はいこんにちは、ぷれ子だよ。
今回紹介するコケ取り生体は
オトシンクルス(とオトシンクルス・ネグロ)
サイアミーズフライングフォックス
アルジイーター(とゴールデンアルジイーター)
達なんだ。
彼らがどんなコケを食べるのか、そしてどう違うのか…ガッツリ学んでいこう!
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珪藻(茶苔)<斑点状藻<黒髭苔
今日はコケ取り生体紹介の第二弾ですわね。
うん、そうだね。前回のエビに続いて定番種いくよ。
今回はどんな苔を食べてくれるんです?
基本は茶苔、斑点状藻だね。一応黒髭苔対策もできる魚もいるよ。
へぇ!どう違うんですか?
まぁ茶苔は結構簡単に食べてくれる。あれは手でも取りやすいしさ。楽なコケだよね。
ふむ。
斑点状苔、まぁ水槽の壁面とかにつく緑の斑点の苔はちょっと手ごわいかなぁ。
ふむ。
黒髭苔…まぁその名の通り黒いモサモサした髭みたいな苔なんだけど、これは本当ダメ。マジ取れない。
えっ!?そうなんですの!?
うん、アクアリストを悩ますコケの中ではトップクラスに手強いんじゃないかな?ほとんど食べてくれる生き物がいないしさ。
へぇ…
普通にヒゲ状藻とか呼ばれている緑の糸状のやつはエビとか食べてくれるんだけどこっちのはホント手強いね。
なんと…でも今日紹介する魚は食べてくれるんですよね?
うーん…まぁね。
なんですのその微妙な返事は…
まぁ今日の話を聞いてくれたらわかると思うよ。
ふむ…
コケ取り魚の定番種!
水槽のコケ取り魚といったらオトシンクルス、サイアミーズフライングフォックス、アルジイーターだよね。
でもこの三種類結構別物なんだよね。
そのあたりをしっかり理解しないと結構痛い目を見るんだ。
さてさてここからしっかりとその違いを頭に叩き込もうか!
珪藻(茶ゴケ)対策の定番!大人しいオトシンクルス & オトシンクルスネグロ
はい、まずはオトシンクルスだね。
オトシンクルスは小さくて大人しいし、他の魚に危害を加えないから初心者でも扱いやすい魚だよ。
対応してくれるコケは茶ゴケだね。
斑点状藻もいけるって言われているけど、あんまり硬いのとかはなかなか食べてくれないね。
茶ゴケがなくなると餓死する危険があるから、ちゃんと餌についても考えてあげてね。
普通にオトシンクルスとして売られているのとは別にオトシンクルス・ネグロと呼ばれるやつも、似たようなかんじで飼育、そして活躍してくれるよ。
オトシンクルス・ネグロのほうが「コケ取り能力が高い気がする」という人が多いね。
まぁ言われてみればそんな気もするかなぁ…というかんじだけどね。
水槽壁面やアヌビアスナナの葉とかにつく茶ゴケ対策としては、本当にいい魚だよね。
大人しいからね。
▼オトシンクルスについて真剣に知ろう
>>コケを食べる!?オトシンクルスの飼い方!餌や混泳の話など
うーん…多分持て余す…アルジイーター&ゴールデンアルジイーター
珪藻(茶コケ)や斑点状藻対策として知られるアルジイーター。
ゴールデンアルジイーターというのは改良品種だね。
まぁノーマルでもゴールデンでもどちらも…
大きくなって気が荒くなる魚だよ。
見た目からは想像つかないくらいね、他の魚を追いかけ回すね。
正直60センチ規格水槽くらいだと他の魚がかなり迷惑してしまうんだ。
まぁ大きな水槽向けだね。
あと成長するにつれて苔をあんまり食べてくれなくなるんだ。
びっくりするくらいぶんぶん泳ぐから見ていて面白いけどね。
対黒髭苔生体兵器、サイアミーズフライングフォックス
サイアミーズフライングフォックスが重宝されるのは、黒髭苔を食べるという珍しい魚だからだ。
まぁ、あんまりひどい黒髭苔は残したりするけどね。
ただ、この魚も大型化、そして縄張り意識を持つよ。
彼らも60センチ規格水槽くらいなら余裕でぶん回るよ。
ちなみに余談だけど、サイアミーズフライングフォックスはよく「本物」だの「偽物」
だのいう話が出るよ。
これは似たような魚が多いからなんだよね。
中にはより凶暴化して大きくなるとかいるんだ。
しかもこのあたりの魚は分類が進んでいなくて…見分けれる人も少ないんだよね。
水草水槽にこだわっているお店とかだとこのあたり詳しい事多いから聞いてみるといいよ。
あとサイアミーズフライングフォックスは結構水槽から飛び出す魚として有名だ。
まぁ形状的に流れに逆らって泳ぐ性質もってるかんじあるからね。
彼らの飼育は蓋のある水槽の方がいいと個人的には思うかな。
オープンアクアリウムにするなら、水流を壁面にあてないなどの工夫は最低限やっておきたいね。
コケ取り魚は消耗品ではないからね。
ぷれ子の独断と偏見。初心者茶コケ、黒髭苔、斑点状藻対策!
さて、個人的な意見になってしまうけど、おすすめなコケ対策を話していこう。
まず茶コケ。
これは「オトシンクルス」がいいと思うよ。
まぁオトシンクルスを食べてしまうようなサイズの魚がいる時はだめだけどね。(オトシンは硬いしヒレをピンとするから喉に詰まりやすく大変なことになるよ)
サイアミーズフライングフォックスやアルジイーターはできれば90センチ水槽以上のゆとりのある環境で飼育したいね。
彼らはサイズ以上に行動的な魚だからね。
さて次に斑点状藻の対策。
これはガラス面のものは、手でこそぎ落としてしまおう。
ガラス面だからね、意外とやりやすいよ。
そして黒髭苔。
この駆除役としてサイアミーズフライングフォックスを採用するのは、正直厳しいと思うんだ。
好んでガンガン食べてくれるわけではないからね。
ただ、無力ではないからある種「予防」的なかんじで考えるといいよ。
黒髭苔は発生したらなかなかとれないから早いうちから退治を意識したいね。
私は基本手で取っているかな。
ただレイアウトが複雑になるとそれも難しくなるからね。
だから水草水槽は、黒髭苔を出さない環境づくりが大事なんだよ。
まとめ
さてコケ取り生体シリーズ、まだまだ続くよ。
これからどんな生き物が登場するか…ワクワクしてまっていてね!
黒髭苔出さない水槽作り…難しいですわ。
うんまぁそうだね。正直難しいよ。
初心者泣かせですわね…
まぁ最初は水換えをちゃんとやったり、餌を与えすぎないようにすることからはじめるといいよ。
そうなんですの?
うん、黒髭苔って水が汚れたり、富栄養化(水中の養分が多すぎる的な状態だよ)すると出やすい感あるからね。
ふむ…
まぁ黒髭苔にやられない水槽作りは経験を積んでいくしか無いんだよ…
むむ…
あ、あと水流な。よく水の流れが当たるところには生えやすいから、そういうつもりでレイアウトするとけっこういいよ。
それは初心者でもできそうですわね。
いやぁこれがまた難しいんだ。水流ってさ、感覚的に見ていくしかないからねぇ。
むむう…
ま!がんばりたまえ!
イラッ…
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