ防止に水槽の下に板と専用のマットを敷くんだよ。
外国産グッピーを多めに飼う場合
外国産にかぎらずグッピーをたくさん飼いたい!増やしたい!と言う人は、最初から大きめの水槽や予備の水槽を用意しておくと良いよ。
二段式に水槽台に、下に小さめの稚魚育成水槽、上に60センチ規格水槽とかね。
あまり過密に飼育すると、調子も崩しやすいからね。
グッピーのヒーター
さてお次はヒーターだ。
グッピーは元々暑い地方の魚だからね、日本ではヒーターが無いと厳しいよ。
できれば温度固定式のものではなくて、温度を任意で設定できるタイプにしたいね。
何故かと言うと、グッピーが病気になった時に、普段より少し水温をあげてみるという治療法をとることがあるからだよ。
ヒーター部分だけを交換できるタイプにすると、最初にかかる費用はちょっと高くても後々経済的だよ。
ヒーターはああみえて消耗品だからね。
あ、水温計は忘れずにね。
外国産グッピーを多めに飼う場合
これは国産、外国産に変わりはないよ。
ただ外国産のほうが、購入直後に病気を出しやすい傾向にあるから、なおさら任意の水温設定のできるタイプにしたくなるよね。
グッピーはヒーターなしで飼育できるのか
熱帯魚をヒーター無しで飼育する。
これに挑戦する人は、意外と多いね。
そんな挑戦魚としてよく選ばれているのがグッピーだ。
数年かけて徐々に加温を減らしていき、無加温の飼育に切り替えていく。
こんなパターンが良くネット上に掲載されているよね。
完全否定するつもりはないけれど、これはおすすめしない。
なぜならこの無加温飼育がどんな条件下で行われていたかが不明だからだ。
例えば同じ「15℃」だとしても、それが
- 一時的なものなのか
- 急激な低下か緩やかな低下か
など様々な要因で大きく変わるからね。
それだけでなく、そのグッピーがその低温により「障害」が出てしまったかなんて、素人にはわかるものではない。
寒い時に死ななくても、その後暖かくなった時に「寒さが原因で弱ったせいで」病気になり死んでいくということも充分にあり得るんだよ。
確かにグッピーは、無加温飼育の成功例が良く話題になっている魚ではある。
でも、それ以上に
- 無加温飼育の失敗例も多い
ということは無視はできないんだ。
それにグッピーはメジャーすぎる魚だから、ただ単純に飼育者が多くて話題に上がりやすい…という部分も気にしたいね。
無加温飼育に興味があるのであれば、それはちゃんとした方法での長期維持飼育を成功させ、グッピーを理解した後に、改めて考えてみて欲しい。
そうすれば、きっとより深い意味での「無加温」ということも見えてくると思うんだ。
ようは「熱帯魚の無加温飼育なんて無意味なことしてんじゃねぇ」ってことですわね!
いや…そんな極端なことを言うつもりはないよ…。
無加温での維持知識は、災害時や停電時などの非常時…輸送中の水の状態などへの理解もつながるからね。
まぁ確かに平常時に、わざわざ熱帯魚を無加温で飼育せんでも…とは思うけどね。
なんていうか、リスクは少ないほうが良いからね。
グッピーは健康な状態であれば温度耐性はなかなかあるものだけど、基本としては26℃前後あたりでをキープして飼育しようね。
グッピーのフィルター
さて今度はフィルター選びだ。
グッピーのフィルターを選ぶ時は
- 水流
に注目してみて欲しい。
あの魚はあんまり強い水流を好まないからね。
ヒレが大きくなるように改良されているから余計にだよね。
まぁ極端に弱いというわけではないから、強すぎるものはやめたほうが良いと言う感じかな。
そういう部分も意識して、水流が調整できるフィルターを選ぶとしたら
ツインブリラントフィルター
なんてどうかなと思うよ。
これは2つスポンジが付いているから、交互にメンテナンスできるんだ。
一度に全部洗ってしまうと、スポンジに住み着いてくれる水を浄化するバクテリアが急激に減ることになるからね…この構造はありがたいよね。(メンテナンス方法はあとで話すよ)
このツインブリラントフィルターは、グッピーのベテランブリーダーさんにも結構人気あるんだよね。
このツインブリラントフィルターは、別途でエアーポンプが必要だよ。
細かな器具も入れると
SSPP-3S(エアーポンプ)
エアーチューブ
逆流防止弁
があるといいね。
SSPP-3Sは私の趣味で選んだけど、動作音も小さいし、本体でエアー量…つまり水流に影響する部分を調整できる所が嬉しいね。
外国産グッピーを多めに飼う場合
これも国産、外国産に変わりはないよ。
数が増えるなら、それに合わせて濾過力の高いものをつけたいね。
水槽のサイズも意識してね。
単純にスポンジフィルターを大きくするだけで足りない場合は、追加で水作エイトのような簡易式のものを足すだけでもだいぶ違うよ。
他には上部式フィルターや外部式フィルターのような、ろ過材を多く収納できるものを選んだりね。
フィルターやろ過材選びは難しいけれど、頑張って学んでつけた知識と経験は大きな力になるよ。
>>フィルターについてはこちら
ぷれ子の余計な一言
「フィルターをたくさんつけておけば問題ない」と考えている人はいるけれど、意外と違うんだよね。
ろ過というのはフィルターだけでなく、水温、餌や糞などの有機物、ろ過材の種類や使用具合などいろいろな要素でできているからだ。
だから安易に「ろ過は過剰ろ過(必要以上のろ過をすること)とも言えるくらいたくさんつけているから問題ない」とするのって危険なんだよ。
確かにろ過力が高いフィルターは、良い結果を産むことが多い。
でも扱い方を間違えば、悪い結果にもなるということだね。
私はリスクを分散するために、水槽の大小に関わらず1つの水槽に対して2つのフィルターを併用することが多いね。
グッピーのライト
グッピーの水槽にライトはある方が良いよ。
水草も育成しやすくなるし、病気などの不調も発見しやすくなるからね。
ライト選びは、水草をどんな種類の育成したいかを基準にしても良いね。
水草の中には結構強い光を要求するものがあるからね。
逆に光が強すぎるとコケがはえたりもするから注意が必要だけどね。
私のオススメはコトブキのフラットLED。
フラットLEDにはいろいろサイズがあるんだけど、300ってやつが30キューブ水槽にはぴったりだよ。
これは通販サイトのレビューとか見てもわかると思うんだけど、いい感じに明るくて水草も育てやすいということから人気が高い商品なんだ。
光量が強すぎるなぁと思う場合は、付属のパーツでライトの位置を高くしておくと良いよ。
外国産グッピーを多めに飼う場合
これは国産、外国産を気にせず選んで大丈夫だよ。
なんのためにライトをつけるのか…ということを意識して選ぶといいかもね。
グッピーの底床(砂利や砂など)
これは地味に難しい。
なぜなら底床は水質に影響を与えるからだ。
底床をいれないという選択肢もあるけれど、初心者の人にはできればいれてほしい。
なんていうか底床があるほうが、環境が安定しやすいんだよね。
ただ変に水質に影響を出しても良くないから…ちゃんと選ばないといけないけどね。
気をつけたいポイントは
- 水質に影響が少ない
- 細かすぎない
ということ。
細かすぎる砂はメンテナンスの難易度が上がるからね。
まぁでも、見た目も重要だから「ある程度意識する」という感覚で良いと思うよ。
よく使われているのが大磯砂。
これは使い始めは、最初のほうで説明したpHをあげてしまう(アルカリ性にしてしまう)ことがあるんだけど、サンゴ砂とかよりは極端な影響が出ないからね。
礫(れき)と呼ばれる砂利は、大磯砂より水質への影響が少ないと言われているね。
少し細かくなっちゃうけど、田砂なんかもいいよ。
これは水質への影響がかなり少ないことで知られていて、見た目もなかなか爽やかだ。
コリドラス飼育なんかで人気だよね。
▼コリドラスってどんな魚?
>>コリドラスなめんな!コリドラスの飼育方法!お掃除屋さん?
まぁ、大磯、礫、田砂の中でどれか一つと言われたら…私は礫にするかな。
外国産グッピーを多めに飼う場合
外国産グッピーは弱アルカリ性の水に慣れているものが多い。
そういう場合は、あまり弱酸性に水が傾きすぎると調子を崩してしまうことがあるんだよね。
基本的な考えは国産と同じで、水質に影響のでない底床を選べば良いのだけれど、それでも心配な場合は、サンゴ砂を少量ずつ混ぜていってみたりするといいよ。
ただ細かすぎる粒だと、後で取り出せないから大きめのものを入れたり、ネットに入れてろ過器の内部に入れてみたりね。
そうやってまず一度、外国産のグッピーに生活条件を合わせてから、徐々に家の水に慣らしていくわけだ。
ただこれは、お店でどんな水質で管理をしているかにも関係してくる話だから、水質がわからない場合は必ず相談してから行おうね。
グッピーのメンテナンス用品
さて、最後に用意するのはグッピーのメンテナンス用品だ。
当然だけど世話をしなきゃいけないからね。
単純にバケツは必要だよね。
それ以外にもいろいろとあるから、1つずつ紹介していくね。
これは国産グッピーとか、外国産グッピーとかは気にしなくていいよ。
プロホース
これは水換えに使う道具だよ。
プロホースは水替えしながら底床に溜まった汚れを取り出せるというすぐれものだ。
グッピーは1匹ならそこまで水を汚す生き物ではないけど…増えてくると、糞の量がすごいことになるからね。
だからこれがおすすめなわけだ。
しなり S
グッピーをすくうためのネットだね。
まぁなんでもいいんだけど、目の粗いものだけはやめておこう。
グッピーの大きなヒレを傷つけるからね。
しなりはその名の通りよくしなるんだ。
使いやすいんだよね。
ただちょっと柄が短い気がするけど…。
コントラコロラインプラス
これは水道水に含まれるカルキ(塩素)を無害化するものだよ。
カルキは魚にとっては良いものではないからね。
予備の水温計
水換えの時に新しい水を用意するわけなんだけど、これって水槽の水と温度を揃えておかないといけないんだよね。
でもいちいち水槽から水温計外すのってめんどくさいじゃん。
だから余分に一つ買っておく。
ちょっと大きめが見やすくて良いよ。
産卵箱(隔離箱)
グッピーを繁殖させたいなら最初からこれを買っておくといいかもね。
親が子供を食べちゃうからね、ある程度大きくなるまではこういうので隔離するんだ。
いろんなメーカーから出ていて好き嫌いがあるんだけど、私はニチドウ ベビーボックスが好きかな。
あれ使いやすいし頑丈なんだよ。
まぁ、ベビーボックス・プラスのほうがもっと好きだけどね。
一応隔離箱は、以下の記事で真剣なレビューをしているから参考にしてみてね。
▼どこよりも熱いバトル!隔離箱のガチ比較レビューを見る!
>>熱帯魚隔離箱(産卵箱)最強決定戦!萌菜の辛口レビュー!
水槽の外にかけるタイプのサテライトも人気で使いやすいんだけど、冬場や夏場なんかは、水槽内とサテライト内の水温に差が出てしまったりするから気を付けて使わないといけないんだ。
グッピーを病気にさせない飼育をこころがけて
はぁなんか準備段階でもいろいろ考えることたくさんですわね…これで初心者向きとか…「どんだけ初心者にやらせるんだっちゅーの」ですわ…
仕方ないだろう?
もっと適当に飼えませんの?
ぶっちゃけ飼えるよ。
え!?ぷれ子さんらしくない発言!?
まぁほんと、長期間の維持とか、寿命まで生かすとか気にせずに、飼うだけならな。
まぁ「一時的に飼えている」って言ったほうがいいかもね。
そもそも、ちゃんとした管理の基本も知らず、どういう器具を使用しているかも理解していなかったら、何かトラブルがあった時に原因にすらたどりつけないよね?
(うわぁ…いつもどおりのめんどくささでしたわ…)
なんていうか私が毎回話が長くなってしまうのは、病気を出したりとかの…失敗をしてほしくないという思いからなんだ。
なんていうか、病気になると治すのが難しい、だから病気を出さないためにも、しっかりした飼育の土台をつくってほしいということだね。
ふーん、まぁ一理ありますわね。
まぁちゃんと飼育しているつもりでも、病気を出してしまったりするものだからね…結局そういう失敗を繰り返して…経験積んでいくしか無いんだけど…
それでも、哀しい経験は少ないほうが良いからな!
おお、なんか良い人みたいですわ!
まぁ…なんていうかさ、私も未だに失敗するし、壁にもぶつかるから…ある程度はしかたのないことだってわかっているんだけど…それでもさ、誰かに同じ失敗はしてほしくないわけだ。
みんな魚に魅了されて飼育を始めるわけだからさ。
なんか良い人みたいですわ!!
そ…そうかなぁ…いや…そういうのってさ、長く経験しているものの役目というか…(モジモジ)
照れてる姿はちょっとキモいですわ…
…
▼病気について学んでみよう!
>>症状から治療法まで!グッピーの病気・不調ガイド!
グッピーの飼育水槽をセッティングしよう!
さていよいよセッティングだね。
セッティングはいろいろと悩むこともあるけれど、一つづつ丁寧に行っていけばそこまで難しいものではないよ。
ヒーターとかは特に取り扱い注意なものだから、ちゃんと説明書を読んでからはじめようね。
やることは
- 水槽を配置する
- 底床に使う砂利を洗う
- 水槽に洗った砂利を敷く
- カルキ抜きをした水をはる
- 器具をセットする
- 器具を作動させる
という単純なものだよ。
それぞれのポイントをフィッシュさんに教えてもらおう。
教えてフィッシュさん「セッティング」
1.水槽を配置する
しっかりと安定した場所においてください。
気温が極端に上下するところや直射日光が当たる場所はさけてくださいね!
環境が不安定になるのです。
2.底床に使う砂利を洗う
水洗いですよー
バケツに入れてお米を研ぐ要領で濁りをとってください。
3.水槽に洗った砂利を敷く
静かに敷いてくださいなのです。
厚さは人それぞれなんですが3センチ前後を目安に考えてみてください。
ぷれちゃんは、汚れをためないための浅敷きといって1センチ程度しか敷いていないですね。
でもそれだと水草がちょっと植えにくいですので、いろいろ考えてみましょう。
4.カルキ抜きをした水をはる
カルキ抜きを適量使用してください。
5.器具をセットする
はい、正しく一個づづですよ!
セッティングして、確認が終わるまでは絶対稼働させないようにしてください。
6.器具を作動させる
はい、お疲れ様でした。
時間を置いてから水温計を確認したりして、ヒーターなどちゃんと作動しているか確かめましょうね!
うん、そんなかんじだね。
作業はじっくり丁寧に行おう。
ここまでできたら、器具は稼働したまま最低でも1週間は放置しようね。
グッピーの水温設定
グッピーの水温は通常時であれば26℃程度に設定しておくと良いよ。
グッピーを導入したばかりの頃は28℃と高めに設定して病気を予防する人もいるね。
水温を上げる時はいきなり上げないようにね。
例えば2℃あげたいのであれば、0.5℃づつ時間をおいてあげていくかんじとかね。
温度を少しあげたら、半日とか1日とかまって、慣らしておくんだ。
グッピーを購入!導入!
「購入!導入!」って韻を踏んでいるつもりですの?あまりに低レベルですわ。
いや…そんなつもりはないんだけどね。
さていよいよグッピーをゲットして水槽に入れるよ。
まず気をつけたいのは
- 一度に大量に入れない
ということ。
水槽をセッティングして1週間では、まだそんなに大量の魚を受け入れる準備が水槽の中にはできていないんだ。
水槽のサイズにもよるけれど、30キューブ水槽なら4匹程度からはじめてもいいくらいだよ。
グッピーは
- 身体に白い点がついている
- 尾鰭がボロボロだったり閉じてしまっている
- 水槽内に死んでいるグッピーがいる
というような場合は、病気の可能性があるから購入するのはやめておこう。
元気なグッピーでも、同じ水槽内にいるグッピーの様子がおかしい場合は、手を出さないほうが良いよ。
繁殖を考える場合はオスメスが入るようにしようね。
でも、メスの数に対してオスが多すぎるとちょっと良くないよ。
購入したグッピーは、速やかに、そして静かに輸送するんだ。
あんまり揺らしても駄目だし、直射日光に当てたり、車内に置き去りにしたらダメだよ。
通販の場合は着時間にちゃんと受け取ろうね。
この時に餌も一緒に用意しておくといいよ。
グッピーにオススメの餌については、以下の記事にまとめてあるから参考にしてみてね。
あげ方のコツなんかも書いてあるよ。
▼餌あげ方はいろいろ!?
>>餌マスターになれ!熱帯魚の種類別『餌』の種類と与え方!
グッピーの水合わせ
さて、グッピーが家に来たら水槽に入れるための「水合わせ」をしよう。
お店の水と、家の水には水温と水質に差があるから、いきなりいれてはだめなんだ。
まず第一段階は温度。
グッピーを購入した時の袋のまま浮かべて、そのまま30分~1時間程度まとう。
そうすると水槽の水と、袋の中の水の温度が揃ってくるわけだね。
そこまで待ったら開封しよう。
念のため袋の中の水温は必ず、水温計を使って確認しようね。
さて、今度は水質を合わせていくよ。
袋の中の水を5分の1くらい捨てて、同じ分量の水槽の水を袋の中に入れよう。
そして10分程度待ってから、同じ作業をやるんだ。
これを5回~6回程度繰り返して、袋の中の水を徐々に水槽の水へと変えていくんだよ。
一度にたくさんかえたり、ハイペースでやるとグッピーが水質の変化についていけないから要注意だ。
こうして水にならしたら、水合わせは完了だ。
グッピーを静かに水槽の中に放してあげよう。
先住の魚がいたりして、不安な場合は袋の中の水を水槽に出来るだけいれないように気を使うと良いよ。
魚だけをネットですくっていれるとかね。
袋の中ですくう作業が難しければ、一度バケツか何かに移してからやると良いよ。
さて、ここまでできたら、今日は照明はつけずにグッピーを落ち着かせて上げよう。
餌も翌日からだよ。
グッピーの世話と管理
さて、グッピーの世話をしようか。
基本的な世話は
- 餌やり
- 水換え
- フィルター掃除
だよ。
餌に関してはさっきも紹介した記事を参考にしてみてね。
▼グッピーの餌の種類もバッチリ!
>>餌マスターになれ!熱帯魚の種類別『餌』の種類と与え方!
次に水換えだ。
水換えというのはただ単純にやっていれば良いというものではないよ。
魚の様子をしっかり見て、その時々で量やペースを調整していかないといけないんだ。
ただ、そんなことを言われても
まったく意味がわかんないですわ!
となる人のほうがほとんどだと思う。
だから最初は
- 週1回 全体量の5分の1~3分の1
くらいを目安にしてみるといいんじゃないかな。
水換えの時にはプロホースで底の汚れも抜こうね。
もちろんこれで絶対大丈夫というわけではないけれどね。
最初に覚えておきたい考え方としては
- グッピーの数が少ない=水換えの量は少なめ
的なかんじかな。
飼育数が増えれば増えるほど、糞の量も多くなるからね。
基本的には、過密な水槽のほうが、管理は難しくなるんだ。
このあたりは経験していくにつれて覚えていけるものだから、少しづつ身につけていこう。
ただ
- 水換えに絶対はない
ということは忘れてはいけないよ。
さてもう一つの要素、フィルター掃除だね。
これも水換えのように感覚的なものだったりするよ。
もしかすると、初心者にとっては水換えよりも難しいかもしれないね。
今回提案したツインブリラントフィルター、実はこれは初心者からするとメンテナンスを考えやすいものでもあるんだ。
これはスポンジフィルターと呼ばれるタイプになるよ。
ツインブリラントフィルターは本当に昔からあって、信頼性も高い人気のスポンジフィルターなんだ。
そんなツインブリラントフィルターは、その名の通り、スポンジがツイン(二つ)だよね。
だから交互に一つづつメンテナンスすることで、バクテリア(スポンジに住んでいる水を綺麗にしてくれる存在)の急激な減少を抑えることができるんだ。
これを含め絶対、覚えておいて欲しいのは
- スポンジは一つづつメンテ
- スポンジは飼育水をバケツにとり軽く揉み洗い
- スポンジを掃除した日は大幅な水換えは避ける
ということ。
どれもバクテリアに対して気を使っている感じだね。
あとはペースなんだけど…これが本当に難しいね。
最初の頃は
- 月に一度スポンジ一つ
くらいで考えておくと無難かもしれないね。
スポンジフィルターの場合はもっと長期間放置することも珍しくないんだけど、長い間放置しておくと目詰まりをしてきて、メンテも難しくなるからね。
月一メンテをするなら、スポンジのもみ洗いは軽めでいいよ。
汚れをすべて取る感じではなく、軽く中に溜まったものを押し出す感じで、何回かもみ洗い。
むちゃくちゃ洗いすぎて、バクテリアが減少しすぎてしまわないようにね。
ある程度汚れが残ることは、別に問題は無いということも覚えておこうね。
むしろ少しの汚れは残して置かなければいけなかったりするよ。
魚の飼育の場合は、人間の部屋掃除と違って「汚れひとつない=良い状態」とも言い切れないんだよ。
この考えは、スポンジフィルターに限らずいろいろなろ過材の管理にも役立てることができるよ。
グッピーにオススメの水草
グッピーの飼育に昔からよく用いられてきたのはウォータースプライトだね。
これは浮かべておいても育つし、好む外国産グッピーの好む弱アルカリ性の環境にも合いやすい草だから昔から定番とされてきたんだよ。
弱アルカリ性で良い感じに育つ水草ってなかなか見つからないからね。
中性~弱酸性あたりであれば、大半の水草は育つから、国産グッピーや、中性の水になじんだ外国産グッピーの場合は水草の選択肢が増えるよね。
グッピーは水面付近を好む魚だからね、オスがメスを追いかけ回した時とかに良い感じで浮いてる水草が障害物になってくれるんだよね。
ただ水上葉(空気中に適応した葉)とかだと水中化させるのに時間がかかったりするから要注意だ。
スプライト系の水草は水上葉での販売が多いからね。
他にもよく用いられるのがマツモ。
これも浮かべておけば育つよ。
まぁ今紹介した水草は使いやすいからオススメだよってだけで、必ず必要というわけではないからね。
グッピーは卵胎生といって子供を産み落とす魚だから、日本のメダカのように卵を何かに付着させることがないからね。
水草は本当に色々な種類があって、育て方も異なるから下調べをしてから購入しよう。
グッピーは繁殖しやすい?
グッピーを語る上で繁殖の話は欠かせないから、少し触れておくね。
また別の機会に詳しく話そうと思うから、今日は基本的なことだけ覚えておいて欲しい。
▼早速別の機会がやってきたぜ!
>>グッピー繁殖方法!初心者でもできるテクニック教えるよ!
- グッピーは卵ではなくて子供を産む
- 子供は親に食べられたくなければ隔離
- 繁殖を止めたい時はオスメス別々に飼育
というかんじだね。
「お?このメス産むな…」と思ったらそのメスを隔離してもいいよ。
ただ隔離箱はそこまで広いものではないから、詰め込み過ぎはダメだよ。
親と一緒に泳がせる目安は、口に入らなそうな大きさになったらかな。
繁殖はグッピーの魅力の一つだから、是非体験してみてね。
ただ、増やし過ぎには注意だ。
グッピーの混泳
グッピーは意外と混泳注意な魚だということを知っているかな?
え?グッピーって大人しい混泳向きの魚なんじゃないんですの?
うん、そうだよ。
だからこそ逆に「他の魚にやられやすい」魚でもあるんだよね。
じゃあそのダメな例を紹介していくね。
フィッシュさんよろしくね。
教えてフィッシュさん「グッピーの混泳」
さてここからグッピーさんと良くないカップリングを紹介していきますです!
この中には、本当に良くない組み合わせもいくつかあります。
禁断の組み合わせを楽しむのは妄想だけにしましょうね。
・グッピー✕スマトラ
スマトラさんはヒレをかじっちゃいますからね!
・グッピー✕ベタ
ベタさんは他の魚に興味が無い…とよく言いますがそんなことありません。
特によく似ているひらひらした尾を持つグッピーさんは…狙われますね。
体格もパワーもベタさんのほうが上…すなわち…
・グッピー✕ヒマンチュラ・チャオプラヤ(などの肉食魚)
肉食魚はグッピーさんを食べてしまいますよ!
・グッピー✕プラティ(などの卵胎生メダカ)
実はですね、グッピーさんと同じような卵胎生メダカの中には、種類関係なく卵胎生メダカのメスを追い掛け回してしまうオスがいるんです。
グッピーのメスをプラティのオスがガンガン追いかける…
そうなるとメスは流石に弱ってくるのですね。
体格差ありますから。
まぁ絶対ダメというわけではないんですけど…
隠れ家とか、水槽に余裕がない場合は卵胎生メダカは一種にしておくのがベターですよ。
うん、ありがとうね。
卵胎生メダカ同士のトラブル。
これは意外と知られていないから気にしておくと良いよ。
卵胎生メダカとはグッピーさんやプラティさん、ベリフェラさんなどの「お腹の中で卵を孵し、子供を産む」メダカさんたちのことですよ。
有名な種類としては
・ブラックモーリー
・ソードテール
・ミッキーマウスプラティなんかがいますね。
>>熱帯魚図鑑:卵胎生メダカの仲間!プラティにモーリーなど
まぁいろいろな種類一つの水槽で飼うと、あちこちで繁殖が進むから、産卵箱の数も大変な事になるからね。
ここで紹介した以外にも、気の強い小型コイの仲間や、小型カラシンは避けておくと良いね。
ほんと、ヒレ齧る魚からするとグッピーは
ヒラヒラ、トロい、温和
と狙いやすい魚だからね。
初心者むけと言われる魚の中では、水槽内ではグッピーが弱者になることのほうが多いよね。
▼小型魚の混泳はいろいろと学ばなきゃダメ!
>>熱帯魚図鑑:飼いやすい小型カラシン(テトラ)!性格も色々?
>>ベタなめんな!熱帯魚ベタの飼育方法を覚えよう!
>>熱帯魚図鑑+α:アカヒレ、ダニオ、ラスボラ…小型コイの仲間
まとめ
さて人気者のグッピーの解説どうだったかな?
グッピーは「グッピーに始まりグッピーに終わる」と言われるくらいメジャーな魚だよね。
でも本当に深いんだよね。
グッピー道もはまると帰ってこれないよ。
「グッピーは遺伝子を飼う」
って気持ちになってくるからね。
グッピーさんの繁殖はとても盛んで、日々新しい品種が生み出されています。
このオスとこのメスをかけて…というような選別などを繰り返されているわけですね。
そうなってくると「遺伝」の話はどうしても避けられなくなってくるんです。
その道はとても深いので、専門書や、グッピーに強いお店や愛好家の人達に教わって学んでいくことになっていきますね。
そういう意味ではグッピーさんは超ベテラン向けの魚だとも言えるのです。
まさに「グッピーに始まりグッピーに終わる」ですね!
アクアライフという雑誌の連載「グッピーブリーディングノート」を読んでみるのも良いですね!
>>雑誌・書籍レビュー 一覧へ
ねぇぷれ子さん、増えすぎたグッピーってみんなどうしてるんですの?
まぁ、ワタクシみたいなお金持ちは水槽を増やして人を雇うだけですから、あくまで「一般の方はどうしているのだろうか?」という質問ですけどね!
キャハ!
(…腹立つな)うーんショップに引き取ってもらったり、友だちにあげたりかな。
でもグッピーって凄く増えるらしいですから、それ全部引き取ってもらうのって可能なんですの?
初心者のワタクシでも増やせたんですから、ちょっと技術ある人なら…
(…珍しく謙虚だな)うん、そうだね…たしかに難しい時もあるね。
近くに引き取ってくれるショップが無かったり、もらってくれる友達がいないなんてこともあるし、萌菜の言うとおり限度もあるからね。
※お店によっては引き取りをしていなかったり、引き取りできない種類もあるから事前に確認しよう!
ぷれ子さんも友達いませんもんね!
(…腹立つな)私はグッピーは普段はオスメス別々で飼ってるし、繁殖数は調整しているよ。
ふーん…ぷれ子さん、ワタクシが今聞いているのはそんな調整の話ではなくて「増えすぎた場合」の話であることくらいわかりませんこと?
(…殴りてぇ)うーん、まぁ言い方悪いけど、引き取り手がつくような高級でグレードの高いグッピーなら、どこでも手に入るレベルのものよりかはもらってもらえる可能性は上がるよね。
まぁ需要と供給のバランスかな。
もちろん引き取り依頼するにはマナーもあるからね。
いきなり知らない人が「グッピー増えすぎたんで!」とかお店に持ってきたら、流石にお店の人も困っちゃうよね。
お店も空き水槽とかの都合があるから「いつでも毎日引き取れるよ!」ってわけではないからね。
だから最初に、必ず相談しなきゃダメだよ。
だーかーらーワタクシはそういう話をしているのではなく…
うーん、難しい問題なんだよねこれ。
別に私もはぐらかしたい訳ではないんだ。
ある程度の数になったら、あえて子供を隔離せずにおいて、親が食べてしまうのを黙認して数を調整とかもあるね。
ふーん…なんか増えすぎるというのも考えものなんですね。
うん、なかなかね。
まぁ人によっては、増えすぎて困るなんてところまでは行けなかったりもするからね。
まぁどうにもならない時はまずはショップ…つまりプロに相談だよね。
近くになかったら、少し足を伸ばしてでも行くべきかな。
間違ってもそのへんに逃したりしては絶対にダメだよ。
例え冬を越せなくても、日本にない病気とかを自然界に持ち込んでしまうこともあるからね。
はーい。わかりましたわ。
そんな心配いらないでチュよ!増えすぎたらヒマチューに任せてくれればいいでチュ!
(まぁそういう選択も確かにあるね)
▼ヒマチューさんに任せたらどうなるのかわからない人はプロフをチェック!
>>キャラクター紹介ページヘ
グッピーの飼育繁殖に関する記事まとめができました! 初めて飼う人にもまぁまぁわかりやすく解説!! しっかりとおぼえて、グッピーを楽しんじゃおう! グッピーQ&Aもあるよ! >>グッピー飼育繁殖まとめを読む |