こんにちはぷれ子です。
今日は「ビンで飼育できるん簡単な魚なんだって!」と舐められっぱなしのベタやアカヒレについてのコラムだよ。
この記事を読んで小さなビンで魚を飼育するということについて考えなおしてみて欲しいんだ。
ビンで飼える魚ってウリ文句もう辞めない?
ぷれ子さん、この記事見て下さいまし!これ!ビンで飼える魚がいるらしいですわ!
ん?ああ、アカヒレとベタか…
なんかテンション低いですわね…どうしましたの?
このあたりの魚って強いから確かにビンでも飼えるんだけどねぇ…
ならいいじゃないですの。
そのせいで、めっちゃ死んでいるんだよね。
なんと!そうなんですの!?
冷静に考えてみ?魚をビンで飼うっていうことのリスクも、その魚が本当はどういう魚なのかも知らない素人がさ、まともに飼育できると思う?
確かに…それは一理ありますわね…
ましてや「水を浄化する砂が入っているから水換え不要」とかさありえねぇよ。
(なんかめっちゃ荒れていますわ…)
アカヒレやベタをビンで飼育するリスク
さて、今日はビンでの飼育の話だね。
これは正直、慣れていない人は「やめておけ」ってかんじかな。
まず小さな容器というのは
- 水温変化が激しい
- 水質が安定しない
- 水が汚れやすい
- 魚がまともに泳げない
というリスクだらけということを覚えておいてほしいんだ。
特に注目したいのは、小さい容器だと外気温などの影響を受け易いということ。
小さなコップを部屋においてみるとわかるんだけど、結構めまぐるしく温度がかわるんだよね。
暑い日中、気温の下がる朝方…そんな急激な変化から逃げ場のない魚が調子を崩しやすいって、当然のことだと思わない?
世の中にはこれを聞いて
「うちのアカヒレちゃんの水槽は1.5リットルもあるから超広々だよお(*´∀`*)」
とか言う人がいるけど、正直
バカヤロウ コノヤロウ
だ。
「アクアリウムにおいて1.5リットルなど、超小さいわこの◯◯◯」ってかんじだよ。
まぁ、こう言ってしまうとどのあたりから多いのかって話になるんだけど…
まぁせめてS水槽くらいは用意してあげたらどうかな?と思うんだ。(まぁそこまで大きくはないけど、ビンよりははるかにいいよ)
一度まとめると、初心者は
- 水量が少なければ少ないほど維持するのが難しい
というアクアリウムの基本を頭に入れておこう。
でもこういう話をすると
「うちのベタちゃんは小さいケースでもちょおげんき!環境があってるのかも(ノ≧ڡ≦)」
とか言う人もいるけど
バカヤロウ コノヤロウ
ってかんじだ。
魚ってケースが狭いからっていきなり調子を崩してしまうわけではないからね。
例えば季節の変わり目。
だんだん不安定になっていく気候に翻弄されて、それが原因で後々病気になるってパターンのほうが多いんだよ。
でもそうなった時に「環境が悪かった」と気がついて、考えられる人がどのくらいいるだろうか…というかんじだよね。
病気の治療の段階になっても、水質の悪化などを考えると小さい容器では扱いが難しくなるんだよ。
そういうことを踏まえて、ゆとりのある水槽で飼育するってのはとても大切なことなんだ。
本当にビンではアカヒレやベタは健康に飼育できないの?
ちょっと今までの話と矛盾するようだけど、ビンでもアカヒレやベタを健康に飼育することは、正直可能だと言わざるおえないよ。
ただその難易度が高く「小さな容器で維持する」ということへの理解がないとだめだというかんじだね。
小さな容器の場合、大きな水槽と「水換え」などのやり方が全然変わってくることもあるんだ。
例えば、水換えの目安として「一回に全体量の3分の1」という話があるんだけど
- ゆとりのある水槽の3分の1
- ゆとりのない水槽の3分の1
ではぜんぜん違うものなんだよね。
ちょっと難しい例えだけど
- プールサイズの水を3分の1
- お風呂サイズの水の3分の1
これはかなり違うことだというのはわかるよね。
そこに自分が浸かっていることを想像して欲しい。
単純に小さいお風呂のほうが、水を入れ替えた体感が大きいはずだよね。
ということは小さい容器の場合水を少しづつかえればいいんですの?
いや…残念なことにそれも正解とはいえないんだ。
なぜなら小さな容器のほうが汚れやすいからだよね。
例えば
- プールサイズの中でおしっこ
- お風呂サイズの中でおしっこ
どっちが水が汚れるかな?
なんですのその嫌な喩え…
うん、まさに嫌な喩えだよね。でもこれが魚達にも言えることなんだ。
でも、魚は水槽内で排泄して生きていくからね。
小さな容器は汚れるのが早いけど、水質の変化が激しいから水換えは慎重に…あれ?
うん、そういうこと。
だから難しいってのがよくわかるでしょう?
このあたりをクリアする方法はいろいろとあるんだけど、それなりな経験や知識が無いと安定させれるものではないんだよ。
よく、小さなビンに魚と一緒にカラフルな砂がいれられて「この砂が水を浄化!水換え不要!」とか書いてあるよね。
でもあれって過信しないで欲しいんだ。
あのカラフルな砂はゼオライトと言って、たしかに色々なものを吸着してくれるんだけど、それだけでビンの中の水質が維持できるとは思ってほしくないということだね。
ゼオライトは正しく使えばそれなりに便利なアイテムであるけど、魔法のアイテムではないからね。
そのあたりは勉強していかないと理解できないけど、最初は
- 水換え不要の環境を作るのは難しい
という単純な意識でもいいからもっておこう。
小さいビン、そしてゼオライト、ヒョロヒョロの水草。
こんなもんで完璧な生態系なんてできないんだよ。
まとめ
今日はなんか厳し目の話をしてしまったね。
でもこういう意識から、魚を飼育するということちゃんと見つめていって欲しいんだ。
どんな家庭でも、限界がある以上、ベスト…完璧ってのは難しいかもしれない。
それでも常に、ベター…より良い環境づくりをもとめる心は忘れてほしくないんだ。
水槽ってのは触りすぎても駄目だし、触らなすぎてもダメだから難しい。
でもそんな難しさって、アクアリストに許された、喜びのための努力だと思うんだ。
なんか今日の話は熱入ってましたわね。
うん…熱くなりすぎたよ。
まったくぷれ子さんは魚のことになると…
うん…私自身も魚にとって最高に良い環境が作れているというわけはないし…そんな偉そうな事は言えないんだけど…知識ある人間が伝えていかないと…でも…私だって失敗があるし…
ま…まぁそんなに考えこまなくてもいいんじゃないですの…
うん…でもさ…アクアリストって…なんなんだろうね…一体…魚を愛しているけど…でも会話できるわけでもないし…魚の心がわかるわけでもないし…
(ぷれ子さん…案外心の闇が深いですわ…)
▼まずは基本を知ることから!
>>ベタなめんな!熱帯魚ベタの飼育方法を覚えよう!
▼優しく厳しく教えるベタまとめできました!▼
▲しかも結構話が長いんだなこれが▲
飼育は可能でもかわいそうだよね…
軽自動車で食べ物だけ出されて
二、三日に1回換気みたいなもんだからね…
こんにちは!
すごく上手い喩え!
私はやっぱり狭いと本来の泳ぎが見れないのが残念だと思うんだ。
いろいろなものに踊らされてボトルを始めてしまったガチ初心者です。
2Lビンにソイル+マツモ、生体はアカヒレ2とラムズ、ミナミ2です。過密です。
まだ生きているのでアレですが、細心の注意をこれからも払っていこうと思います。
こんにちは!コメントありがとうございます!
私はアクアリウムに踊らされ続けているよ!
初めてのボトルで2リットルを選択したのはとても良いことだと思うんだ!(だいたいみんな500ml以下とかだからね)
ボトルは、れむさんのように細かく観察することが大切!
がんばって厳しい冬を乗り越えてね!
アクアリウムの世界にようこそ!
返事ありがとうございます。
自分の住んでいる近くじゃ5Lのビンを発見できなかったので2Lにしたんですよね。
目下の問題点としてはエサなんです、1日おきにアカヒレにひかりプチを2粒程度ずつあげています。
食料が足りているのかどうかが判断しにくいんです。
ミナミは頑張ってツマツマしてるのでコケはあるのでしょうが、迷いどころですよね。
そんなそんなお礼なんて言わなくていいよ!
餌の悩みって難しいよね。
参考になるかどうかわからないけれど、そのお悩みについて記事を書いてみたから読んでみてほしいんだ!
素敵なコメントありがとうなんだ!
記事は↓のリンクから行けるよ。
http://熱帯魚なめんな.com/2016/11/01/%e3%83%9c%e3%83%88%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%82%a6%e3%83%a0%e3%81%a7%e3%81%ae%e9%a4%8c%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%97%e3%81%9f%e3%82%89%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%ae%ef%bc%9f/
自分もアクアリウムのきっかけはボトルだったな~
たった2リットルのボトルが気がつけば30センチキューブ…45 センチ水槽…60センチ水槽と…どんどんでかく数も生体の種類も増えて賑やかになって
そしてまた空いてた水槽がアップを始めてしまった…
ボトルが気がつけば水槽になるってことあるよね。
うん、本当にあるあるだよね。
空き水槽ってなんでこう…すぐにアップ始めるんだろうね…
どっかで拾ってきた情報を適当にコピペしてクリック数稼げばいいやみたいなまとめサイトも氾濫してるなか、こういうまともな人が運営してるサイトがあるとやはり安心しますね。がんばってください!
らぷたーさん褒めてくれてありがとうなんだ!
私もまだまだだからこれからも頑張っていこうと思うんだ。
ほんとよろしくなんだ!
私も今よりももっと自分の言葉で深く伝えられるよう、精進していきたいと思ったんだ!
ほんとうにありがとう!
いつの記事にコメントしてんねんって感じですが、1ヶ月ほど前に4Lのボトルで初めてボトルアクアリウムを立ち上げました。
ウィローモスにアヌビスナナ、マツモを入れて、ゴールデンアカヒレとミナミヌマエビを2匹ずつ入れています。
エビは様子を見てこの間入れたところです。
これで生体数はこれでギリギリかな・・・と判断してこれ以上増やす予定はないんですが、エビが予想外に可愛すぎて水槽買ってしまいそうですw
濾過とかやっぱした方がいいのかな〜と考えながらありがたくサイトを漁らせていただいてます!
ておすさんコメントありがとう!
コメントはどの記事でも大丈夫だよ!
サイトを参考にしてくれてありがとう!
ボトルアクアリウム立ち上げおめでとう。
それで水槽欲しくなっちゃうのは、アクアリウムあるあるだよね!
ろ過するとどうしても水流が出ちゃうから小さい容器だと悩ましいところだよね。
そのあたりはバランスを見ながら、じっくり考えていくのが良いと思うんだ!
ぷれ子さん、こんにちは。
めっちゃ荒れていますねぇ(笑) 久しぶりにぷれ子節を読んで、思わず連投でコメントしてしまいました。
「小さい容器で飼育することのリスク」のお話は、こちらのサイトではすっかりお馴染みですが、大きいこと(豊富な水量)のメリットに関するお話しはあまり無かったような気がします。うん、もしかしたら無かったかも。
おそらくそれは、多くの場合で初心者さんを読者として想定しているぷれ子さんの配慮なのでしょうね。うん、グッジョブです!
うん、2016年…だいぶ今とキャラが違うんだ…うん。
cory-paradiseさんの言う通り、私は小さな水槽のリスクを優先的に話していたね。そこから水量を多くする話を交えたりしたら、わかりやすいかなぁ……と、とかいろいろ考えていたんだ。
だからどちらかいうと「水量があると安定する」という話は、魚の種類ごとの飼育の話に合わせてしたり、記事の主題としてではなく、記事の解説の中で語ることが多かった気がするよ。
魚に対して「水量が多い」と単純に「水量が多い」の違いもあるし、どこからが水量が多いのかってのも難しい話だから、結構伝え方に悩んできたテーマでもあるんだ。
そして実はこのあたりは今後語りたいテーマ一覧に入っていたり…!うん、というか色々深く見てくれてありがとうなんだ。cory-paradiseさんは私の気持ちまでいつも考えてくれるから、ほんとうにほんとうに嬉しいんだ!
この前の「ベタを小さい容器で~」記事ではないけど、今だからこそ書ける水量の話を書くべき時が近づいているのかもしれないね!