こんにちは!ぷれ子だよ。
今日のテーマはエアレーションだよ。
一般的なものなんだけど、いまいち効果がよくわからない。そんな人もいると思うんだ。
まぁエアレーションの効果って「なかなか目安で表せない」ものだからね。
今日はそういう部分も含めてエアレーションについてお話していくよ。
熱帯魚や金魚にエアレーションはいるの?
ねぇぷれ子さん、エアレーションって絶対必要なんですの?
んあ?別に絶対ではないよ。
でもぷれ子さんの水槽ってよくエアレーションついてますわよね。
うん、まぁ必要だと思うやつはつけているね。
なんか今回も「微妙な感覚」の話っぽいですね。
うん、まぁそうだね。このあたりは正直感覚な部分は大きいね。
話長くなりそうなんで帰っていいです?あ、むしろぷれ子さんがどっか行ってくれません?
えっ…
エアレーションって何?芝生?
エアレーションってのは熱帯魚や金魚の世界においては「水槽内にエアーを送る」という行為のことを指すことが多いね。
まぁ芝生に穴開けて空気入れる作業もエアレーションって言うんだけどね、それはアクアリウムとは又別だからとりあえず置いておこうね。(さすがの私も芝生の育て方はわかんないからね)
さて脱線したけど、アクアリウムにおいてエアレーションってのは「エアーポンプ」を利用して水中に空気を送り込むってイメージの人は多いんじゃないかな?
ただ空気の出るところがエアーストーンとか投げ込み式ろ過器だったりするから混乱している人も多いと思う。
まぁざっくり「水中にぽこぽこエアーが出る何か」があるってかんじかな。
でもね、ちょっとだけこのエアレーションって言葉「ややこしい」場合があるんだ。
それは…
上部式フィルターとエアレーション
エアレーションと言う言葉で混乱しやすい話として
「上部式フィルターのエアレーション効果」というのがあるんだ。
エアレーションってかなり広い目で見ると「エアーを水中に溶けこませる」ということとも捉えれるんだよね。
なんですのその難しいニュアンス…
う…うん…
エアーポンプはさ、水中に直接空気を送り込む装置だよね。
でも上部式フィルターはそんな装置がないのに、どうして「エアレーション効果」があるかって事がわからない人も多いと思うんだ。
それは上部式フィルターの特性にあるんだよ。
一度水を汲み上げて、ろ過そうの中を通す上部式フィルターは、「濾過槽内の水面が波打つ」んだよね。
そうするとその影響で、水中に酸素が溶け込んでいくんだ。
この部分のことを「上部式フィルターのエアレーション効果」と言っているんだよ。
▼上部式フィルターの仕組みを理解
>>種類別でおすすめ!熱帯魚の水槽のろ過フィルターとろ過材!
つまり、上部式フィルターにかぎらず
- シャワーパイプで水面を波立たせる
- 水中ポンプで水面を揺らす
とかしても、ここで言う「エアレーション効果」はあるってわけだね。
外部式フィルターはなぜエアレーションを必要とされるのか
外部式にはエアレーションが必須。
こんな言葉を聞いたことがあると思うんだ。
これは、外部式フィルターの特性にあるんだよね。
外部式フィルターは上部式と違って「密閉された濾過槽」を利用するから空気にふれあう部分が少ない。
そしてさらに、出水部を水中に入れたり、パーツを利用すれば、水面を波立たせないことができる。
つまり「酸素が溶け込みやすい条件」とは真逆の環境が作れるわけだ。
だからエアレーションが必要と言われるんだよ。
水草水槽に二酸化炭素を添加するときのエアレーションは?
外部式フィルターはその特性を利用して「水面を波立たせない」という環境を作りやすいというのは理解してもらえたかな?
その環境が効果を発揮するのは「二酸化炭素」を添加する水草水槽なんだ。
それについては過去の記事にまとめてあるから参照してみてね。
エアレーションの大切さというものに気がつけると思うよ。
▼酸欠の危険性?
>>水草水槽へのCO2(二酸化炭素)添加方法や、注意点のお話
エアレーションの効果について
さて今度はエアレーションのもつ効果について見ていこう。
今から話す効果が合う合わないは、飼育魚や環境にもよるから、自分のやりたいことと照らしあわせて考えてみて欲しいんだ。
エアレーションの効果:酸素が溶け込む
エアレーションは酸素を水中に溶け込ませるのが狙いだったりするんだ。
単純に空気を水中にボコボコやると「水と空気」が触れる面積が増えるよね。
それに水面も揺らぐから「動きのある水が空気に触れる」という現象が起きる。
そうすることで溶存酸素量…つまり水中に溶け込む酸素を増やしたい!というかんじなんだ。
夏場のコリドラス水槽なんかでエアレーションを強化したりする人が多いのは、水温が高いと「溶存酸素濃度」が下がるからなんだよね。
▼夏場って怖いよね
>>夏を冷やせ!クーラーにファン、熱帯魚水槽の高温対策!
他にも急流に済むプレコみたいな「溶存酸素濃度が高い環境を好む」魚を飼う時とかね。
エアレーションの効果:水流が起きる
エアレーションをエアーストーンとかで行うと、下から上へという水流が起きるよね。
これを上手く利用して、水槽内に「止水域」をできなくするんだよね。
他にも流れを好む魚のために「水流のある場所」を簡易的に作ってあげるために利用したりね。
私は「あーここ…もう少し水流欲しいなぁ」なんて場所でよく使うね。
ただ種類によっては水流が苦手な魚もいるから注意してね。
まとめ
さてエアレーションの話。どうだったかな?
エアレーションは今日話した以外にも、酸素を好むバクテリアが活性化したりといろいろな効果があるんだよね。
エアレーションは上手く利用すれば、想像以上の効果を発揮してくれるんだよ。
エアレーションって見ていると面白いですわね。ブクブクして。
あーそうだね。わかるわ。
あれ?ぷれ子さん、この水槽何飼育しているんですの?エアストーンがすごい数ついてますわ。
ああ、それは魚を飼う水槽ではないよ。
エアーストーンから空気が出るのを鑑賞する水槽なんだよ。
ほら見て、あれいぶきエアーストーンっていうんだけど、エアーの出方が綺麗だろ?
確かに綺麗ですけど…この水槽の存在意義はわかりませんわ…
えっ?エアーストーンって鑑賞したくない?
飼育水槽についているやつでじゅうぶんですわ…
▼あわせて読みたいかもしれない
>>おすすめエアーポンプは?静音性は?静かにする方法は?
コンバンハ、シキデス。
エアレーションの話。これ、次の「ぷれ子愉快」で萌菜さんから「なぜいまさらこんな重要な話するんです?バ○ですの?この○○○○!」とか言われて「パーン!(ビンタ)」っていつものくだりになりそうですね…。まぁ、そん時はダツダツ系でいこう‼︎
エアーストーンじゃないですけど、私は「舞姫」、「清水」とか好きです。
ソレデハ(=゚ω゚)ノ
コンバンハプレコデス。
あいつのビンタ、本気で打ってくるから痛いんだよね。
舞姫、清水は使ったこと無いけど、良さそうだなぁと思うんだ。
こういう仕込めるタイプって見た目もいいよね。
ダツダツ。