こんにちはぷれ子です。
今日のお話はカブトムシの飼育だよ。
成虫の育て方だけじゃなく、産卵させて幼虫を育ててまた成虫にするまでをお話していくつもりなんだ。
自然界で掴まえるときや、お店で買うときの解説もするね。
うん、今回はアクアリウムは全く関係ないよ。
この記事の目次
今夜カブトムシを見に行こう
いつもどおりのある日のこと…
今夜カブトムシを見に行こう!
突然立ち上がったと思ったら何を言ってるんですの?
え…カブトムシを見に行きたいなと思って…
ワタクシは虫嫌いですわ。
お…おい、カブトムシだって頑張って生きてるんだぞ?その姿を見たくないか?
ぷれ子さんも、たまにはいいこと言うものですわね。
わかりましたわ!
ワタクシもカブトムシ見に行くのに付き合いますわ!
おう!ありがとう!
で、どこいくんですの?森?
いや、ホームセンターだけど。
え!?
このくらいの時期だとさ、ホームセンターの店頭に並びだすんだよねカブトムシ。ほら行くぞ!
え!?
カブトムシを手に入れよう
さて、まずはカブトムシの入手方法だ。
今回はお店で買う場合と、自然の中で掴まえる場合を説明していくよ。
いろいろな注意点もあるから、しっかりと読んでほしいんだ。
捕まえてみよう!カブトムシ採集!
カブトムシは、日本の各地で意外と簡単に捕まえられるよ。
夕方あたりから夜、朝型などやや暗めの時間帯に行くとよく見つかるんだ。
季節的には早いと6月からゲットできるよ。
でも一番良いのは7月~8月頭くらいまでだね。
まぁこれはその年の地域や気温にもよってずれたりもするから、あくまで目安だけどね。
カブトムシを捕りやすいのは、雨上がりの蒸し暑い夜。
虫だけに、蒸し暑い夜がいいんだね!
恥ずかしいアホがいますわ。
あ…うん、ごめんね…
カブトムシを捕まえに行く時に、網は必須ではないよ。
あると便利だけど、意外と素手でも捕まえれるんだ。
捕まえたカブトムシは虫カゴとかに入れるんだけど…そこでいくつか注意があるんだ。
- 蒸れないように
- 足場を作る
- 一つのケースに詰め込み過ぎない
こんなかんじかな。
密封したり、通気の悪い容器だとカブトムシはすぐに弱ってしまうんだよ。
それに足場、ツルツルした場所だと落ち着かなくてムダに体力を使うんだ。
だから、プラケースのようなツルツルした材質のものを使用する場合は、枯れ枝か何かを入れておくといいよ。
枯れ枝はアリとかが付いている場合があるから注意しよう。
最初から園芸用の鉢底ネットをいれていくのもいいかもね。
ケースにゆとりをもたせるのは、足とかの欠損などを防ぐためでもあるんだ。
さて今度はカブトムシ採集の注意点を話そう。
まず
- マナーを守る
ということ。
進入禁止の場所や、採集禁止の場所は手を出さないようにしようね。
意外と「生き物を捕ったらダメです!」と言う場所はあるからね。
他にもゴミを捨てて行ったり、樹の枝を折ったり、植物を抜いたりとかはやめようね。
公共の場で、カブトムシを集めるためのトラップをつけて放置していくのもマナー違反だよ。
まぁ、こういうマナー違反は、大人の方が多いけどね。
逆に子供はどんどん昆虫採集をしなくなったよね。
うん、時代だねぇ。
次に、注意したいのは
- 怪我
だよ。
意外とね、夜の森は足元がすべったりして危険なんだ。
カブトムシはそんなに過酷な山登りをしなくても平地で捕れたりするけどね、そんな平地のちょっとした森で遭難とかしたくないでしょ?
だから湿った足元には注意して…暗闇の樹の枝には注意して…慎重にね。
そういうことを考えると、カブトムシ採集は
- 長袖長ズボンに軍手、首元にタオル巻いて足元はしっかりした靴
なかんじがいいよ。
さてまだまだ危険はあるよ。
それは
- 虫たち
だ。
特に気をつけたいのはスズメバチ。
あれは本当にダメ。
見かけたら静かにその場を離れよう。
スズメバチは黄色や黒、特に黄色と黒のシマシマの服とか見ると襲ってきたりするから、例え君がタイガースファンだとしてもその日だけは地味な格好をしていくべきかな。
そしてもう一つ注意して欲しいのがムカデ。
アレに噛まれると超痛いからね。
むっちゃ痛いよ。
ムカデは意外と素早く足をのぼってきたりするからね。
もしそうなった時は焦って落とそうとするとかえって刺激をして噛まれてしまうことがあるよ。
まぁ…焦るけどね。
倒木とかをひっくり返したりするときも注意が必要だね。
そんなかんじで暗闇では、周囲に注意するという事を忘れてはいけないよ。
カブトムシを買おう
さて「自然採集とか無理無理無理!」と思っちゃう人や「都会過ぎてカブトムシいないよ」っていうシティー派な人たちは。カブトムシを購入する事になると思う。
そんな人に向けてカブトムシの買い方を説明するよ。
いきなりひどいことを言うけれど、販売用のカブトムシってかなり適当な扱いを受けていることが多いよ。
もちろん、ちゃんと知識があって世話をしているお店もあるけれど、入荷したままの状態で放置しているお店もたくさんあるからね。
餌も、水分も補給しない。
そんな状態のカブトムシは、すぐに弱ってしまうよね。
弱ってしまったカブトムシは、回復すること無くそのまま死んでしまうことが多いんだ。
だからカブトムシを買う時はちゃんと世話をされていて、状態の良い物を買わなければいけないんだよ。
もしくは捕まえたばっかりのカブトムシとかね。
土もカサカサ、餌もカリッカリな乾燥状態の環境にいるカブトムシは要注意だ。
足などが欠けたりしていないかにも注目しようね。
餌にかぶりついているカブトムシか、それなりに動きがあるやつを選ぶといいよ。
まぁ狭いケースの中ではそんなに動けないけどね。
自信がなければ、ちょっと虫に詳しい人とか連れて行くのも良い手段だね。
まぁ詳しい人を連れて行くと大体
「カブトムシ?捕まえればいいじゃん!いこうぜ!」
というパターンになるけどね。
カブトムシの飼育環境
カブトムシの飼育環境、これはできればカブトムシをゲットする前に用意しておきたいね。
なんでかというと…
捕まえたり購入したカブトムシを狭いところに入れておくのは可哀想だからね。
まぁこれは、適正な環境じゃないと弱ったりしてしまうものだから、感情論だけで言っているわけではないけどね。
もし用意してなくて「あ、やべお店しまっちゃった」的な感じで環境用意できない人は、直射日光とかあたらない、室内の薄暗い所にできるだけ広めのいれもの(密封禁止!)にいれておいてあげよう。
温度が高くなりすぎると死んでしまうから気を付けてね。
あとはエアコンの風、これが直接当たらないようにもしよう。
餌がなければ、バナナとかリンゴいれておくといいかもね。
濡らしたティッシュをケースの隅っこにおいて湿度を維持してあげるのもいいよ。
ただし全面に敷くのはだめだよ。
掴まれる足場も必要だ。
まぁこれはとりあえずの環境だから、翌日には早起きしてカブトムシの飼育セットを作るためにお店を駆け回ろうね。
さて、前置きが長くなったけど、ここからカブトムシの飼育セットを準備していくよ。
プラケースなど
さて、これは飼育容器だね。
上がメッシュになっていると通気が良いから管理をしやすいよ。
まぁコバエとか気になる人は、コバエシャッターとかのちょっと特殊なプラケースを選ぶといいよ。
ただ通気がちょっと良くないから蒸れすぎてしまうのには気を付けてね。
逆に乾燥はしにくいけどね。
ケースを選ぶコツは
- 大きいこと
だね。
カブトムシってさクワガタとかに比べると、結構ブンブン動き回るからね。
大きな衣装ケースなんかを改造して使う人もいるくらいだよ。
昆虫マットなど
さてカブトムシには土が必要だよ。
よく潜るからね、わりとたくさん入ったやつを買おうね。
園芸用の肥料が入っていない腐葉土なんかも使えるけど、良くわかんない人はカブトムシ用に発売されている商品を使うのが無難だよ。
まぁ結構園芸用をカブトムシに使う人は多いから、園芸コーナーで聞くと「これいいよ!うちの子も使ってる!」と教えてくれたりもするけどね。
クワガタとかだと、このマット選びが結構シビアだったりするんだけどカブトムシはわりとなんでも産卵してくれるね。
ただ、それがそのまま幼虫の初期の餌になるからそれなりに「カブトムシの幼虫が食べる」ことを意識してあげないとダメなときもあるかな。
クワガタ用のクヌギマットとかだと、微妙に育たなかったりする時もあるからね。
止まり木とか枯れ葉とか
カブトムシって、ひっくりかえると起き上がるの下手だよね。
だからそういう時に足をひっかけれるような枯れ葉とかがあるといいよ。
枯れ葉は拾ってきてもいいし、買ってもいいよ。
クヌギとかの広葉樹のやつがいいね。
私はひろってきたやつは一度熱めのお湯につけて、ダニとかを落としてから使用しているよ。
止まり木とかを買ってきてあげるのもいいね。
餌皿
カブトムシの餌、つまり昆虫ゼリーをいれるやつだね。
カブトムシってさ、結構ゼリーだけだとひっくり返してしまうからね。
あると安心だよ。
複数飼育の場合は1個じゃなくて、2つとか3つ用意すると喧嘩防止になるからいいよ。
昆虫ゼリー
餌だね。
果物とかよりも管理しやすいからおすすめだよ。
夏の終わりとか近づくと在庫切れすることもあるからちょっと余分に買っておこうね。
霧吹き
カブトムシの管理で霧吹きは重要だよ。
だから、簡単なもので良いから買っておくといいかな。
「あ!家に霧吹きある!お母さんが園芸に使ってるやつ!」
なんてキッズもいると思うけど、ちょっと待って欲しいんだ。
園芸って、たまに霧吹きの中に殺虫剤いれて撒くことがあるんだよね…
うん、続きは言わなくてもわかるよね。
カブトムシの飼育環境作り
さて道具が揃ったらカブトムシの飼育環境を作るよ。
まぁひとことで言うと、土を程よく湿るようにこねこねしていれるだけだよ。
え!?土をこねこねなんてしたくないですわ!手が汚れますわ!
うん、おまえはもうカブトムシ飼うな。
カブトムシの飼育は、土との対話になるからな。
さて、じゃあここからちょっと詳しく説明していくよ。
段階としては
- 土を程よく湿らせる
- 土を少し固めに詰める
- 土を柔らかめにいれる
- 他のものをセット
というかんじだね。
さて順番にポイントを見ていこう。
土を程よく湿らせる
これ超肝心だよ。
他の作業よりこれが一番大事。
注意したいのは
- 湿らせ過ぎに注意
ってことかな。
やり方としては新聞紙か何かの上に土、つまり腐葉土とかマットを広げて、霧吹きでシュッシュ。
そして少し土を軽くまぜまぜして、またシュッシュ。
そうやって土を「ギュッとお団子に握ったときに軽く固まる感じ」にするんだ。
ビチャビチャはダメだよ。
この状態を作るために霧吹きでシュッシュしていくんだよね。
そうすればやり過ぎにはならないからね。
土を少し固めに詰める
さて、程よく湿った土を飼育容器に入れていくよ。
まずある程度飼育容器に入れたら。手のひらでグッグッって上から押して欲しいんだ。
あんまりガチガチにしなくてもいいけど、それなりに固めてほしい。
まぁ腐葉土なんて、結構力入れて固めてもそこまでカッチカチにはならないものだから、あんまり神経質にはならなくていいよ。
こうして固く詰めていく深さは最低でも5センチくらいだね。
私はもう少し深めにするかな。8センチくらい。
土を柔らかめにいれる
さて、今度は土をふわっといれていくよ。
押し固める必要はないからね。
私はこれは5センチ位にしているかな。
全体で10センチ位は深さがほしいからね。上手く調整しようね。
細かい話だけど、土の表面から蓋まではある程度ゆとりがあるといいよ。
これも10センチ以上あるといいね。
他のものをセット
ここまでできたら、あとは餌皿おいて、枯れ葉とか止まり木をいれておわりだよ。
昆虫ゼリーもいれておこう。
カブトムシの飼育容器の置き場所
さてカブトムシの飼育容器の置き場所の話をしようね。
自然界と違って、狭くて逃げ場のない飼育容器は置き場所を間違うと地獄になるからね。
凄く大切だよ。
ポイントは
- 直射日光が当たるなどで暑くなり過ぎない場所
- エアコンの風が直接当たるなど冷えすぎない場所
というかんじだね。
温度というものに注目しながら置き場所を選ぼうね。
カブトムシの日常管理
さてカブトムシの日常管理だよ。
カブトムシの日常管理はとてもシンプルなもので、餌(昆虫ゼリー)の交換と霧吹きくらいだ。
霧吹きはカブトムシに直接かけないようにして、土の湿り気を維持する感じで行おう。
通気性の良いケースの場合はこまめに。
そうでない場合は、回数が減るから注意してほしいかな。
クーラーのせいなどで乾燥する場合は、ケースの壁面にも霧吹きをしてあげると良いよ。
カブトムシを産卵させてみよう!
カブトムシ、どうせ飼うなら増やしたいですわ。
どうしたら産卵するんですの?
え?
普通にさっき教えたようなセットでオスとメス飼育していれば増えるよ。
え!?もう少し親切に教えてくれる気はないんですの?
え…だって本当にそうなんだからさ…
まぁ強いていうなら
- ケースはゆとりを持ったサイズに。
- メスに対してオスの数は少なめ、できれば1ペアか、オス1のメス2
というかんじかな。
オス同士は結構喧嘩するからね。
まぁ衣装ケース飼育とかで広い場合は何ペアかいけるけどね。
ふーん、なるほどですわ。
ま、ワタクシはカブトムシを飼育する気がないから別にどうでもいいんですけどね!
(このやろう…)
カブトムシの幼虫を育てよう
これは夏の終わりごろの話だね。
カブトムシの親は一夏で死んでしまうんだけど、その後に土を捨てないようにしないといけないよ。
中には卵があることが多いからね。
メスだけ飼育していても、家に来る前に交尾を済ましている場合は産むから注意してね。
土は乾燥をさせないように維持しよう。
親が死んでしまったら、死体はすぐに取り除くんだ。
昆虫ゼリーに餌皿、止まり木なんかも必要ないから取り出しておこう。
このあたりのものをしまう時は、一度天日に干してしっかり乾燥させてからにしようね。
その前に熱湯につけてもいいね。
もっと確実な方法を取りたかったら「メスが土によく潜る」ということを目安に、たまに卵を探してみるんだ。
白い丸い、お米よりちょっと小さいくらいのものがそうだよ。
見つかったら別の容器にマットを固く詰めて、そこに指で穴をあけて卵を置いて、上に柔らかく土をかぶせておこう。
乾燥に注意して維持するのはこれも一緒だよ。
一つのケースにたくさん入れ過ぎないようにね。
ある程度のゆとりは大切だからね。
カブトムシの幼虫がうまれた時の育て方
さてその卵、いずれ孵化をするよ。
卵が孵化をしたら、基本的な管理は卵の時のように湿度を維持してあげる感じだよ。
あとあまり高温にならないようにね。
カブトムシの幼虫は腐葉土のようなものを食べて育つから、幼虫の身体に大して、ゆとりのある広めの容器でゆとりをもって飼育しておいてあげたいんだ。
小さうちは、小型の容器で管理してもいいんだけど…正直、衣装ケースのような大型の容器に大量の土を入れて管理するのが楽だよ。
あ、発泡スチロール製はだめだよ、幼虫がね、食い破る。
ただ室内だとそういうことができない人もいるだろうから、まぁ大きめのプラケースを用意する感じが良いんじゃないかな。
幼虫の数が多い場合は、成長に合わせて容器の数を増やしたりね。
プラケースは同じものなら大体重ねて置けるから、場所の問題も解決だ。
プラケースの大と言われるサイズで、最終的なサイズになった幼虫4~5匹がギリギリ限界かなぁ…ってくらいの感覚で考えてみてね。
正直もう少し少ないほうがいいね。
小さな幼虫の場合はちょっとしたコツがあるから、それをフィッシュさんに教えてもらおうか。
小さな幼虫はですね、目の粗いマットだと食べれないことがあるのです。
だから細かいマットや、腐葉土をふるいにかけたりして細かめにしてあげるとよく育つんですよ!
うん、ありがとうね。
そして置き場所も大事だよ。
カブトムシの幼虫は、当然四季の中で育つからある程度置き場所を選ぶ必要があるんだ。
でも実はそこが落とし穴。
土の中って、意外と冬でも温度が保たれているんだよね。
特に腐葉土なんてね。
冬に腐葉土の中に少し深く手を入れると、意外と寒くないって経験、あるでしょ?
普通そんな経験ありませんわよ…
あ、あれ…そうかな?まぁいいや続けるね。
でも、温度が保たれるというのは自然界のびっくりするくらい大量の土がある場合の話。
飼育下だとどうしても土の量に限度があるから、あんまり温度変化の激しいところにおくとダメになってしまうことがあるんだ。
だから容器が小さい場合は室内で、温度変化の少ない場所に置くといいよ。
ベランダとかで管理している時は、できるだけ容器を大きく、そして容器の周りを保温シートとかでカバーすると安心だ。
日が当たりすぎる場合は逆に高温が怖いから、板を置いたりして日除けしてあげたりしようね。
それと室内で、冬期に暖かくなる、つまり人の生活するような場所だと温度が高すぎる場合があるから、そういう時は置く場所を移動したりしてみよう。
カブトムシの幼虫の餌の管理
さて今度はカブトムシの幼虫の餌の管理だよ。
さっきも話したみたいにカブトムシの幼虫は腐葉土などを食べて育つよ。
だからこれをしっかり管理してあげる必要があるんだ。
まず乾燥の防止ね。
「あ!カブトムシの幼虫のこと忘れてた!」
なんてことがないように、こまめに湿り気の具合は注意しておこう。
次に交換だね。
腐葉土は当然、カブトムシの幼虫の糞(臭くないよ!)にかわっていくんだけどそうなってくると、食べるぶんがなくなってしまうよね。
糞が多くなってきたら、交換してあげようね。
糞はコロコロとしているから意外と見分けがつきやすいよ。
カブトムシの幼虫はよく食べるから成長期である9月から11月頭くらいまでは月に1回とか交換が必要な時があるよ。
それがめんどくさい人は大きめの容器に少なめの幼虫を入れておくと、ペースをかなり減らせるね。
私は昔、カブトムシ増やしまくってた頃は、衣装ケースより大きなコンテナをホームセンターでかってきて、大量の腐葉土ザバーしてそこで飼っていたね。
まぁ、私は土の交換作業は好きだからサボりたいわけではないんだけどね…なんていうか大量の腐葉土があると環境も安定しやすいからって理由かな。
腐葉土の交換は、全部でなく部分的に追加したりする時もあるね。
管理している温度にもよるけど、寒い時期は活動が鈍って食べる量が減るから、交換はあまりしなくてもいいよ。
冬場の交換は掘り出した幼虫を寒がらせないように気を付けてね。
古いマットを一時的に他の容器に移してそこにいれておくといいよ。
あ、幼虫を探す時は、スコップとか使わないでね。
柔らかいからさ…そっと素手でやらないと…うん…凄いことになる可能性があるよ。
幼虫を戻す時は土の上においてあげれば勝手に潜っていくから大丈夫だよ。
あ、あと幼虫がマットの表面から出てきてしまう時。
これはなんか環境が悪い時だね。
糞が多かったり、乾燥しすぎていたり。
糞が多い場合は交換。
乾燥しすぎている場合は幼虫を取り出し、一度ゼロからマットを霧吹きで湿らす作業をした方がいいよ。
極端に乾燥していると上から水をやっても、よくない溜まり方する時があるからね。
カブトムシの幼虫は共食いをするの?
これはたまに聞かれるけど、カブトムシの幼虫は意外と共食いをしないよ。
ただ過密な状態だと、傷つけ合ったりしてしまうけどね。
あ、クワガタは結構共食いが多いから注意してね。
カブトムシが蛹になる頃
さて、カブトムシが蛹になる時期の少し前、つまり4月末~5月前半くらいには一つ準備をしなければならないんだ。
それは、蛹を作りやすい環境づくり。
餌(腐葉土やマット)の交換をかねて一回、古い土とカブトムシの幼虫を出して、容器の底にガッチガチに新しい土を詰めてほしい。
そうガッチガチにだ。
10センチ位は欲しいんだけど…まぁ最低でも5センチ位はガッチガチにしておこう。
そのうえにふわっとね、土を追加して幼虫を戻してあげよう。
カブトムシが蛹になったら、基本的に慣れていない人は手を出さないほうがいいよ。
土の交換もせず、ただ湿度を維持して羽化して地上に出てくるのを待とう。
ここでとても大事な話があるから、フィッシュさんに教えてもらおう。
実はカブトムシさんは、室内飼育や気候の都合等で温度が高いと自然界よりはやく蛹になっちゃうのです。
だからそんな時は、今解説した作業を少し早め、三月の後半くらいに終わらせておきましょう。
うん、そうだね。
もし万が一カブトムシの蛹を掘り出してしまったら人工蛹室を作って管理するといいよ。
一番簡単なのがトイレットペーパーの芯や紙コップを使う方法だよ。
マットの中に、トイレットペーパーの芯(紙コップの場合は底を抜いて筒状にして)をさして、その中にカブトムシの蛹を頭を上にしてそっといれてああげよう。
筒の周りにはあるていど土を盛っておくと湿度が維持しやすいよ。
乾燥を防ぎたい時は、カブトムシの蛹に霧吹きをかけないようにして、その周囲の土を湿らすんだよ。
人工蛹室の作り方はいろいろとあり、それぞれにメリットデメリットがあるから、いろいろ考えてやってみると良いよ。
ただ、蛹を触りすぎないようにね。
まとめ
カブトムシの飼育は、繁殖を成功させれば一年通して楽しめるものだよね。
うまくやると結構増えるからね、びっくりするよ。
カブトムシの幼虫ってさ、意外と可愛いんだよね。
まぁ土の中にいるからマット交換するときくらいしか見えないけどね。
おじゃましまーすですわ。
あー適当に座っといて。
はーい、あいかわらず座る場所の少ない狭っ苦しい部屋ですわ…
あ!ゼリーがありますわ!いただきまーす!
ちょっとまて!それカブトムシ用だぞ!
え!?あぶないあぶない…食べるところでしたわ…
(人の家に置いてあるもの勝手に食おうとするなよ…)うん、食べてもあんまり美味しくないからな。
ん?どうしてそんなこと知っていますの?
まさか…ぷれ子さん…食べたことが…
たたたたた…食べたことなんてないぞ!ないんだぞ!な…なんとなくイメージだよ!!イメージ!!
※良い子のみんなは、カブトムシ用ゼリーは食べたらダメだぞ!
▼昆虫採集にでかけてしまうのか?そうなのか?
>>夏休み企画!日本のカブトムシ、クワガタ図鑑!昆虫採集にも!
あっ、昆虫ゼリー‼
…間違えて食べたことがありますw
コーラ味だと思って食べたら黒糖の味がしてマジにびびりましたww
カブトムシの幼虫飼育をしているのですが、とても役に立ちました❗ありがとうございました。
ユウトさんこんにちは、このサイトの数少ないカブトムシ記事を認めてくれてとても嬉しいよ!
昆虫ゼリーを間違って……びっくりするねそれは!