こんにちはぷれ子です。
今日の記事はスペシャル企画。
「お店の水槽と自宅の水槽の違い」だよ。
水槽というもののあり方について、ちょっと踏み込んだ話をしていくね。
はじめに
まず今日の話は、お店の話にしろ自宅の話にしろ「一例」だと思って読んで欲しいんだ。
なぜならお店も、自宅もいろいろなパターンがあるからね。
必ず当てはまるとは限らないんだ。
さて、早速ここから話を進めていくね。
熱帯魚店は底面式フィルターが主流?
ねぇぷれ子さん、熱帯魚店は底面式フィルターが主流だって聞いたんですけどほんとなんですの?
ん?まぁよくあるけど主流ってほどではないよ。いろいろ使っているね。投げ込み式も上部式もよく見るよ。
じゃあどうしてこんな話になったんですの?
ああ、まぁよく見るって話からでもあるし、底面式フィルターがわりと安価で濾過力のあるものだってのもあるんじゃない?
へぇ!他のろ過器よりコスパいいんですの?
うーん、まぁいいほうなのは事実だね。
他にはどんなパターンがありますの?
水作エイトみたいな投げ込み式フィルターを砂利に埋め込んでつかったりとかあるね。
あ!見たことありますわ。
うん、あれはうまくやればメンテもかなり楽だからね、お店ではよく採用されているよ。
そういえばお店の水槽と家の水槽ってちがうんですの?
うん、全然違うよ。だからなんでもお店の真似をすれば良いってわけでもなかったりするんだよね。
へぇ…ちょっと詳しく教えて下さいます?
うん、いいよ。
▼フィルターの違い学べ
>>種類別でおすすめ!熱帯魚の水槽のろ過フィルターとろ過材!
お店と家の水槽の違い
さて、ここからお店と家の水槽の違いを話していくよ。
お店の水槽で使われているテクニックは、家では使えないこともあるけれど、参考になることもあるからね。
予備知識として身につけておいてもいいかもね。
それに、お店の水槽について知識がつくと、いろいろ見えることも増えてくるからね。
お店の水槽と家の水槽の違い:販売するかしないか
正直これはかなり大きな要素だよ。
家の魚は基本販売しないからね。
お店では、常に新しい魚が入荷し、売れていく。
だから水槽内の飼育数が変動しまくるんだ。
そんな状態を維持するのって、なかなか難しいんだよね。
お店の水槽がシンプルなものが多いのは、販売しやすい、導入しやすい、お客さんに見せやすいなどいろいろな理由があるんだよ。
ろ過を簡単にして水換えで対応しているのも、家の水槽に比べて「水の入れ替わり」が多いからだよね。
まぁ売ると袋に水と一緒に詰めるからさ、単純に減るんだよね。
お店の水槽と家の水槽の違い:数
お店の水槽ってすごい数あるよね。
あれを全て管理するためには、あまり複雑なシステムにする訳にはいかないというのがわかると思うんだ。
だからお店って簡易的なシステムを組むことが多いんだよ。
複雑にしすぎて「手入れが追いつかない」なんて言えないからね。
お店の水槽と家の水槽の違い:水量
「どうしてお店はあんなに簡易的で、入れ替わりが激しいのに安定させれるの?」と思う人は多いと思うんだ。
その理由の一つに「水量」があるんだよ。
お店ってさ家に比べると圧倒的な水量があるでしょ?
単純に魚のための水をかなりストックしているというわけだね。
それがお店での管理の強力な武器になるんだよね。
それにさっきも話した「数」ね。
あれだけの規模を維持するってのは、メリットもデメリットも家で管理している少数の水槽と比べるとすごい違いがあるんだよ。
メンテの方法も違うのも当然だよね。
だから「お店=家にあるような水槽がたくさんある場所」と単純に考えてはいけないんだよ。
議題:お店的な(水作を砂利に埋める)水槽は便利なのか?
お店と家には色々違いがあることわかったかな?
ええ、なんか根本的に違いますわよね。
う
ん、そうだね。それにお店はプロだからね経験値が半端ないよね。
ふむ、あれだけ魚を見ているわけですからね。
そうだね。情報量も多いからすごいよね。
そういえばお店の簡易水槽って家ではどうなんですの?
ん?どういうこと?
ぷれ子さんは、砂利+水作みたいなシンプルな水槽って使います?ってことですわ。
ああ、使うよ。
へぇどんな時です?
レイアウトしないで、メンテのしやすさ重視な水槽だね。そこそこ育った稚魚の育成水槽とかさ。
あーたくさんいますもんね稚魚、お店みたい!
うん、水槽内が過密になるとさ、どしてもろ過だけでは追いつかないじゃん?だから手入れがしやすくてある程度安定しやすいこの方法を採用しているね。
お店と同じ考えですか?
うーんお店にも色々あるからね、一概には言えないけど、お店のやり方を参考にした水槽であることは確かだね。まぁでも私は底面はあまり使わないかな。
あれ?安くて濾過力あるのに?貧乏なのにどうしてですの?WHY?
(こいつ…)まぁなんていうか底面式にもデメリットはあるからね、ようは使う人との相性と、適材適所ってところじゃないかな?私の飼っている魚とか、狙ってる環境だとあまり登場しないってだけね。
なるほど!
盲目に「お店でよく使われているから」と何も考えず使うのは私はどうかと思うよ。ちゃんと「何故お店で採用しているか、それが使われているのはどんな状況の水槽なのか」とかをいろいろと理解しておかないと。
うわ…なんですのその「お店の人じゃないくせにお店の人みたいな上から目線」
えっ…ごめん…
まとめ
さてどうだったかな?
お店の水槽ってさ、いろいろあると思わない?
販売用の魚をストックするためのものだったり、トリートメント用だったり、レイアウトした展示用だったり。
そしてさらに繁殖用だったり、お店の人の「ただの趣味の非売品水槽」だったり…
そのどれもにお店の技術と知識が生きているんだよね。
今日話したように「自宅ではありえない状況」ってのもあるけど、そうじゃないものもあるよね。
そういう点に注目しつつ、お店で相談してみたりすると新しい可能性が見えてくるかもよ。
お店ってすごいですわね。
まぁお店によってレベルの差はあるけどね。
うわーよくそんな事いえますわね、ドン引きですわ、デリカシーなさすぎですわ、非常識ですわ、ありえないですわ…
そこまで言うことなくない?…でも本当に信頼できるお店と出会えるかどうかって大きいよ。
ぷれ子さんはどんなお店が好きなんですの?
私?私はけっこうぶっちゃけて言ってくれるところ。
例えば?
「この魚はお客さんの飼育環境だと無理だよ」とか「これ今調子崩してるからトリートメント終わるまで売れない」とか「この魚は難しいよ」とかね。
あーなるほど。
質問した時にそんなかんじでいろいろ教われると嬉しいよね。そうやって人間関係できていくと、いろいろな場面で凄く助かるよね。
なるほど!わからないことはまず質問したらいいんですわね!
えっ…あたりまえだろ…まぁお店によって意見違ったりもするけど、そこは生き物だからさある程度は仕方ないよね。最終的には自己判断が大事だけど、やっぱりお店の力を借りれるかどうかの差って…
パーン!(ビンタ)
いてぇ!なんで今叩いた!
顔がむかつきますわ!
えっ…
毎回読ませていただいています!式です。
家の水槽とショップの水槽。違いを言うのは簡単ですけど、内容自体を理解するのには結構時間がかかりますよね。今回はいつもよりちょっと深い内容でした!
私の家の近くの店は、心なしかスポンジフィルターが多いような気がしますね。うちでもテトラのブリラントとLSS研究所の投げ込み式を使ってます。スポンジフィルターっていいフィルターだと思いませんか!結構頼りない見た目だと思ってましたけど、サブとしてはかなり性能がいいですし、使い方によってはメインとしても使える!まぁ、原理とかを理解しないと難しいところもありますけど…
では( ´ ▽ ` )ノ
いつも読んでくれてありがとう!
LSSのスポンジフィルター、ツインブリラント…どちらも使いやすくていいよね!
確かにスポンジって感覚つかむまで難しい気もするけど、良いフィルターだよね。
シンプルイズベストの化身ともいえるフィルターだよね。