こんにちはぷれ子です!今日はコメント欄で質問を頂いたので、それに答えるよ!
質問の内容は
「ラミレジィは30センチ水槽で飼えるのか?また混泳可能な小型魚はいるのか?」
という初心者さんからの質問なんだ!
サイトを参考にしてくれてありがとう!
じゃあ、さっそく解説していくね。
この記事の目次
はじめに『質問をくれる皆様へ』
質問される…頼られている証拠ですわね!すごいじゃないですの!
あ…うん…なんか照れるよね。
…キモッ…照れることはなくないです?
お…おう…まぁでもなんでもかんでもわかるわけではないからね、緊張はするよね。
まぁそりゃそうですわよね。ぷれ子さん知能低いですし。
おい!そんなこと無いぞ!
ぷれ子からのお願い
当サイトの「記事の内容について」にあるように、当サイトで掲載している飼育情報はあくまで「一つの目安」なんだ
飼育というものはいろいろな方法があり、なかなか正解が見つけられないものだからね、100%正解だよ!って答をかえせないことは許して欲しいんだ。
あと、質問に関してはできるだけお返事させてもらおうとは思うんだけど…遅れてしまったり、できないときもあるからその時は許してね。
甘えていますわね…
し…しかたないだろ!適当なことは言えないんだからさ!
返信はこういう記事のような形でするときも、コメント欄で返す時もあるからよろしくね。
では前置きが長くなったけど、質問に関してお返事をしていくよ。
ラミレジィは30センチ水槽で飼育できるのか?
質問者さんは「予定では一匹だけの飼育」とのことだから、それを基準で答えるね。(混泳とかは「もしできれば」というかんじで質問をくれたんだ、はじめたばかりでそんな風に慎重になれることは凄いことだと思うんだ。)
ラミレジィは単独であれば、よほど小さな水槽でなければ飼育は可能だよ。
一つ覚えておくと良いことなんだけど「30センチ水槽」というのは実はちょっと曖昧な表現になってしまうんだ。
なぜなら30センチ水槽っていろんなタイプがあるからね。(60センチ水槽、45センチ水槽って言うと「規格水槽」の事として通じちゃうからややこしいよね)
だからこの手の水槽の話をする時は「横幅◯センチ✕奥行き◯センチ✕高さ◯センチ」のようなかんじで書いておくといいよ。
四角い水槽でない場合は、だいたいの大きさとかね。
これはなぜかというと「水量」をはかりたいからなんだ。
同じ幅30センチの水槽でも、高さと奥行きが違えば「水量」がかわってくるからね。
まぁ単純にだいたいのサイズ書いて「◯リットル」くらいと水量も書いておくといいかもしれないね。
いろいろ調べる時もそういう視点で見てみると、情報を集めやすかったりするから覚えておくといいよ!
さて少し脱線したけど。30センチ幅の水槽であれば、よほど奥行きと高さのないものでなければラミレジィ一匹くらいは普通に飼育できると思うよ。
まず仮定としてこの水槽をいわゆる「S水槽」としてみようか。(S水槽って幅が「約30センチ」だからたまに30センチ水槽と呼ばれるんだよね)
S水槽であれば水量はだいたい12リットル。
そこまで多いわけではないよね。
まぁだからこの水槽は元々「たくさんの魚を飼育するのには不向き」だから、むしろ質問者さんの言う「ラミレジィ単独飼育」に向いている水槽とも言えなくもないよね。
実際私もアピストグラマのような、小型のシクリッドの管理をこのS水槽で行っていることは多々あるよ。
ただ、気をつけておいて欲しいのは「水量が少ないと水質が不安定、外気温の影響を受けやすい」ということ。
これからくる季節の変わり目なんか、深夜や朝方に気温が下がったりすると水温が一時的に低下しやすいから、早めにヒーターを用意したりして欲しいんだ。(すでに用意していたらごめんね!)
あと、いまだと逆に「高水温」も怖いから、自分の水槽環境がどのくらいまで水温が上がってしまうかということは気にしておきたいね。
以下に参考になる記事をまとめてみたから、暇な時にでも目を通してみてよ。
▼参考にしてくれても…いいんだよ!
>>熱帯魚、夏から秋の水温対策!ヒーター早めに準備して!
>>夏を冷やせ!クーラーにファン、熱帯魚水槽の高温対策!
そういうことを考えると、小型水槽は置き場所ってのにちょっとこだわりたいよね。
余談だけど同じ30センチ水槽だと「30キューブ」つまり30✕30✕30になると約25リットルくらいはいれられるんだ。
今後の水槽選びの参考にしてみてね。
ラミレジィは30センチ水槽で混泳できるのか?
さて、今度は次の質問の答に行くね。
「ラミレジィと混泳できる小型魚はいるのか」
ということ。
まず、第一にラミレジィという魚について覚えておいて欲しい。
これは私の感じている超私的な目線も入るから絶対ではないんだけど…参考にしてみて欲しいかな。
大人しいと言われるけど…
ラミレジィは大人しいと言われるけど、実はそうでもないと私は思っているよ。
確かに普段というか、環境さえあえば落ち着いているんだけど、ちょっと環境が変わったり、発情期に入ったり、はたまた人間からは理由がわからない時に、豹変することがあるんだよね。
うん、ぶんぶん他の魚を追い回すよ。
でもね、そういうことをやらない個体もいるから、ややこしいんだよね。
だからラミレジィは「もしかすると急に凶暴化するかも」というのは念頭に置いておいてね。
凶暴化もいろいろなパターンがあって
- 同種をおいかけまくる
- 他魚、同種おかまいなしにおいかけまくる
- 軽く威嚇する程度
とかね。
でもこれが一定じゃないから困るんだよ。
だからラミレジィにいたっては「この個体は大人しいよ」ってのを信用しないこと。
やつらの気分にはムラがあると思ったほうがいいね。
水槽のサイズ
ろ過をどうしているか、底床がどうなっているか、水換えはどうか…
初心者さんにはちょっと難しい話かもしれないけれど、水の状態ってほんとうに色々な要素で変わってくるんだ。
正直これは、感覚的な部分も含まれるから、言葉だけでは説明できない「経験」の部分でもあるから大変なんだよね。
でも、一言だけ言えるのは「過密」はあまりよくないということ。
まぁ単純に水が汚れやすくなるからね。
単独飼育より、混泳水槽のほうが病気も発生しやすくなることがあるからね。
まず質問者さんの水槽は30センチ水槽。これが仮にS水槽なら私はせいぜい、ラミレジィとあと別の魚2~3匹程度の数に収めておくよ。(ラミレジィ複数飼育はバトルロワイヤルになることがあるからね)
これはなぜかというと
「小型水槽の過密」というものが結構厄介だからだ。
まぁぶっちゃけ単独飼育するかな。
もし万が一ラミレジィが凶暴化した時に隔離する水槽があるかないかにもよるけどね。
ただ、これだけは絶対いいきれるってのは
- ラミレジィは単独で飼育しても超魅力的な魚
ってことだよ。
うん、絶対これは言い切れる。
ぷれ子の余計な一言
さて最後に余計な一言を言うね。
ラミレジィに攻撃されにくい魚としては「オトシンクルス」かな、
ラミレジィとは「だいぶ違う魚」だよね。
タイプが違いすぎて「興味の対象にすらならない」ってことがあるんだよね。
▼オトシンクルスについて
>>コケを食べる!?オトシンクルスの飼い方!餌や混泳の話など
「じゃあ、コリドラスは?」って思うかもしれないけど、コリドラスはラミレジィと生活圏が結構かぶるんだよね…
ラミレジィってかなり低層好きな魚だからね…
あと「タイプどころか魚ですら無い!」と小型エビをいれると、けっこうな確立で「エビうめぇええ!」ってされるから注意してね。
さてもう一つ余計なことを言うならラミレジィは大人しい小型シクリッドと言われるけど、私の見た感じだと「アピストグラマ・ボレリー」のほうがよっぽど大人しいよ。(まぁそれでもシクリッドだから…ある程度は…)
▼アピストグラマ・ボレリー
>>小型水槽で挑戦!初心者のアピストグラマの産卵繁殖!
でもまぁ魚って「大人しいから」飼うものではなく「惹かれたから」飼うものだからね。
ラミレジィに惹かれたならラミレジィを飼うといいと思う。
そしてもう一つ超余計な一言…
ラミレジィってかなりメジャーな魚だから流通量が多いんだ。
そのせいでちょっと体型がおかしかったり、調子の悪い個体も見かけるんだよね。
ラミレジィを買う時はしっかり選んでおくといいよ。
うん、全然余計な「一言」で終わらなかったね。
補足:ラミレジィをぷれ子が30センチ水槽で飼育するなら
さてもう一つ余計なお話を。
もし私がラミレジィを30センチ水槽で飼育するならという話だね。
私はやっぱりラミレジィ単独で飼育するかな。
それでラミレジィの飼育に慣れてきたら、繁殖を狙いたいよね。
まぁでも繁殖しようとするといろいろ覚えていかないといけないし、万が一成功した時の稚魚の貰い手を考えないといけないから、初代は「単独てじっくり」飼いこむかもしれないね。
一匹だと、異性に対し発情して…とか威嚇してというシーンはなかなか見られないけど、ラミレジィみたいな魚は飼い込むとグッと綺麗になるんだよ。
じっくり仕上げる楽しさってのを味わってみるといいかもね。
ろ過などはどんなものを使うかなぁと考えてみたけど、私は一匹ならスポンジフィルターかなぁ。
ツインブリラントフィルターみたいな2つついているやつね。
それか投げ込み式を改造して…
とか夢は広がるけど、まあ基本はシンプルにするね。
底床は薄め、細かい砂をさらっと敷く程度かな。(厚さ五ミリも敷かないよ、底が見えてもおかまいなし)
田砂とか、ADAのラプラタサンドとかね。
あ、あと津軽プレミアムね!あれは本当にいいよ。
程よく重さがあるからね、掃除もしやすいし、角もないし。
まぁそんなかんじで、私は底に汚れがたまりにくくするんだよ。
なぜならラミレジィは底のほうが好きだから、底床の汚れにやられやすいんだよね。
ちょっとした掃除なんかはGEXのクリーナースポイトみたいな大きめスポイトでやるね。
まぁでも、だいたい水換えの時にプロホースあてちゃうからクリーナースポイトはあんまり使う場面無いけどね。
30センチ水槽ならプロホースは「Sサイズ」かな。(超細かい差だけど「プロホースエクストラ」が使いやすいよね。)
レイアウトは流木をつかうかな。
それに水草を活着させるかもってくらい。(流木だけでも渋いけどね)
そうするとラミレジィの独特の泳ぎ方がより楽しめるんだよ。
あの手のシクリッドの仲間は隙間とかを抜けるのが好きだからね。
見ていると面白いよ。
と、まぁそんなかんじでラミレジィの魅力を引きだすシンプルセットで楽しむかな!
ちょっとだけ大きくなるけど、ラミレジィに近い仲間のアルティスピノーサなんかもね、似たような感じで飼育したりするよ。
まとめ
さてさて、いろいろ余計な話をしてしまったけど参考になったかな?
熱帯魚の飼育は最終的には「観察」と「経験」で勝負するものだと思うから、しっかりラミレジィを見てあげてね。
壁にぶつかることも多いと思うけど、がんばってほしいな。
このサイトを読んでくれてありがとう!これからもよろしくね。
なんかまじめに質問に答えていますわよね
えっ…そりゃそうだろ…
でもやっぱりぷれ子さんって話長すぎてうざいですわ。
えっ…そうかな…
ええ「ラミレジィをぷれ子が30センチ水槽で飼育するなら」なんて完全に余分ですわ。なんなんです?そんなに自分のこと見てもらいたければインスタグラムで「今日のスイーツ」とかアップしたりしたらどうなんですの?
えっ…
はぁ、話の長い女って…モテないですわよ?
ん?ああ私別にモテなくていいや、だって恋愛なんてしてたら魚の世話する時間減るじゃん。
(何この人…やばい)
質問の回答本当に感謝します!
わざわざこんなにアドバイスいただいて嬉しい限りで
とても勉強になりました!
ラミレジィという名前も見た目も好きで好きでいつか育ててみたかったのですが
ぷれ子さんのおかげで自分のちょっとした夢に近づくことができました!
ぷれ子さんの話を参考にラミレジィ水槽について考えたいと思います!ありがとうございました!
これからも毎日拝見させていただきます!
早速のお返事ありがとう!参考になったみたいで嬉しいよ。
ただ記事でも話したけど私の話はあくまで「一例」だからいろいろと情報を集めたりしてみるといいと思うんだ。
詳しい店員さんと仲良くなったりね!
これからもがんばって記事を更新していくからよろしくね!
ラミレジィ…確かに良い名前だよね。一人でぶつぶつ「ラミレジィ…ラミレジィ」ってつぶやいているとなんとも幸せな気分になってくるよ。
どーも!式です。
今回も素晴らしい解説でしたね!私は一度コバルトブルーを飼ってましたが、日に日に状態が上がっていき、青みに深さと鮮やかさがでてくるのがもうたまらん!…って感じでしたね。
うーむ、私もぷれ子さんの最後の意見に同意ですねぇ。人間にゃあ恋しないけど、 「コイに恋して、ベタにゃベタ惚れ、ショップの魚にゃ一目惚れ‼︎」な〜んてことは日常茶飯事ですけどね(^_^) まぁ、これがアクアリストの宿命ですよね…
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
どーも!
「コイに恋して、ベタにゃベタ惚れ、ショップの魚にゃ一目惚れ‼︎」
これは今日の格言だね!
お魚を見ていたら、恋愛するヒマなんて無いと思うんだよ。
ラミレジィはすごくいいよね!
「素晴らしい解説」とか言われると照れてしまうなぁ嬉しいなぁありがとう。