こんにちはぷれ子です。
今日はとても素朴な疑問、よく話しに聞く「金魚のブクブクって何?」ってことだよ。
昔から使われている言葉だけど、これがろ過用のフィルターだって知らない人以外と多いんだよね。
今回はそんな初心者さんに向けた記事だよ。
まぁ気軽に「部屋に水槽置いてブクブク使ってるけど」って思ってくれたらいいかな。
※金魚の飼育はとても幅広い方法があります。今日のお話はちょっとしたコラムのつもりで読んでください。
金魚のブクブク
金魚のブクブクってなんですの?
ん?まぁいろんな説があるけど、多分これのこと。
水作エイト!
うん、他にはロカボーイとかね。この手の形の投げ込み式フィルターのことをブクブクって言うよね。
確かに!でもなんでブクブクなんですの?
この手の投げ込み式フィルターはさ、作動させるのにエアーポンプ使うじゃん。
ええ。
そうすると音が「ブクブク」ってなるからじゃないかな。
なるほど…
エアーポンプって?
エアーポンプっていうのは簡単に言うと空気を送り出すためのポンプだよ。
うん、名前そのままだね。
金魚のブクブクの使い方
金魚のブクブクの使い方は簡単だよね。
エアーポンプにエアーチューブでつないで水槽に入れる。
以上、終わり。
でもまぁ水槽より低く置くと、停電とかでエアーポンプが停止した時に水が逆流したりするから、本体を水槽より高く置くか、逆流防止弁を使用するとかの対策は必要だよ。
勢いが強すぎるときは、一方コックのようなもので調整したらいいよ。
金魚のブクブクは効果的なのか!?
金魚のブクブクいれておけば金魚って飼えるんですの?
ん?飼えるっちゃあ飼える。
?
単純にこれもろ過器の一種だからね、水槽のサイズ、飼育数、金魚の大きさに対して間に合っていれば飼えるというかんじだね。
あー小さすぎるとダメとか。
うーん、なんていうかバランスだね。水換えとか手入れのペースとかでも変わるからさ、一概には言えないよ。
ふむ、初心者はどうしたらいいんですの?
うーん…難しい質問だなぁ。まぁ初心者で一番大事なのは「金魚=ブクブクで飼える」と盲信せず、それがどんな道具なのか、他にはどんなろ過器があるのかなど調べることだね。
ふむふむ。
それにろ過ってのが何かとかさ、水換えの理由とかを知っていかないとね。
けっこう大変なんですわね…
まぁ、私からしたら「金魚って水槽に水入れてブクブクいれれば飼えるんでしょ?」的な安易な発想でいるほうが大変なことだと思うぞ…
む…毒舌ですが一理ありますわ…
まぁ飼育の基礎ってやつをおぼえることだね。まぁしいて言うなら、初心者は水槽サイズとフィルターにゆとりを持っておくといいよ。
例えば?
金魚なら60センチ水槽に上部式フィルターとかね。金魚って大きくなる魚だし水を汚しやすい魚だから小さい水槽には不向きだということを念頭に置いてほしね。
確かにそれを知らない人多いですわよね。
うん、水にゆとりがあると水質の悪化のペースも遅くなるからね。小さい水槽だと短期間で地獄を見ることがあるから、いざというときに手の施しようがないんだよ。
環境が大事ってことですね。
うん、魚みたいな生き物は特にね。まぁ金魚みたいな大きくなる魚は、最低60センチ水槽くらいは用意できないならやめておいたほうがいいと個人的には思うね。小さいうちはよくてもいずれ成長することだけは視野に入れておこうね。
▼ろ過器を学ぶ
>>種類別でおすすめ!熱帯魚の水槽のろ過フィルターとろ過材!
>>外部式フィルター、上部式、外掛け式の掃除方法と頻度!
補足:らんちゅう水槽って何?
水槽選びなんだけど、一応もう一個注意点があるんだよね。
注意点?
うん、らんちゅうってわかる?
あ、あの背びれのない金魚ですわね。
うん、そうだよ。らんちゅうはさ泳ぐのが下手だから、らんちゅう水槽って呼ばれるもので飼育したりするんだよね。
らんちゅう水槽?
うん、水深の浅い水槽だね。これはらんちゅうのような泳ぎが下手な金魚のために作られたんだよ。
へぇ…
こういうかんじで金魚の特性に合わせたセットを用意できるとなおよしというかんじだね。
深いですわね…
うん、金魚は深いよ。
ブクブクなしで金魚は飼える?
金魚は正直ブクブクなしでも飼育できるよ。
ただそのためには水の管理をしっかりとして、水量を確保してといろいろ気を使わないといけないけどね。
よく水の管理をしっかり…と言うと
「ちゃんと水替えしているから大丈夫!」
という人がいるけど、それでは考えが甘いよ。
どんな水換えをなんのためにするのか…そういう理解をした上での行動が取れていないと、長期維持は難しくなるし、トラブルが起きた時に対応できないんだ。
▼正しい水換えって何?
>>熱帯魚の水換えの頻度にタイミング?方法に水温、ポンプなど!
ブクブクが入っていれば良い…というわけではないけれど、あるだけでいくつかのメリットがあるからね。
例えば
- 水中に酸素を供給できる
- ろ過がきいて水の悪化が遅くなる
- 水が動くことで腐敗をおくらせれる
ということだね。
これは見て分かる通りかなり大きなことだよ。
デメリットがないわけではないけれど、この補助なしで飼育するってのは初心者には結構厳しいよね。
ブクブクなしで飼育するなら、ブクブクが無いなりの設備を考えないといけないという感じだね。
デメリットとして一番考えられるのは「水流が強くなりすぎる」ということだね。
金魚の中でも体型が丸かったり背びれのないものは泳ぎが下手だからね。
このあたりは、過去に書いたベタという魚の記事が参考になるから読んでみて欲しいかな。
▼水流を弱めよう
>>ベタとフィルターの話、水流が苦手ってどういうことなの?
金魚のブクブクの値段は?
ずばりお値段は?
大きさにもよるけど数百円からあるよ。まぁそれにエアーポンプとかエアチューブとか足して数千円くらいかな。
へぇ安いですわね。
うん、でも安いものだからこそ、ちょっといいものを買うのをおすすめするよ。
へ?なんでですの?
エアーポンプってさ、安いやつ結構うるさいんだよ。
なるほど…
まぁ高ければいいってものでもないけどね。私は水作さんの水心シリーズをおすすめするよ。
静かなんですの?
うん、もちろんこれもエアーポンプだからねある程度は仕方ないけどね、静かだよこれ。
へぇ、ブクブクは?
私のオススメは水作エイト。これはろ過力もそれなりにあるし、安いし、どこでも手に入るしといいことづくめなんだ。
あ、そういえばこの前買っていましたわよね。
ああ、うん新型の「エイト コア」のほうね。あれすごくいいよ。
ふむ、愛されるには理由があるんですわね。
まとめ
さて今日のお話どうだったかな。
読んでみていろいろと気になった人は、まず今自分が使っているブクブクがなんて製品なのかを調べてみることからはじめるといいよ。
最初はわからないことが多くても、勉強して、観察して、経験を積んでいけばより良い環境もつくれるようになるからね。
せっかくブクブクを使うなら、理解してつかったほうが、楽しいと思わない?
ブクブク…こんな奥深いものだとは思いませんでしたわ。
うん、まだ正直語り足りないよね。ウズウズ
(すっごく話したそうですわ…)