
こんにちはぷれ子です。このシリーズももう第十三話だね。
今日は水槽に入れる水草とか流木とかを選んでいこうと思うよ。
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熱帯魚混泳水槽作り第十三話『水草選び』

さて、萌菜はどんな水槽にしたい?

うーん「小型魚の混泳と水草を楽しみつつもメンテナンス性に優れた管理しやすい環境」を「レイアウトはそこそこにして、生体の観察」よりにしあげたいですわ。

…模範的な回答だな…

まぁそもそも今回はそういう目的で底床を選んだじゃないですの。

おまえ本当はアクアリウムの知識…あるだろ?

いいえ、ないですわ。
今回の水槽の水草選びのポイント

さて、今回どんな水草がいいんですの?

うーん本格的な水草水槽というわけではないからね、極端に強い光がいるとか、二酸化炭素がいる水草は避けたほうがいいね。

なるほどですわ。あんまり手入れがいらないやつがいいですわね。

まぁよく伸びる水草だとトリミング…つまり切ったりなんだりが大変だからな。

ええ。ワタクシ存在感のある水草をいくつか置くスタイルがいいです。

あーいいかもね。それだと確かにメンテナンスもしやすいね。

じゃあそういう水草を選んでくださいませんこと?

うーんわかったよ。いくつか候補を出すからその中から探してみてよ。

わかりましたわ。
主役の水草を決めよう

さて、まずは主役の水草を決めるか。

主役?

うん、よくセンタープランツといわれるやつだね。まぁ存在感のあるものをドーンといれるかんじだよ。

ふむ、シンプルにレイアウトする秘訣的なかんじですの?

うーんそこまで言うつもりはないけど、まぁ一つで見栄えするものっていいからね。

で、どんなのがいいんです?

これなんかどうかな?エキノドルス・オゼロット。

うわ…高そう!まぁワタクシお金持ちだからいくらでも買えるんですけどね。

…いや、実はそんなに高くないんだよ。見た目もいいし育てやすいのにそこまで高くないというすぐれものだよ。

へぇじゃあこれにしますわ。

うん、ここで選択があるんだけど…

ん?

エキノドルス・オゼロットを何株かいれるか、それとも1株にするかだね。

ふむ。

私のオススメはエキノドルス・オゼロットを3株程度買ってね、それをメインに構築する方法だね。

なんで?

ああ、単純に水草の種類が増えると組み合わせ考えたり、バランス考えるのが難しくなるじゃん。だからいっそ一種類を中心に組み立てるほうが楽だというね。

あー…確かに。じゃあそうしますか。

センタープランツを3つ植えたらどれがセンターなんだっつーの!あははは!

(何でウケてるのかさっぱりわかんないですわ…)
脇役になる水草を決めよう

なんか他の水草に比べるとエキノドルス・オゼロットって渋いですわね。

まぁそうだね。カラーリングに落ち着きがあるからね。

こういう感じ嫌いじゃないですわ。

そう?いい趣味しているな。ならこの水草はどうかな?アヌビアス・ナナ。

は…はいごろへらぴんなと…なんですのその言いにくい名前。

アヌビアス・ナナな。これさ流木とかにしっかりつくから扱いやすくてね。

あー砂に植えなくていいわけですか?

うん、そうだよ。しかも結構強いんだこれが。

へぇ、見た目も渋いですわね。どうやって流木につけるんですの?

ん?根を潰さないようにビニタイとかで巻いておけばいいよ。

わりと簡単なんですわね…

いや、意外と綺麗に結ぶの難しいよ。コツは作業中にアヌビアス・ナナを乾燥させないように濡らしながらやるってことだね。

なるほどですわ。

あとは密集させすぎないこと。いずれ育つから、ある程度の間隔はあけておいてね。

はーい。

まぁ面倒なら、↓みたいな活着済みの商品を買うのもあり。その画像のやつはアヌビアス・ナナじゃなくてバルテリーって呼ばれる種類なんだけど、ナナより大きくなるからね。おいとくだけで目立つよ。

…これは…楽そうですわね…
流木を買おう

さて水草はこの2種でいこうか。正直このくらい少ない素材でかっこよくまとめるのはセンスいるけどね。

さっきの話と矛盾してるじゃないですの…

まぁ馴れだよ。特に今回は生体メインだから水草は少なめでいいんじゃないかな。

あーそういえばエキノドルス・オゼロットはどうやって植えるんですの?

これもね結構育つから間隔をあけて植えるといいよ。それで水槽の中央をあけるかんじで、やや後ろ、やや横によせて植えるといいかな。

ふむふむ。中央を開けるわけですわね。

うん、コリドラスとか餌を取るのをみたいでしょ?

あーあの底のほうでモフモフしてる魚!

うん、萌菜が飼いたがっていたやつね。あれは底のスペースを必要とする魚だから、このくらいシンプルな方がいいんだよ。

でもシンプル過ぎません?

うーんなら流木と…これを買おうか。

ん?流木と…大きい砂利?

うん、まずこの大きめの砂利を少し水槽にばらまくと…自然な川底みたいになるだろ?

あー確かに!

そこに流木をさ、適当に沈んでいるような雰囲気でポンポンと置くと…

あ、それっぽくなりそうですわ!

だろ?

流木はどのくらい買えばいいんですの?

うーん、アヌビアス・ナナつけるぶんもあるからなぁ…まぁでもありすぎると手入れが難しいから、ニッソーの自然流木なら
・ミニ✕4
・小✕2
・中✕1
くらいでいいよ。贅沢言うなら特大も一つ買いたいね。

あれ?いろんな大きさ買いますの?

うん、いろんなサイズがあるとそれだけで自然感でるからね。まぁお手軽レイアウトだけど、なかなか良くなるよ。

ふむ、今回はそれにしてみますわ。

うん、まぁ水草はあとで植えたほうがいいから、とりあえず流木と砂利買ってレイアウトを考えてみようか。

水草はまた今度ってことですわね。

うん、買ったら植えないといけないからね。
次回予告『レイアウト』
さて次回はレイアウトについて考えていくよ。
まぁ今日話した手入れのしやすいレイアウトってことだね!

長いですわねこの連載…

大丈夫、もうすぐ終わるから。

あ、そろそろですの?

うん、そろそろだね。あと何話くらいかな…えっと…

(まだまだ続きそうですわ…)
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