こんにちはぷれ子です。
今日はアカヒレの混泳に関する話をしていくよ。
アカヒレって大人しくて混泳向きだと言われているけど、実はちょっと喧嘩したりすることもある魚なんだよね。
温和で飼いやすいという認識は、あながち間違いではないんだけど、その習性を知らずに飼育するとびっくりしてしまうこともあると思うくらいなんだ。
今日はそんなアカヒレの喧嘩、混泳について話をしていくよ。
この記事の目次
アカヒレは初心者向けで飼いやすい?
アカヒレって飼いやすいってききますけど実際のところどうなんですの?
ん?まぁ正直アカヒレはめっちゃ強いよ。うん…なんていうか…ゴニョゴニョ
はっきり言ってくださいまし!
まぁこういうこと言うと「アカヒレ=無敵」だと勘違いされるから言いたくないんだけど…調子の悪い個体を買ってしまったとか、不運なことがなければよほどのことがなければ、相当強いよ。
へぇ…そんなに強いんですの!?でもいろんなブログとか見ているとよく「アカヒレが死んだ!」って書いていますわ。どうみても寿命ではなさそうなんですの。
ああ、そのブログってさ多分アクアリウムとかじゃなくて「雑貨」とか「インテリア」的な感じでアカヒレをビンとかで飼育している人だよね?
あ、確かに。窓際にしなしなの観葉植物と、枯れているのに気が付かれていないエアープランツとならべて、ビンにいれて並べていましたわ。
うん、そりゃ死ぬよ。当然だ。
▼ビン飼育ってどんなの?
>>アカヒレやベタってビンで飼育できるの?デメリットは何?
ふむ、普通に観賞魚飼育の基本をおさえて飼育すればいいんですわね。
うん、このあたりは個人の価値観だけど、メダカよりアカヒレのほうが強いような気すらするよ。
へぇ…
まぁ、でも「強い」ときいても過信せずちゃんと勉強したり世話をしたりする前提だけどね。
ということはブログで「窓際においたかわいいアカヒレちゃんが死んじゃいました」なんて人は勉強も世話もしてないわけですわね!
いや、一部を除いたら、世話をしていないってことはないと思うけどね。ただ飼育環境見ていると流石にアカヒレに無茶させすぎな気がするね。根本的に飼育の仕方を間違っていたりね。
ふむ、勉強不足ですわね!これだけインターネットが発達しているのに調べることすら…
…そのくらいにしておこうな。
ふむ。そういえばアカヒレの混泳ってどうなんですの?喧嘩するとかなんとか…
ああ、それもアカヒレがどんな魚か知らずに飼ってしまったからおきることだよね。
む…そうなんですの!?やはりインターネットがこれだけ発達しているのに調べずに…
だからその発言はちょっと…な?
アカヒレは2匹だとケンカするの?オスメスの見分け方?
アカヒレがヒレを広げて、喧嘩。
これって正常なことなんだよね。
この行動はフィンスプレッディングといってオスが威嚇行動やメスへの求愛でする動作なんだ。
つまりフィンスプレッディングしあっているのがオス同士、フィンスプレッディングが一方的なのがオス→メスってかんじかな。
まぁでもフィンスプレッディングは成熟していないとやらないことでもあるからね、それだけでオスメスの判断はつけれないところもあるけどね。
アカヒレは基本おすのほうが派手になるから、見た目でわかると思うよ。
メスが一匹とかでオスが多いとちょっと、一匹のメスにオスが集中してしまうからちょっとバランス悪くなるかなぁ。
メスが疲れすぎてしまうこともあるから、少し意識してあげるといいかもね。
アカヒレの喧嘩「縄張り争い」
アカヒレって通常時から軽い縄張り争いはするんだよね。
近くに来た魚を追いかけ回したり。
でもこれにはいろいろなパターンがあるから一概には言い切れないんだよ。
例えば
- 特に争いもない場合
- 一匹が荒ぶっていろいろな魚を追いかける場合
- アカヒレ同士が喧嘩する場合
とかだね。
これは環境による差だったり、アカヒレの成熟具合の差だったりするからなんとも言えない部分があるんだ。
ただ基本的には
- アカヒレはある程度のテリトリーを持つ魚
だと思っているといいよ。
ただそこまでテリトリーを守る攻撃は激しくないから、混泳がうまくいく場合がおおいんだけどね。
相手がかなり大人しい小型魚だったりすると嫌がることもあるから注意しないとね。
アカヒレの喧嘩の対策は?狭いところでの飼育は不正解?
アカヒレの喧嘩対策で、狭いケースにアカヒレを押し込めるような生活をさせるという話を聞いたことあるかな?
これはテリトリーを持てなくすることで、縄張り意識を麻痺させるという考え方から来ているね。
この方法はシクリッドの仲間なんかで使われているよ。
ただ、冷静に考えてみて欲しいんだ。
アカヒレのような小さな魚を、テリトリーをもたせずに生活させるなんてどのくらい狭い空間になるのだろうか。
ただでさえよく泳ぐ魚であるアカヒレ、そして素人では維持が難しい「水量の少ない空間」
この意味を考えてみて欲しいんだよね。
下手に狭さばかり追求したら、魚にとって良くない環境ができあがるってことを忘れてはいけないよ。
縄張り意識を麻痺させるというのは、どんな魚にも通用するわけでもないし、環境が少し変わったりするだけでパワーバランスが崩れるようなデリケートなもの…つまり初心者向けの方法ではないということを頭にれておこう。
アカヒレの喧嘩対策としておすすめなのは、水草を使用したりして逃げこむ場所を作るということだね。
アカヒレってそこまで激しい喧嘩はしないから、その程度でなんとかなることが多いんだ。
ただ、まぁ魚の喧嘩というものを見たことない人からすると「激しい」と感じるかもしれないけどね。
まとめ
アカヒレのような、ある程度は温和だけど、ある程度激しいって性格の魚はなかなか扱いに困ることがあるよね。
混泳出来無いわけではないってところが、余計にややこしいんだ。
でもまぁ、落ち着いた混泳水槽を目指している人は、アカヒレはいれないほうがいいよ。
興味のある人は
- ビュンビュン泳ぐ
- よく食べる
- 少々気が荒い
これをアカヒレの魅力として楽しむつもりで飼うといいんじゃないかな。
こういうパターンの魚って意外と多いけど、どれも生命力にあふれていて楽しいよ。
アカヒレって「温和、強い」ってイメージが先行しているんですわね。
うん、そうだね。確かに強いけど「コップで飼っても元気に死なない」とか「ビンで水換え無しで飼える」とかは言いすぎだと思うね。
確かにそうですわね。
成長するとネオンテトラとかより大きいし、良く泳ぐからね。それでコップで飼えるとか言われてもねぇ。
意外と魚の性質を知らずに飼育する人って多いんですわね。
うん、そうだねぇ。
お金と同じですわね。
は?
お金の性質を理解していないから、世の中には金持ちよりび…
おい、いい加減にしとけよ。