こんにちは、ぷれ子です。前回はアクアリウムにまるで関係ない話だったけど、今回はちゃんとアクア関連だよ。
主役になるのは「タニシ」
アクアリウムの世界で人気の貝についてのお話なんだ。
この記事の目次
タニシとヒメタニシの違いって?
タニシとヒメタニシって何が違うんですの?
ん?タニシの中にヒメタニシは含まれるけどヒメタニシはタニシの中の一つってかんじ。
なんですのその「知っている人だけがわかる暗号みたいな解説」は…
う…ごめん…。まぁ日本にはタニシの仲間が四種類いるんだ。
- ヒメタニシ
- オオタニシ
- マルタニシ
- ナガタニシ
ってのがね。
ふむ、で、どれが「タニシ」なんですの?
ああ、全部だよ。このあたりのタニシの仲間を全部ひっくるめて「タニシ」と呼んでいるんだよ。
なるほどですわ、ややこしいですわねほんと!
(なんでそんなに怒ってるんだよ…)
ヒメタニシを飼育繁殖してみよう
飼育用として一番メジャーなのはヒメタニシかな。
ヒメタニシは正直飼いやすいよ。
ただ、極端にpHの低い環境ではだめになってしまうことが多いね。
▼pHについて学ぶ
>>弱酸性、アルカリ性?熱帯魚水槽pH(ペーハー)初心者講座
まぁpHが低いとだめってのは、ほとんどの貝に当てはまる話だから覚えておくといいよ。
メダカなんかと一緒に飼育されれるよね。
よほど過酷な環境でなければ屋外のビオトープなんかでも飼育できるからおすすめだよ。
▼ビオトープってなにさ
>>メダカの屋外飼育をはじめよう!ベランダ?庭?ビオトープ?
餌は水槽内に発生する苔的なものから、魚の食べ残した餌などいろいろと食べてくれるんだ。
餌不足だと感じる場合は、魚用の人工飼料を与えよう。
▼餌って色いろあるね
>>餌マスターになれ!熱帯魚の種類別『餌』の種類と与え方!
ヒメタニシを繁殖させよう
ヒメタニシはオスメスそろえて飼育していると勝手に繁殖するというかんじだね。
気がついてたら増えていた系の生き物だよ。
ヒメタニシは卵胎生で、体内で卵を孵化させてから稚貝を産み落とすという感じだから、貝を好んで食べるような魚さえいなければいいかんじで増えていくかな。
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)にご注意!
ワタクシこれに決めましたわ!ジャンボタニシ!
お…おいそれはタニシじゃないぞ…
え!?
スクミリンゴガイって貝でね、タニシに似ているからタニシって呼ばれるけどぜんぜん違う貝なんだ。
ふむむ…でも卵がピンク色でかわいいですわ。
水草めっちゃ食うぞ?それ。
え!?
しかも「要注意外来生物」に指定されているからな。
指定されているだけあって結構大変なことになる。
ななな…なんと…
稲とか食べちゃうからね、問題になっているんだよ。
なんと…
うん、だからあんまり手を出すべきではないかなぁ。
あとこの貝は捕まえたやつを逃したりしたらダメだよ、農家の人とかが困っちゃうからな。
はーい。
ホタルの餌になるの?タニシとカワニナの違いとは
カワニナはどうですの?
ジャンボタニシみたいなことにはならないけど、ある程度貝の飼育に慣れてないと飼えないよ。
え?なんでですの?
タニシよりカワニナのほうが綺麗な水を好むんだよね、あと高温に弱い。
なんと、それはちょっと難しそうですわ。
うん、たまにあるんだよね。綺麗な川に遊びに行ってカワニナを捕まえて、自宅のビオトープに放り込んだら大量死して…なんてパターン。
ふむ…それは困りますわね。わかりました!
カワニナは家の所有する山にある川で観察するだけにしておきますわ!
カワニナは蛍の幼虫の餌にもなるからね。
へぇ、素敵ですわね。
うん、素敵だね。まぁ、カワニナからしたら全然素敵じゃないと思うけどね。
…
まだまだいるよ!アクアな貝たち
カワニナとかタニシって熱帯魚ジャンルだとあんまり見ないですわ。
どっちかいうとメダカとかのイメージですの。
うん、まぁそうだね。確かにそんな印象あるね。
ふむ、熱帯魚方面ではどんな貝が飼われているんですの?
いろいろいるよ。
ラムズホーンの飼育繁殖は…
例えばこれね。ラムズホーン。
あ!見たことありますわ!
この貝はよく増えるからねぇ。
そうなんですの?
うん、タニシとは違って雌雄同体だからね。オスメス関係ないんだよ。二匹いれば増えるってかんじ。
すごいですわね…
増えすぎて困る人もいるくらいだね。
なるほど、でもどうせ、増えなくて困る人もいるんですわよね?
お、良く気がついたな。この貝も水質が酸性に傾いているとあんまりだからねぇ。
ふむ。
中性~弱アルカリあたりだとよく増えるかな。
石巻貝
石巻貝は人気あるよ。
へぇなんですの?
コケとり能力が高いし、繁殖に汽水が必要…つまり水槽内で繁殖できないからね。
繁殖できないといいんですの?
まぁ貝って数が増えるぎることがあって手に負えなくなることもあるからね。だから最初から増えない石巻貝を好む人は多いよ。
むむ…なかなか難しい考え方ですわね。
うん、まぁこういう話は深く追求していくと…哲学的になるからなぁ…。
そうですわね。このへんにしておきましょうか。
▼こいつも淡水で増えない奴
>>ヤマトヌマエビの飼育!混泳は?抱卵したけど繁殖はできる?
まとめ
さて、今日はサラッと貝について紹介したけどどうだったかな?
貝ってアクアリウムでは脇役で、場合によっては消耗品みたいな扱いをされていることもあるけど、ちゃんと飼育すると結構面白かったりもするんだよ。
もし貝を水槽に入れるなら、じっくり観察してその魅力を味わってみよう。
なんか貝って愛しいのです!
うん、愛しいねぇ。
「私は貝になりたい」ってありますもんね!
いや…それはちょっと違うやつかな…
ぷれ子さん、お久しぶりです。
結局我慢しきれずにアクアリウム始めてしまいました。
60水槽に100均ケースに水草だけで回してレインボースネークヘッドの幼魚が見つかるまで二ヶ月回してました。
さすがに茶ゴケが出たのでヒメタニシとミナミヌマエビを投入しましたがタニシのパフォーマンス凄いですね。
結構活発に動いて見ていても面白く飽きないもので意外な発見です。
あっというまにコケがなくなってしまったので餌投入という状態になってしまいましたが、長生きさせてあげたいと思います。
そんなさなかについに探していた生体が見つかったので幸いにも全員生き残らせることが出来たエビたちの引越し水槽を準備中です。
気がついたら25キューブと60の水槽が並んでアクアリウム恐るべしといったところです。
これからも楽しい記事待ってます。
gomaharaさんおめでとう!
60水槽のこと、探していた生体が見つかったこと。全員元気なこと…
どれからお祝いしたら良いかわからないくらいいいかんじだね!
ほんと気がつくと水槽って並んでるんだよね。あれってなんだろう。もう摂理だよね!
gomaharaさんみたいにしっかり観察できる人ならこれからもきっとうまくいくよ!
私もgomaharaさんのアクアリウムライフ、応援しているんだ!
ゴールデンアップルスネール(すくみリンゴガイアルビノ)入れてます……。
見た目と動きに一目惚れしてしまったので。
3週間ほど前から卵を産んでいましたが、今朝そのうちのひとつの卵塊が孵化しました。
少なく見ても60以上。
調べて増えるのはわかっていましたが、実際に見ると迫力ありますね。
まあ、水の外で産卵するので、卵を取り除いて繁殖を防ぐのは容易ですが。
不安は無いわけではありませんが、もちろん責任を持って飼い続けますよ。
穀物さんこんにちは
ゴールデンアップルスネール、本当に綺麗だよね。見ていて飽きない動きも素敵なんだ。
穀物さんのゴールデンアップルスネール水槽…すごく素敵な水槽だねそれ!
うん、想像するだけでワクワクしてくるんだ!