はい、こんにちは。アクアリウム界の愛されキャラぷれ子だよ。
今日は読者さんのコメントにあった相談事にお返事をしていこうと思うんだ。
その相談とは「カワコザラガイ」をはじめとするスネールについて。
あの水槽についている小さいやつだよね。
うん、まぁいきなりだけどあれはなかなか完全駆除はできないんだよね。
さてさて、いっちょ語っていってみましょうか!
この記事の目次
読者さんからの相談に答えるぷれ子
ねぇぷれ子さん。
ん?
最近読者さんからの相談よく答えてますわね。
まぁそうだね、長くなりそうな時はこうやって記事で、短い時はコメント欄でそのままお返事させてもらってるね。
それにしてもぷれ子さん、こうやって毎回答えれるところを見ると、本当にアクアリウムに詳しいんですね。
いや、正直今のところ一応私の答えれる範囲の質問が来ているからなんとかなってるって感じだよ。
ええっ…そうだったんですの?
そりゃアクアリウムっていったら幅超広いからな。私だけで答えれるわけ無いだろ。
なるほどですわ…それはそうですわね。
まぁ答えれない質問来たら素直にごめんむりって謝ろうとは思っているよ。
前もそんな話してましたわね。
うん、そこは潔く行かないとね。
まぁ、しょうがないですね。
あ、あとさ前に別の質問もらったときにも似たようなこと話したんだけど…
ん?
私がいつでもすぐに答えれるわけではないからさ、緊急の場合は私に質問したことなんて気にせず、ショップとかに相談してほしいと思うんだ。
あーぷれ子さんの答えを待っている間に状況が悪くなったらだめですもんね。
そうそう。かなり酷い病気のときとかね。
ふむ、ぷれ子さんのことなんて、都合よく利用して使い捨ててしまえばいいってことですわね。
間違ってはないけど…もう少し他の言い方なかったの?
カワコザラガイ対策
さて、相談内容を見てみよう!
いつも参考になる記事をありがとうございます。
今回のコケ取り生体編も楽しく拝見させていただきました。今度はコケに並ぶ水槽の厄介者であるスネール対策についても特集していただけるとありがたいです。
と、言うのも我が家の水槽にどこからともなく迷い込んだカワコザラガイが出没していて、見つけてはピンセットで潰していますが、完全駆除には至っていないからです。どうぞよろしくお願いします。
いやぁ、こんなに褒めてくれると本当に嬉しいよね。
嬉しくてつい全文載せてしまったよ。
さてさて、カワコザラガイについて話していこうね。
一応スネールの対策は過去に「サカマキガイ」を主役に書いた記事があるから合わせて読んでほしいんだ。
▼これね!
>>サカマキガイ(スネール)の駆除は手で取るのが一番?
今回はこの記事を、もう少し掘りさげていくような解説していくから先に読んでみてね。
カワコザラガイを持ち込まないために
さて、まずカワコザラガイを持ち込まない方法を改めて覚えておこう。
「もうすでに水槽にいるんだけど…」
って状況でも追加でやってきたら困るからね。
だいたいカワコザラガイは水草についてやってくるよ。
正直これがなかなか防ぎようがないんだ。
まぁ…やつは小さいからね。
一番良い方法は、細かいところまで目で確認すること。
時間がかかるなら、とりあえず別の容器で検疫できなかんじで水草を保管し数日書けて探してみよう。
このときに、カルキを抜いていない水につけておくのも良い手段だ。
ただ、注意したいのが、カルキでやられる水草があるってこと。
何でもかんでも使える手段ではないということだね。
別の方法としては、貝が苦手な「弱酸性の軟水」につけておくこと。
まぁこれも「合わない水草は溶ける」とかあるから要注意なんだけどね。
他の方法だと炭酸水につけるとか結構凶暴な方法もあるけど…水草と相談しながらやってみてほしい。
そしてもう一つは「水草その前に」を使うこと。
これも同じく相性の悪い水草もあるってことを覚えておかないといけない。
しかも、その水草を投入する環境によっては使わないほうがいいときもある。(判断の難しいラインだけどね…)
こうやって見ていくとわかると思うんだけど、貝のような「生き物」を短期間で駆除しようと思うとそれなりなリスクが伴うということ。
だから貝の対策って難しいんだ。
そしてもう一つ、案外使える方法が「水上葉」を使うこと。
そうすることで水中に生息する貝のいない水草をゲットするんだ。
まぁ水没している部分についていることもあるんだけどね…
あと水中化させるのになれていないと苦労するよね…
ここまで読んだ人は「おいおい、いいかげんにしろよ…結局無理じゃねぇか」と思うかもしれない。
でもそれくらい手強い相手だから皆悩むんだよ。
でも最近そんな人でも安心して買える水草がでてきたことを知ってるかな?
それは寒天などで組織培養された水草だ。
ADAさんの「BIOみずくさの森」とかだよね。
これは貝とか、農薬の混入をなくすための新しい売り方なんだ。
使い方がちょっと独特だから公式サイトなんかで確認をしてから導入してね。
▼BIOみずくさの森
>>ADA公式サイト
BIOみずくさの森はADAの特約店(現時点でADAは通販無いんだ)でゲットできるよ!
BIOみずくさの森は販売されている容器が小さいから少なく見えるけど、ばらしてみるとけっこう多かったりするんだよね。
あれ、意外とお買い得な気がするんだ。
他の会社からも寒天培養の水草は出ているからチェックしてみよう!(管理の仕方でいろいろかわってくるからそれぞれどんなものか確認してみてね)
カワコザラガイが増えすぎない水質維持
さて、これは「弱酸性」を好む魚を飼育している前提のお話だけど、考えていきたい方法だ。
前回の貝対策の記事でも話した通り、貝はアルカリ性の硬度の高い水を好むんだ。
大半の熱帯魚は「弱酸性の軟水」を好むからその逆だね。
※アルカリ性を好む魚ももちろんいます。
でも、一部の魚を除けば極端に弱酸性よりな水は好まない…
だから、難しいって話を前の記事では話したね。
そういう場合は「アルカリ性にならないように中性付近で保つ」ということをやってみてほしいんだ。
pHで言うと7.0~6.5あたりかな。
通常アクアリウムは、サンゴ砂や一部の石や貝殻など、水質を弱アルカリ性になるような物質をいれていなければ、だんだんと弱酸性になっていく傾向があるんだ。(絶対ではないけどけっこうなるよ)
▼弱酸性とか難しいぜ!
>>弱酸性、アルカリ性?熱帯魚水槽pH(ペーハー)初心者講座
つまり、良い感じで水槽を維持していけば自然とそうなるってこと。
もちろん、この方法は貝にそこまでダメージは与えない。
でも貝が増えやすい「弱アルカリ性」にはならないから、駆除なんかもやりやすくなるってわけだね。
立ち上げたばかりの水槽でカワコザラガイなどスネールの爆殖にあいやすいのは、立ち上げ当初の水槽が、一時的に弱アルカリ性になりやすいってこともあるんだよ。
ちょっと難しいけど、環境が安定していくと貝の勢いが弱まる場合もあるってことを頭に入れておいてほしいんだ。
カワコザラガイを手で取る時の注意点
さて、これは経験している人ならわかると思うけど、初めての人はよく読んでおいて欲しいことだね。
カワコザラガイって見てみるとわかるけどすごく小さくて、ペタンとはりついているんだ。
だから水草なんかから除去する時は充分に気をつけてほしいということ。
無理やり取ろうとすると草が折れてしまう時あるからね。
カワコザラガイの死体は水槽内に残さない
カワコザラガイをピンセットで潰す。
これは、スネールやコケ対策で言われる「テデトール」というやつだね。
テデトールは読んでそのまま「手で取る」
考えた人、なかなかセンス良いと思うんだ。
私はね、初めてこの言葉を見た時、一生懸命「テデトールってなに?道具?薬?」と調べたんだよね。
うん、真実を知った時はショックでした。
さてまぁ結構脱線したんだけど、話を本題に戻そう。
貝殻ってさ、水質をアルカリ性に傾けて硬度をあげるよね。
つまり…カワコザラガイが繁殖しやすい環境にしてしまうってわけだ。
この話はカワコザラガイが増えやすい(育ちやすい)環境と水質の関係、なんとなく見えてくるでしょ?
だから潰したカワコザラガイはいちいち取り出さないといけないんだよね。
まぁ微量なら水質に影響はあんまりないけど、どちらにせよ死骸がゴロゴロすることになるからね、水質の悪化にもつながるんだよ。
貝対策にボディア、ボーシャ、ローチってどうなの?
さて貝対策に使われる生き物について話していくよ。
前回の記事とはまた違う種類の魚だね。
それは◯◯ローチや◯◯ボディア、◯◯ボーシャみたいな魚。
このあたりの魚って「おとなしいよ」とよく言われているよね。
でもね、案外このへんの魚…むっちゃ気の荒いやつがいるんだよね…
いやまじで。
とくに◯◯ボディアなんてジャンル的にややマイナーだからどれも同じような感じで売られているからね…要注意だ。
情報がさ、少ないからね。
大人しいと言われるドワーフ・ボディアでも攻撃的だった報告あるからね。
まぁこのあたりの「ローチ、ボディア、ボーシャ」とかはちゃんと買う前にネガティブな情報にも目を向けようね。
似たような名前の「クーリーローチ」とかがめっちゃ大人しいから余計に話がややこしくなるんだけどね。
▼クーリーローチはこんなんやで
>>熱帯魚なドジョウ「クーリーローチ」の飼育や餌、混泳のお話
まとめ
さて今日のお話、参考になったかな?
完全駆除の方法を提案できなくて申し訳なく思うよ。
ただ、生き物のいる水槽で、一部の生物だけをなんとかするというのはなかなか難しいものなんだ。
だからこそ、長い目で見て観察しつつ対応していって欲しい。
まぁあんまりひどい時は、リセットすると言う手段もあるけどね。
いろいろなことを考えるとそれはなかなか手を出しにくい方法だよね。
カワコザラガイみたいな貝って、ある日突然あらわれるけど、ある日突然ほとんどみなくなったりする存在だってのも頭に入れて考えてみると良いよ!
スネール対策って難しいんですね。
うん、どんな環境でも使える決定打がいまだにうまれていないからね。
まぁアクアリウムの厳しさですわね。
そうだね、そういう難しい部分も含めてアクアリウムは…
おもしろいって言いたいんでしょうけど、できるだけトラブルはないほうがいいですからね?
…たしかにそれは正論だな…
早速記事にしていただきありがとうございます。
カワコザラガイの駆除って難しいんですね。
キモ~ってほど増えてないので、潰したらほったらかしにしてましたが、これからは取り除くようにします~
ガラス面からポロッと落ちたときにアカヒレさんがバグって食べてしまうこともあり、何となく取り除かなくても平気かなって思ってました(笑)
こちらこそ、記事にさせてくれたことを感謝感謝だよ!
カワコザラガイの駆除はかなり難しいね。
やっぱり私は環境とか広い目線で見ていくのが一番な気がするよ。
カワコザラガイの死骸は食べるの好きな魚多いね。
私は貝好きな魚におやつがわりにあげたりもしていたよ。
参考にしてくれてありがとう!
ボーシャは気性の問題がホント難しいですよね
個体差が激しいのか、以前導入した個体は物陰に隠れてばかりでしたが、今導入した6センチ程度の個体は10センチオーバーのコンゴテトラの追いかけまわしてヒレをかじる始末・・・
餌をたくさん与えたらおとなしくなりましたが、大変でした・・
コメントありがとうございます!
ボーシャってけっこう気が荒いよね。
でも大人しそうな見た目なんだよね…
しかもお話の通り、個体差あるんだよね…
ぶらいんどさんみたいにしっかりと観察して対応してくれる人に飼ってもらえてそのボーシャも幸せだと思うんだ!
初めまして。いつも楽しく拝見しております。
我が家もスネールがちょこちょこと発生していたのですが、
チェリーバルブを導入したら全く目立たなくなりました。
僕自身は見ていないのですが、噂では卵を食べているとか。
日淡水槽には入れていないのですが、こちらはタモロコとかが食べてるんですかねー
はじめまして!
いつも見てくれて&コメントありがとうございます!
チェリーバルブさん大活躍だね!
スネールって水槽により出る出ないってあるよね。出ない水槽に何故出ないかを想像するのはとても勉強になるよね!
これからもこのサイトをよろしくなんだ!
はじめまして。
読みやすく、大変ためになってます。
質問なのですが、ぷれ子さんは、貝対策でキラースネールは紹介されてないみたいですが、あまり貝を食べてくれないのでしょうか?
simoseさんはじめまして。
サイトのこと気に入ってくれてありがとうなんだ。
キラースネールに関しては私がまだ知識不足で、とりあげれなかった部分もあると思うんだ。
情報不足でごめんね。
キラースネールは実際に取り扱っているお店とかで相談してみるといいかもしれないね!
うん、他力本願で申し訳ないです…。
私もとても気になる存在ではあるんだけど…。
これからもがんばっていくからよろしくお願いします。