こんにちはぷれ子です。
今回は前回に引き続き、グッピーに詳しくなっていこうという記事だよ。
この記事で注目するのはグッピーの種類のお話だ。
よく見かける魚であるグッピーの種類って、実は想像以上に「ディープ」なものなんだよね。
だから初心者さんはほとんど「グッピーの種類」というものを理解していないのが普通なんだ。
でもさ、せっかく飼うなら知っておきたい…って気持ちあるよね。
そんな人に向けて「初心者さんにおすすめのグッピーの種類の選び方」をがっつり話し込んでいくよ!
それともう一つ、合わせて知っておきたいグッピーの混泳のお話も解説するね!
▼グッピーの飼育の基本はこの2記事で!
>>初心者のグッピー飼育方法!国産って何?水温は何℃?
>>グッピー繁殖方法!初心者でもできるテクニック教えるよ!
グッピーの種類は無限大!?
グッピーっていろいろな種類がいますわよね。
うん、いるね。まぁ種類というか、どれもグッピーにはかわりないからバリエーションの種類っていったほうがわかりやすいかな。
同じグッピーって魚でもヒレの形や色が色々あるってことですわね。
うん、改良品種としての歴史が長いからね。正直把握しきれないくらいあるよ。
なんと!全種類集めるとか無理なんですか?
うん、絶対無理だろうね。どんどん新しい種類も生み出されているからね。
そうなんですのね。
うん、だからメジャーなよく見かけるのを除いてしっかりと知りたければ、専門店とか詳しいお店にいくのが早いよ。
あーグッピーってちょっとディープな話になると、案外知っている人すくないですもんね。
うん、そもそもグッピーのマニアの人達からすれば「遺伝を学ぶ」というのが普通なくらい深い世界だからね。
ふむ。これは結構凄い話になりそうですわね…
そうだね。案外「グッピーの種類はいろいろ」ということを知らない人が多いからね。
なるほど、最初からそういうものだということを知っていれば、計画も楽しみ方も変わってくることがあるということですわね。
そうだね、グッピーを楽しみたいなら個人的なおすすめは「アクアライフ」を読むかな。
▼アクアライフ毎月レビュー中!
>>雑誌・書籍レビュー一覧
アクアライフ…って雑誌ですわよね。
うん、アクアライフに連載でね「グッピーブリーディングノート」ってのがあるんだけど、それがね「あーグッピーってこんな奥深いんや」というのを知るのに良い参考になるよ。
あのディープな連載ですわね…
そうそう。でも「初心者向けの魚」とだけ認識して飼うのと「より深い楽しみ方もある魚」だと知って飼うのじゃぜんぜん違うでしょ?
あー。グッピーってただの「初心者向けの強い魚」だと誤解されていることもありますもんね。
うん、そうそう。だからね、もったいないよねって話。まぁここからは初心者さんに向けた種類選びの話をしていくけどね。
ぷれ子さんって、よくこういうめんどくさい前置きをしますわよね。
お…おう…
初心者さんにおすすめのグッピーの種類の選び方
さて、いきなり複雑な前置きをしてしまったけど、ここからは「初心者さんがどうやってグッピーの種類を選んでいけばよいのか…」というお話をするよ。
まずグッピーには
- 国産
- 外国産
がいることを知っているかな?
実は最低限この違いを把握していないと、グッピーは選べないんだ。
そちらについてはまず過去の「グッピー飼育の基本記事」で紹介しているから読んでおいて欲しい。
さて、話を進めよう。
実は世の中で初心者さんにおすすめと言われているのは、大量に安価に販売される「外国産グッピー」ではなく「国産グッピー」だ。
ただ、国産グッピーって、価格に幅がすごくあるんだよね。
千円以下で買えるものから「えっ…グッピーってこんな高いの?」なんてものまで。
まぁ結論言ってしまえば、国産グッピーの中で気に入ったものを選んでしまえばいいんだけど…初心者の人は特に気にしたいことがあるんだ。
それは「親と同じ子が生まれるかどうか」ということ。
よく見かける国産グッピー、つまりメジャーなタイプだとなかなかないんだけど、中には「親と同じ色彩、形状になる確率が100%ではない」というものがあるということ。
こういうタイプはその性質のせいもあり、希少価値が高く値段も高いんだよね。
それをたまに「よっしゃ!これ増やして一儲けしたろ!」なんていう人がいるんだけど…その血統を維持するためには、ちゃんと親を選別(選んでいく)という知識、技術などなどが必要になるんだよ。
つまり難易度が高いというわけだ。
だから初心者さんは初めて「ちょっとお高いグッピー(数千円以上)」を買うときは店員さんにそのあたりを質問してみるといいんだよ。
いや…そんなこと言われても…どうやって質問したらいいかわかんないんですけど…
うーん、そうだねじゃあ例文を置いておくから参考にしてみてね。
▼例文
「すいませんグッピーを初めて飼うんですけど、こちらのグッピーはなんで高いんですか?」
むっちゃくちゃ単純だけど、知識がないならこのくらい素直に聞いてみるといいよ。
なんていうかここで下手に「このグッピーって親の性質しっかり遺伝します?」とか聞いてしまうと、知識があると誤解されてしまうかもしれないからね。
簡単?値段で見るグッピーの種類選び!
さて、ややこしい話はここまでにしてここからはもう少し単純な話にしていこう。
ちょっと極端な言い方だけど、もし私が
「難しい話はよくわかんないんだけど、ぶっちゃけどんなグッピーを買えばいいの?」
と言われたら
「1ペア1000円くらいの国産グッピーを目安にしてみたら?」
と言うかな。
まぁお店により価格帯が違うから、なんとも言い切れない部分もあるんだけど、このくらいの価格帯の国産グッピーって
- この見た目が親と同じになりやすい
という安定したものが多いんだよね。
※全てに当てはまるわけではありません。
まぁなんていうか、安定供給できるからこの値段ってのもあるからね。(ブリーダーさん直で安いとかそういう話を除いてね)
そういう価格帯に絞ってみていくと
- ブルーグラス
- イエロータキシード
などのメジャーなグッピーの種類を知っていくこともできると思うんだ。(これがまた多いんだけどね…)
しかもその中に「グレードが高くて値段が高い」とかもあるから難しいんだけど…
まぁ値段は目安程度に見て、そのグッピーがどんなグッピーなのかということをちゃんと見ていけるように意識していこう!
もう少しだけレベルアップ!初心者のグッピー選び!
じゃあ今度はもう少しがんばって選んでみよう。
例えば君が
「ブルーグラスが飼いたい」
となったとしよう。
でもちょっとまってみてほしいんだ。
なぜならブルーグラスにも色々いるから。
例えばブルーグラス・リボン
これはブルーグラスのヒレがリボンみたいに長くなるタイプだね。
そのぶんお値段はちょっとあがるんだ。
こういうかんじでざっといろいろ見た結果、君が
「普通のブルーグラスが飼いたい」
となったとしよう。
でもやっぱりちょっとまってほしい。
普通のブルーグラスにもいろいろいるんだよね…
青の入り方、模様の入り方…
それをじっくり見てから買ってほしいんだ。
まぁ「名前だけで選ぶな」ということだね。
そしてその見る時のコツは「水槽全体」を見ること。
普通こういう風に「色や形」を固定してあるグッピーは、他のタイプのグッピーとは混ぜず、単独で水槽に入っているよ。(繁殖して混ざっちゃうと色が変わってくるからね)
だから同じ水槽にいるのは、だいたい兄弟姉妹なんだよね。
それを全体的に見ておけば、繁殖したときにどんな兄弟が出るかということを少し知るできるというわけだ。
あともう一つ気をつけたいのは「若いグッピーはヒレも小さく色が出ていないことも多い」ということ。
それを見て「綺麗じゃないじゃん…」と思っていると実は「成長したら綺麗」なんてね…あるからね。
グッピーの混泳の注意点!MIXグッピーってどんな種類?
さて、個々までは自分の好きな色のグッピーを探す方法をお話してきたよね。
そこで絶対に覚えておきたいのは「MIXグッピー」の存在だ。
これはつまり「いろいろな色のグッピーが混ざってます」ってことだから、親と同じにはならないのが当たり前なんだよ。
まぁ「ブルーグラス」とか「イエロータキシード」とか種類わけされているのとは対局にあるグッピーだね。
あえてMIXを買って「どんな子供が生まれるかなぁ」と愉しむのもありだけどね!
ただ君が「ブルーグラス」を増やしていきたいというならば、絶対に他のグッピーと混ぜないこと。
例えば「一緒に泳いでいると綺麗だから」という理由で、ブルーグラス水槽にイエロータキシードをいれてしまうと…血が混ざってしまうからね…つまりMIXグッピーになってしまうんだ。
MIXにしたくないけど一緒に泳がせたい!って人の方法は一つ「オスのみ」の混泳をすることだね。
メス同士だと似通っていたりするから、間違うことがあるからよほど自信ない人にはおすすめしないかな。
グッピーと混泳相性の悪い魚達!
さてさて、最後にグッピーと他の魚の混泳について覚えていこう。
グッピーってさ、形が独特な魚だから、案外混泳で気をつけたいことが多いんだよね。
そのあたりは以下の記事内でしっかりと解説しているから、良く読んでほしいんだ。
▼グッピーの混泳について深く知る
>>初心者のグッピー飼育方法!国産って何?水温は何℃?
>>初心者の混泳!グッピー、アカヒレ、ネオンテトラから学ぶ
読んでもらってわかったと思うんだけど、グッピーの親を綺麗に飼うためには混泳についてしっかり考える必要があるということだね。
グッピーのブリーダーさんなんかは基本的にグッピーだけで飼育しているからね。
親のヒレがやられたりして調子を崩すと、繁殖にも悪影響が出るからね。
まとめ
今回はちょっと難解な話だったかもしれないね。
でもグッピーって、真剣に学んでいけばその形や色にしっかり拘れる生き物なんだよ。
もちろん、そこまで凝ることをせず気軽に楽しんでもいいんだ。
つまり自分が「どんなグッピーを、どういうふうに増やし、楽しんでいきたいか」ということを選べる魚ということだね。
グッピーってこんなに奥深いんですわね…
うん、まぁね。本当に歴史長いからね、すごいことになっているよ。
ふ
む、遺伝とか本気で考えるのは素人には無理ですわ。
遺伝を意識してマニアックにやるなら簡単ではないからね。でも逆にそこまで考えず気楽に選べるのもグッピーのいいところだね。
あーそうですね、ほんとグッピーっていろいろな人が楽しめる魚なんですね。
そうだね、それは言えるね。
グッピーの飼育繁殖に関する記事まとめができました! 初めて飼う人にもまぁまぁわかりやすく解説!! しっかりとおぼえて、グッピーを楽しんじゃおう! グッピーQ&Aもあるよ! >>グッピー飼育繁殖まとめを読む |
いつ読んでもためになる連載を
本当にありがとうございます!
魚やアクア用品まで、毎回新しい発見があって勉強になります。
私にはぷれちゃんの様な頼りになるアクア先輩がいないから
萌ちゃんがいつも羨ましい‥(苦笑)
あ、最近水槽を大きくする際、
ガラス水槽からアクリル水槽にしようと準備しているのですが
(ちなみに90センチ)
アクリル水槽ってガラス水槽と違って、下に水槽マットを敷く・敷かない人で分かれていますよね。
マットの素材とアクリルで科学変化が起こるとかで‥。
ぷれちゃんは色んな種類の水槽を持っていそうですが、アクリルでも下にマットを敷いていますか?
教えてください><
こちらこそいつも読んでくれてありがとうございます!
そんなに頼りになるかなぁ、なんか照れちゃうなぁ
えへへ
うふふ
あ!いつまでも照れていないで質問に答えるね。
私の家には結構統一感無くいろいろな水槽があるから、いくつかピックアップして書いてみたよ。
①アクリル水槽
自作の木製の台にちょっと厚めの透明のビニールシート(テーブルクロスコーナーに売っているようなやつ)を敷いてその上に直置きだよ。
②オールガラス水槽
水槽用マットを敷いて乗せてるよ。
③枠あり水槽各種
板の上にビニールシートで直置きだよ。
とかかな!
こうやって見ると私はオールガラス水槽にしかマットは敷いていないね。
ただビニールシートをやや厚めにしたり、その下の板が分厚かったりとかを気遣ったりしているよ。
化学反応が不安なら一応アクリルを取り扱っている販売店などに聞いてみてもいいかもしれないね!
私はビニールシートで防水を兼ねることを優先した感じかな。
大きな水槽って簡単に動かせないからいろいろ考えないといけないよね。でもそれが楽しいよね!
こんなかんじで参考になりましたでしょうか?