
こんんちはぷれ子です。
今日から短期連載がはじまるよ。
テーマは初めての「混泳水槽作り」
まぁアニメとか漫画で言う過去編だよね。
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熱帯魚混泳水槽作り第一話『飼育水槽選び』
数年前

ねぇぷれ子さん、この宝石みたいなキラキラした魚たちはなんですの?シャネルの新作小魚ですの?

シャネルの新作小魚ってなんだよ…まぁこれは熱帯魚ってやつだよ。

海水?

いや、淡水だよ、これはアマゾン川とかの魚だね。

へぇ、淡水にもこんなキラキラした魚いるんですわね。

うん、世界には結構いろんな魚がいるからね。

ワタクシも飼いたいですわ!

えっ…飼うの?

なんですの?ワタクシにできないとでも思っているんですの?

いや…手間もかかるし簡単ではないよ。

バカにしないでくださいまし!ぷれ子さんがしっかり手伝ってくれたらワタクシでもできますわよ!

お…おう…
初心者に扱いやすいおすすめ水槽はどれ?!

まずは何からしたらいいんですの?魚を買えばいいんですの?

いや…そんなわけないんだろう…飼う水槽もないのになんでそういう発想になるんだよ…

あーたしかに水槽いりますわね。で?どんなのがあるんですの?

うーん初心者にオススメなのはこのサイズかな。60センチ規格水槽。

ふむ…なんかわりと大きいんですわね。こんな大きいと初心者には大変そうですわ。もっと小さいのがいいんじゃないですの?

いや、そんなことないよ。まず単純に水ってさある程度多いほうが安定しやすいんだよ。

アンテイ?いきなり専門用語とかやめて欲しいですわ…

(専門用語じゃないんだけどな…)なんていうかさ、単純にコップいっぱいの水と、大きな水槽の水、どっちが水質が変わりやすいと思う?

はぁ?そんなのわかるわけないですわ?初心者なめんなこの◯◯◯

(こいつ…)まぁ…とりあえず初心者は「とりあえず水量が多いほうがいい」とおぼえておけばいいよ。

はぁ?そうやって高い商品売りつけるつもりですわね!いくらワタクシが金持ちだからってそういうセールスはお断りですわ!

いや…違うんだよ…じゃあ私が60センチ水槽をおすすめする理由を教えるから、考えてみてよ。

まぁ、聞いてあげてもいいですけど…

あ、その前にひとつ聞いていいかな?これどっちのタイプがいい?枠ありと枠なし。

うーんみたかんじ、すっきりしているから枠がないほうが好みですわ。

そっか。まぁ使えるフィルターが限定されるけど、枠なしでいこうか。

えっ?限定されてしまうんですの?

うん、上部式ってタイプが使えないね。(まぁ逆に枠ありだと使えないフィルターもあるけどややこしくなるから黙っとくか…)

えーよくわかんないけどなんか嫌ですわ。

萌菜って水草多めの水槽にしたい?

はぁ?なんで今話をすり替えたんですの?なぁ?なんで話をすりかえた?なぁ?

いや…それが関係あるんだよ。

まぁ植えたいですけど。なんか綺麗だし。

あーならフィルターは上部式より外部式になるだろうから枠なし水槽でいいよ。オーガラスだから、下に敷く専用マットも買おうね。まぁ水槽を買うとセットになってくる↑みたいな商品を買うのが早いかな。
※商品の付属品の内容はたまに変わることがあるので購入前に詳細チェックだ!

なんかよくわかんなくてムカつきますけど問題ないならいいですわ。

(なんでこんな喧嘩腰なのコイツ…)
ぷれ子が60センチ規格水槽をおすすめする理由
さて60センチ水槽をおすすめしたい理由についてお話するよ。
まずいろいろな理由があるんだけど
- 水量がそれなりにあるから安定しやすい
- 一番良く売れている規格だから付属品が入手しやすい
などだよ。
水量があると
- 外気温の影響を受けにくい
- 水が汚れにくい
- 魚がすぐに満員にならない
などのメリットがあるんだ。
まぁこの理論から行くと、もっと大きい水槽が良い気もしてくるけどね。
ただ60センチ規格水槽より大きくなると水の量がかなり多くなるし、重さも相当なものになる…付属品の入手も難しくなるなど「大きすぎて」初心者は苦労するかもしれないんだよね。(人それぞれだけどね)
なんていうか60センチ水槽はいろいろな意味で「程よい」サイズなんだよ。
飼育したい魚によっては違うサイズを選択したほうが良いこともあるけど、まず
「小型魚の混泳水槽を作りたい」なんてい人が挑戦するのには凄く良いと思うよ。
多くのアクアリストがスタンダードなサイズとして60センチ規格水槽をイメージするのは、そんな背景があるんだよね。
事実、アクアリウムの世界では60センチ水槽を境界線にして水槽の大きい小さいを語ることがあるからね。
60センチ水槽の水量は60リットルいくかいかないかというくらい。
10リットルバケツで5~6回ぶんと考えるとそこまで多くないのがなんとなくわかるかな。
少し嫌な言い方だけど、60センチ水槽は「大きくはないが小さくない」くらいのものなんだよね。
だからまず「60センチ水槽ってでかすぎない!?」なんていうイメージは持たないようにしよう。
そうすることが「水量」への正しい理解へとつながっていくんだ。
水槽台は専用のものを

水槽ってどこにおけばいいんですの?床?

うーん床だと作業がしにくいからね、何かしらの台の上にはのせたいね。

ふーん、机とかでいいんですの?

いや60センチ規格水槽はそれなりに重いからな、下手な机にのせると机が歪んでえらいことになるぞ?

えらいこと?

うん、歪みのせいで水槽の一部に負担がかかってさ、それが原因で水槽が歪んで割れたりね。

うわぁ…水浸しになるじゃないですの…

うん、だから水槽台は専用のものか、それ以上に頑丈なものがいいね。天板のあるタイプはさっき説明したマットを敷けばオールガラスでも置けるよ。(枠だけのタイプは板を別で用意してないといけないんだ)

はぁ?専用のものがあるならさっさと言ってくださいまし。ムダに考えてしまったじゃないですの。

(このやろう)
次回予告『水槽の置き場所選び』
さて、短期連載の第一話。どうだったかな?次回は水槽の置き場所を選んでいくよ。
まぁ、ぶっちゃけ「置き場所選んでから水槽のサイズとか決めたほうがいいんじゃないの?」ってのもあるんだけど、今日はあえて「水量の重要さ」を知って欲しかったからこの順番で話したんだ。
まぁでも、手順は人それぞれでいいと思うから、この短期連載は一例として見てくれたら嬉しいかな。
じゃあ、次回もよろしくね!

はぁ、なんですのこの短期連載は…

ん?過去編じゃん。

ええ…まぁそうですけど…ワタクシの初めての水槽作りを晒すとかデリカシーなさすぎですわ…

えっ…そうなの?じゃあやめる?

はぁ?今更引き返せないですわ!次回もちゃんとやるべきですわ!

う…うんわかったよ。

まぁこれを見て真似していけば、ワタクシと同じような水槽が作れるってことですわね。

うん、そのつもりの連載だよ。

さすがワタクシ!VIVAワタクシ!

(テンション高いなぁ…なんだかんだ嬉しいのかな)
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