種類別でおすすめ！熱帯魚の水槽のろ過フィルターとろ過材！

ねぇプレコさん、６０センチ規格水槽におすすめの外部式フィルターってあります？

うん、あるよ。

エーハイムのクラシックフィルター。６０センチ規格水槽なら２２１３だね。

あれ珍しいですわね、ぷれ子さんが一言で言い切るなんて。

うん、まぁ他のメーカーのもいいけど

• 価格
• 信頼性
• 堅牢性
• パーツの豊富さ
• 静かさ

と考えると、結局クラシックフィルターをおすすめすることになるよね。

そうなんですの？

うん、クラシックフィルターの形がつくられたのはかなり古いからね。
未だにそれが現役ってことは、つまり圧倒的なシェアを誇るってことになるよね。
そのおかげで、情報も、評判もたくさんあるんだよ。
これは他の外部式フィルターでは追いつけない差だよ。

なるほどですわ。

もう少し突っ込んだ話をすると、クラシックフィルター愛好家の世界ではクラシックフィルターに「旧」と「新（現行）」って呼ばれるものがあってね。

（クラシックフィルター愛好家ってなんですの…）ふむ、新ってのは今販売しているクラシックフィルターですの？

うん、現行の商品だね。どこでも手に入るクラシックフィルターね。
それで旧ってのが「Made in W.-Germany （西ドイツ製）」の刻印付きのやつだね。

え！？西ドイツってもうないですよね。

うん、かなり前にね。
それが未だにちょっとしたパーツ交換だけで、現役で流量が落ちないから化物扱いされているよ。
もはやアクアリウム界のオーパーツだね。

へぇええそれは手に入らないんですの？

うん、もう生産している所が違うからね。
まぁ現行のクラシックフィルターも使いやすさはそのままだね。
噂だと耐久性が西ドイツ製に比べると落ちてきたって言われているけど、今のところ私は不満はないね。
現行に西ドイツ製みたいに化け物じみた耐久性がなくても、充分長持ちする頑丈なフィルターだからね。

あ、もしかしてぷれ子さん…

うん両方もってるよ。
まぁ、今の世の中でクラシックフィルターといったらこの「旧」は出てこないものだと思えばいいよ。
現行のものも、充分すぎるくらいレビューが存在するから参考にしてみるといいんじゃないかな？

ふむ、クラシックフィルターはとにかく歴史あるフィルターなんですね。

うん、そうだね。２２１３以外にもいろいろサイズ展開しているから選びやすいってのもあるね。

これはなんですの？
２２１３に似てますけどちょっと違いますわ。

うん、これはエーハイムの５００。
なんていうか安い版の２２１３ってかんじかな。

へぇ。

２２１３に比べると気持ち音が大きい気がするね。

ふむ、確かに。
でも気になるほどではないですね。

うん、外部式フィルター自体が静かなのが売りでもあるからね。
やっぱりエーハイムの技術はすごいよ。

２２１３と５００、どっちがいいんですの？

うーん私は２２１３派だけど、正直５００でもいいと思うよ。
あ、５００は２２１３と違って５０Hz（東日本）と６０Hｚ（西日本）があるから購入時は間違わないようにね。
２２１３も昔は別々だったんだけど、今はヘルツフリーだね。

なるほど、そのぶんお安いんですかね？

うーんそこまでの事情はわからないけどね。まぁ２２１３のほうが静音性が高かったりする部分ではコストが上なんだろうね。

こっちの黒いのはなんですの？

黒というか紺色だろ？それはテトラ社のVX-75だよ。

（細かい人ですわね…）あ、エーハイムじゃないんですの。

うん、これもなかなかいいよ。

２２１３とガチ比較してくれません？

え…難しいこと言うな。
まぁ私的には２２１３のほうがメンテナンス性も高くて自由度が高いから好きかな。
ただ人にすすめるならどっちか悩むね。

どうしてですの？

うん、VX-75はろ過槽の中が、３つのケースに分かれているから、初心者の場合はろ過材の管理がしやすいんだよね。
それに最初から付属するろ過材がけっこう使いやすい。
そのままいけるくらいだね。

２２１３は付属のろ過材はだめなんですの？

いや、そんなことないけど、VX-75みたいにリングろ材とかはついてこないね。

ふむ、お値段もこっちのほうが安いですね。

うん、そうなんだよ。
そして流量もなかなかあるし、良いフィルターなんだよ。

へぇ、話だけ聞くとなんか２２１３より良い気がしますわ。

それはちょっと違うからややこしいんだよね。
２２１３にはダブルタップっていうホースを分断するパーツがついてくるんだけど、それがVX-75には無いんだよね。

ふむふむ。じゃあVX-75にダブルタップとやらをつければいいんですの？

まぁそれもありだね。ただVX-75もホース部分だけ独立して外せるようになっているから、極端に劣るわけではないよ。
VX-75は本体部分からホースを切り離すからね、配置する環境によってはそっちのほうがやりやすいんじゃないかな？

うむむ、好み次第というかんじですわね。

うん、あとは構造が２２１３のほうが単純だね。まぁここも好みかな。

ふむ。

中にある３つのろ過材ケースが、人によっては邪魔にかんじるだろうし、人によっては便利に感じるだろうしさ。

ふむふむ。

あ、強いていうなら、付属のろ過材も、使えるは使えるけど、抜群に良いというわけではないから、別のものを買って使いたい人にはVX-75は無駄が多い。

なるほど。

うん、VX-75の付属のろ過材って寿命が短いものが多いからね、後々純正を買って交換していくと案外コスパ悪いんだよね。
だからいずれは別のものに買い換えるハメになる可能性が高いんだよ。

あー長く使うものですものね。いずれ替えるんだったら最初から好きなろ材を買おうってなるわけですね。

うん、あと消耗品のウールマットとかは中の形状が特殊でちょっと大きいから、他社製品の流用が２２１３に比べるとやりにくいよね。

VX-75のほうがおデブちゃんですもんね。

うん、逆に２２１３に付属のろ材は、シンプルなものがついているだけだから、消耗品が余分についてくるという感じで後々使えるんだよ。

なるほど。

まぁ２２１３を持ち上げる結果になっちゃったけど、初心者への優しさはVX-75のほうが上な気がするね。

ふむ、まとめると？

正直、２２１３とVX-75は、自分の感覚で惹かれる方を選べばいいと思う。どちらも良いフィルターだよ。ってかんじかな。
ただVX-75は2213に比べるとどうしても歴史が浅いから、シェアが小さいよね。
お店によってはパーツがなかったり。
そこは考慮しておくといいよ。

ぶっちゃけぷれ子さんのオススメは？

え？それ言わせる？

あたりまえですわ。

うーん、私の趣味も入るけど
ろ過材について勉強して、別売り購入する前提で２２１３かな。

結局そうなるんですのね！

うん、他の二つも悪くないんだけど、２２１３がねある意味異常なんだよ。
他の製品に比べて、歴史が長すぎる。

確かに圧倒的ですわね。

うん、ここまで長い期間変わらない姿で愛されているわけだからね、そりゃ圧倒的にもなるさ。
シェアが大きいってことはパーツも手に入りやすいし、使用者の声も聴きやすい。
これはかなりありがたいことだよ。

なるほど真理ですわね。

うん、エーハイムの５００が人気なのも、正直２２１３にかなり酷似していて微差しかない商品だってことが大きいんじゃないかな？

確かにありそうですわ。
ところでエーハイムの他の製品はどうですの？

ああ、クラシックフィルターとか５００以外のものね。
あのあたりに関して一言で言うなら、高いけどいいものだよ。
ってかんじだね。

うわぁ…また身もふたもないことを…

上部式のおすすすめかぁ…

えらく悩んでますわね。

うん、そうなんだよねぇこいつは結構悩むんだよ。

強いていうなら？

まぁ６０センチ規格水槽なら、GEXのグランデカスタム６００かな。

ふむ、なんでですの？

これはね価格のわりにろ過槽が大きいんだよね。

あーほんとですわね。

うん、上部式フィルターの一つの魅力がろ過材をたくさんいれれるってことだからね。
まぁこいつはちょっと特別だけどね。
普通に飼育するならここまで大きくなくてもわりといけちゃうかな。
でもこれだけ大きいのはやっぱり魅力だよね。

ふむ、大は小を兼ねる的な。

うん、そうだね。まぁ大きければいいってものでもないけどさ。
ただ、他の市販品でこのグランデカスタムみたいなことやると改造しないといけないからね、それがいらないってのはなかなかおもしろいよ。

そういえば上部式って大型魚でよく使われていますわよね。

うん、大型魚は単純に大きいからすぐ汚れるからね。手入れのしやすい上部式が人気になるんだよ。

なるほど！で？大型だとどんなのがいいんですの？

ああ、レイシーポンプを使ったちょっと特別なやつがいいよ。

れいしー？

うん、レイシーポンプってパワフルなポンプを使ったものがね、あるんだよ。

見たことありませんわ！

うん、ホームセンターとかにはなかなか無いね。大型魚に強いお店とか、海水魚をやってるお店とか、まぁ要は一部の専門店にしか無いような商品ね。

へぇ～。

大型魚だからね、ポンプもパワフルなのがいいよ。
レイシーポンプは安くはないけどやっぱり違うからね、気になる人は探してみるといいよ。

グランデカスタム…確かにいいですけど、良く考えたら今はここまでたくさんろ材の入る物はいらないですわ。

うん、ならグランデ６００Rは？

ん？あれ普通ですね。

うん、これさ、後々ウェット＆ドライろ過槽ってやつ買えば載せれるんだよ。

後々カスタムできるということですわね！

うん、そうだね。結構面白いでしょ！

ええ！

なんかいろいろなレビューを見ているとGEXのグランデって人気ですのね。

うん、人気だよ。ろ過槽が大きいからね。
９０センチ水槽用のグランデ９００もなかなか評判いいでしょ？

ふむ、なるほど、でも上部式フィルターって音がうるさいですわね。

うん、寝室だと辛いって人は多いかもね。
モーター音だけでなく、構造上水が流れる音がするからね、これが苦手な人が多いんだ。
レビュー見たりする時は、そのあたりを勘違いしないようにね。

ぷれ子さんは平気ですわよね？

うん、むしろ好きだね。どうしてわかったんだ？

（どう見ても好きそうですわ…）

底面式フィルターってよくわかんないですわ。

うん、じゃあ説明していくね。
とりあえず生物濾過ってわかるかな？

それ、ワタクシがわかるわけない事わかって聞いてますわよね…性格歪んでますわね…

（そんなつもりはないんだけどな…）う…うん。
生物濾過ってのはさ、簡単に言うとバクテリアが、魚の糞とかいろいろなものを分解してくれるってことね。

随分簡単に言いますわね、まぁそれはなんとなく知ってますわ。

うん、まぁ深く語ると難しくなるからね。

じゃあとりあえず簡単によろしくおねがいしますわ。

うん、わかったよ。
まぁ、そのバクテリアって水中よりも、酸素をよく含んだ水が循環している中にある固形物の表面とかにひっついてたりするぶんのほうが多いんだよね。

ふむ、ろ過材とかそうですわよね？

うん、ろ過器の中って大体

• バクテリアの住処になりやすい生物濾過用のろ材
• 物理的なゴミをとる物理濾過用のろ材

で構成されるからね。

でも底面式フィルターって、ろ過材ないですわよね。

うん、底面式フィルターは、水槽の底に敷いて、その上に底床を敷くんだよね。
そして作動させると、底床の間を水が巡回するから…

あ！そこにバクテリアが！

そういうわけだよ。だから大量の底床がろ過材代わりとなるわけさ。

それで安価でろ過力が高いというわけですわね！

うん、正解。だからさ、底面式フィルターってある程度の厚さまで底床を敷かないとあんまり威力を発揮しないんだよ。

なるほど…

そうやって聞くと底面式フィルターって簡単そうですわね。

うん、水槽の立ち上がりも速いからね。
コレは凄いシステムだよ。

初心者にオススメ！ですわ！

いや、そうでもないんだよね。

え？なんでですの？

メンテナンスがちゃんとできないと大変なことになるんだ。

ん？

まぁ底面式フィルターってさ、ようは水槽の底に敷くスノコみたいなもんじゃん。

ええ。

ただ底面式フィルターの中は空洞だよね？

そうですわね。

底にゴミが溜まると…

流れが悪くなりそうですわ。

そうなんだよ。

どうやってメンテナンスしたらいいんですの？

プロホースみたいなサンドクリーナーで定期てきに汚れを抜けばわりともつよ。

ん？もたなくなること…あるんですの？

うん、あるよ。どうしても底面式フィルターの中に汚れって溜まるからね。取りきれるわけではないんだよ。

確かに、全部は無理そうですわ。

そう、それが積もり積もると、一気に調子を崩すことになるね。

うわ、怖い。

しかも何が怖いって、その崩壊するまでの時間が割りと長いことだよね。

それの何が怖いんですの？長く安定するならいいじゃないですの？

短期間でダメになるならさ、わりと目安も立てやすいじゃん？
でも長期間安定しているものって、環境によっての差が大きいってことにもなるから…

ん？

例えば、同じかんじでセッティングしたのに、Aさんの家では２年もったけど、Bさんの家では半年でだめになったなんてことも出てくるんだ。

あー！そんなに差がでると目安もたてれないですわね。

まぁもっと言うと、底面式フィルターの中は見えないからね。埋まってるから。
だから限界が来ていたりするのに気が付きにくいってこと。

なるほどですわ、そのあたりは経験と勘がものを言いそうですね。

うん、だから安価で濾過力が高くても微妙に普及しきれないところがあるんだよね。

底面式フィルターってビーシュリンプの飼育でよく使われていますわよね。ビーシュリンプ飼う人ってみんな貧乏なんですの？

いや、むしろお金ある人のほうが多いんじゃない？ビーシュリンプってグレードの良いやつ買うと、結構高いからね。

あれ？ならなんで底面式フィルターを？あれは貧乏人の味方ですわよね？

その発想はおかしいだろ…
まぁ、さっきも話したみたいに、環境が安定しやすいんだよ。
特にビーシュリンプでよく使われるソイルって底床は、中が多孔質になってるからバクテリアが定着しやすいんだよね。
だからソイルの力をがっつり引き出すために底面式フィルターにしてるって人が多いんじゃないかな？

まさに適材適所！さすがお金持ち！賢いですわ！ワタクシみたいに！

（こいつ、話に飽きてきてるな…）
うん、ただソイルってさ潰れやすいから、砂利ほどプロホースとかをガンガン当てれないんだよね。

あら、そうなると掃除しにくいですわね。

うん、だから底面式フィルター＋ソイルって組み合わせは、砂利で使う時とぜんぜん違う意識で見たほうがいいんだよ。そこがわかってないと、失敗する可能性高いね。
例えば、ソイルから汚れを抜く時は優しくするってこととかね。

なるほどですわ。でも最終的にダメだーって時はどうしたらいいんですの？

リセットかな。

リセット？

ソイルを抜いて、大掃除ついでに入れ替えるんだ。

ひゃー大変そうですわ。

うん、慣れていないと大変だね。そういうのが嫌な人は底面式フィルターを避けることもあるね。

あれ？ビーシュリンプなのに？

別にビーシュリンプ、底面式フィルターじゃなくても飼えるからな。

あら？そうなんですの？

おまえはビーシュリンプをなんだと思っているんだよ…
まぁ、底面式フィルター＋ソイルのろ過力は半端ないものだから、使いこなせたらかなり良い効果は出るけどね。
あと、この組み合わせは稚エビを吸い込まないから安心ってのも大きいね。

ふむ、ならアクアリウムにおけるフィルターは、リセット前提の底面式フィルター＋ソイルが最強ってことですの？

いや、違うよ。
そもそもソイルと相性の悪い魚もいるし、底面式じゃないほうが飼いやすい魚もたくさんいるからな。
要は適材適所だ。

難しいですわね。

まぁ、仕方ないよ。なんにでもメリットデメリットはあるからな。

底面式フィルターって完全に隠せるから水草水槽に良さそうですわね！

意外とだめなんだよ。

え？なんでですの？

根っこはるじゃん。
それに水草あるとサンドクリーナー当てづらいじゃん。

あ…

そろそろ頭痛くなってきましたわ…

じゃあここでまとめてみようか。

というかんじだね。
まぁ正直もっと語りたいんだけども。

うむむ…疲れましたわ…

じゃあ底床による差から話していこうか。
ソイルはさっき話したから、他のやつ行くよ。

（…まだ続くんですの？）

これは正直一番メンテナンスしやすいよ。

砂利だと底面式フィルターの中に崩れて入り込むこともないし、目が粗いからサンドクリーナーもかけやすいんだよ。

粒が大きいと通水もしやすいから環境も悪くなりにくいからね。

（あ…はい…そうですね）

これはちょっとおすすめできないよ。

隙間に入っちゃうからね。

細かすぎると通水も悪いから、相性が良くないね。

（あ…はい…そうですね）

砂利と違ってこのあたりは多孔質、つまり一粒一粒にたくさん穴があいているんだ。

つまり表面積が圧倒的に広くなるわけだよね。

だからバクテリアも住みやすい。

ただこれが弱点にもなりがちだ。

底面式フィルターは常に底床に通水させるから、この穴が目詰りしやすいんだよね。

そうすると良くない結果になることもある。

そうならないようにはやっぱり、しっかりとしたメンテナンスが必要になるんだよ。

（あ…はい…そうですね）

はぁ、もう疲れましたわ…限界…

最後にオススメの底面式フィルターいくよ！

え！？明日にしません？

だめだよ。
まぁ底面式フィルターはいろいろとあって、どれも良い所悪いところがあるんだけど…

まぁ…それは仕方ないですわよね…

私のオススメは
コトブキのボトムボックス
だね。
これはさ、箱型になってるから中に砂利とかが入り込みにくいんだよ。
それにエアーストーンを使わない仕組みだから、抵抗が少なくてパワフルなんだよね。
エアーストーンの目詰まりもないし。
別途でエアーポンプを用意してつなぐというシンプルな構造もいいね。

あれ？

萌菜？聞いてるか？

もう少しまじめにやりやがれでチュ！

おいマニア、あまりにも今回の説明は不親切でチュ！

うん、まぁそうなんだけどさ…

せめて上手に使うコツでも言えでチュ！

うん、わかったよ。
外掛式って、基本ろ過材を全て交換しちゃうよね？

まぁワンタッチが売りでチュからね。

でも全部交換しちゃうと、バクテリアもがっつり減るよね。

まぁワンタッチでチュからね。

そう、そこをうまく解消できれば良いわけだ。
だからろ過材を純正のものから変えるんだ。

何に交換したらいいんでチュか？

さっきも言ったとおり詰め込み過ぎると通水が悪くなって淀み、逆に悪い結果になることがあるんだよね。
だからリングろ材のような、通水性の良い物をいれることだね。

でも汚れ溜まりまチュよね？

うん、仕組み的に仕方ないんだけどね、その汚れを上手く溜めないように、そして上手く抜いてやればいいわけさ。

何を使うんでチュか？

まずこれ、ストレーナースポンジ。

おお、なんかいい感じでチュね。

吸込口にコレをつけて物理的な汚れがろ過槽内に入りにくくするんだよね。
２つ用意してこまめに交換しながらメンテしてね。

それはいい案でチュね！

そして濾過槽の中に溜まった汚れは…これ！

GEXのクリーナースポイトでチュね！

そう！これを上手く使うと…あらびっくり！ろ過槽の底の汚れを抜き取りやすい！

それでお値段は！？いくらなんでチュか？

お値段はなんと！…って通販番組じゃないんだから…

最後までやってほしかったでチュ…

お…おう…まぁ、こうするとメンテはこまめにやらなきゃいけないけど、バクテリアを一気に捨ててしまうことはなくなるよね。
今日話したのは、超簡単な例だからもっと手を加えたりしていくと、より良く出来たりするよ。
リングろ材なら一度に全部じゃなくて、分割して手入れできるしさ。

はぁ…ノリの悪い人でチュね…

なんかごめん…

これはおすすめを選ぶの難しいな…できるだけ大容量のものがいいよ。まぁ、大きければろ過材たくさん入るしさ。

そうでチュね。

まぁ、外掛け式を選択するときって、場所が少ないとか水槽が小さいとかの事情がある時が多いから、いろいろな製品を見てサイズを気にしながら選ぶといいかもね。

有名どころだと、テトラのオートワンタッチフィルターかな。これサイズが多いから選びやすいんだよ。

なかなか悪くなさそうでチュね。

うん、なかなか悪くないよ。

他に候補をあげるならＧＥＸ　簡単ラクラクパワーフィルターかな。結構ろ過槽が広いからね。
私的には外掛けの中ではこれが一番だったかな。

よく知ってまチュね。

うん、私フィルター好きだからな。このへんは大体買ったぞ。

（流石はマニアでチュ…）

なんですのその雑な説明…

ぷれ子さんと同じフィルターを使って見ましたわ！これで完璧！魚入れ放題！

ん？ちょっと見してみ。

ろ材も同じにしましたのよ？

あーこれセッティングしたばかりだろ？

ええ。

ろ材ってさ、セッティングしたばかりと、使用が進んだ時では状況が変わるんだよ。
新品だとね、バクテリアの定着に時間かかるよね。
だから私の水槽とはちょっと違う状況かな。
まぁ、今あんまり魚追加しないほうがいいよ。

え！？そうなんですの？

うん、まぁ長く使えばいいってわけでもないけどね。
それくらいろ過ってさ、いろいろなパターンがあるってことだよ。

そうでしたの…じゃあこのフィルターが良い状態になるにはまだ時間かかるわけですわね…

うん、そうだね。
あ！ちょっと待ってて。

あれ！ちょっとーどこいくんですの？

ただいま…はぁ、暑いなぁ。

どこ行ってたんですの？

これを家に取りに帰ってたんだよ。
あげるからフィルターの中に入れておきな。

え…なんですのこの汚いろ材…

私のさっきまで使ってたリングろ材だよ。
これにはバクテリアが定着してるから、これを混ぜておけば多少は立ち上がりがはやくなるぞ？

なるほど、そうだったんですね！ありがとうですわ！

まぁ、使いふるしのろ材をもらうなら調子が良い水槽からじゃないとだめだけどね。
私の水槽は今絶好調だから、安心して使っていいぞ！

（ドヤ顔うざいですわ…）