こんにちは!根黒ぷれ子だよ!

今日は読者さんから「他の方の意見も聞きたい」というコメントを貰ったから紹介させてもらうんだ。

もちろん、私もアイディアをまとめさせてもらったよ!

まだ始めたばかりで、いろいろわからないことも多い状態だと思うから、みんなも優しくアドバイスをしてあげてほしいんだ!

▼2017/1/30追記
アドバイスを来れた方へのお礼とお詫び、追加のアドバイスを掲載した記事をアップしました。以下のリンクより飛べますので、よろしくお願いします。
また今回の記事へ頂いたコメントは、質問者さんが読みにくくならないよう、ぷれ子からの返信は一部のみとさせていただきました。ご了承ください。
そちらにつきましても、以下の記事からご確認ください。
皆さんのご協力、本当に感謝しております。

>>先日の「読者さんの質問記事」についてお礼とお詫び

頂いたコメント

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さて頂いたコメントを紹介するよ。

ぷれさん以外の意見も是非伺いたいのですが

20キューブ
トランスルーセント3、アカヒレ1、赤コリ2、青コリ1、ジュリー(偽)1、デルモゲニー2(強制複数売り)、オトシン1、ミナミ6、ラムズ多数でスタートしました。
過密なのは本当申しわけないです。
片方のデルモゲニーが追いやられてアナカリスに絡まり死亡。

フィルターの付け替えを失敗して今水槽が大惨事になっています。
セットでついてきたミニフィットフィルターでは浄化が追いつかず、ショップの店員さんが言っていた「水10Lに対して濾過1L」ということで、つけられる範囲で一番大きいらくらくパワーフィルターのMを使ってみました。
中身は改造しているのですが、低い流量だとモーターがガリガリうるさいので多少強めにしてあります。
そのため水槽内の水の流れが速いのと、どうやらバクテリアが足りなかったのとでトランスルーセントとミナミが1匹落ちました。
また、トランスルーセントが1匹床材(ボトムサンド)に横たわる機会が多く不安です。

ウールを挟んで対策をしているのですが、それでも水流が強すぎるせいか青と偽ジュリーがよく浮いて流されてしまっています。

対策をしようにも外掛けなのでこれ以上流量を減らす手段が思いつかず、またコリ達も砂を全くモフらないのとで色々テンパってしまったので散文となってしまったのは申し訳ないです。

何かしら対策がありましたらご教授願いたいです。

というかんじなんだ!

ぷれ子からのアドバイス

さてさて、私のお返事をこちらにさせてもらうね!

ちょっと状況が複雑だから、参考になるかどうかわからないけど…。

よかったら参考にしてみてほしいんだ!

 

まず飼育数、ちょっと多いかなとは思うよ。

20キューブって元々の水量が多くないから、過密に近づくと維持がガツンと難しくなるところがあるんだ。

だから知らず知らずのうちに、かなり技術を要する環境を作ってしまった感じかな。

特にスタート時点は水も完全にできていないから不安定になりやすいんだよ。

次からは少しづつ魚を増やすようにすると安全性が高くなるかな。

これは今もうお迎えしてしまった状態だから、言っても仕方のないことなのだけれど、一応頭においておくと、次のステップに進みやすいと思うんだ!

 

正直いま飼育している数は、落ち着いた20キューブなら、実現できるかどうかという話だけを言ったら、実現できないわけでもない飼育数ではあるんだ。

ただ、それは簡単なことではないし、長期維持を考えると余裕のある数を飼育するよりも遥かに難しくなるからやっぱりおすすめはできない数かな。

 

さて、問題のろ過の件だね。

「水10Lに対して濾過1L」

これは私も聞いたことのある目安だね。実際私の水槽を見てみると、確かにそのくらいの割合であることは多いね。

ただものによってはもっと少なかったり、多かったりするものがあるから、目安は目安として考えて考えるくらいにしておくのが良いとも思うよ。

 

ろ過って時間をかけて完成していくものでもあるから「サイズ」と「量」だけでは語れない場合があるんだよね。

ただまぁ余裕があることは悪いことではないよ。

特に過密気味の水槽では、ろ過の大きさが物言うときもあるからね。

私も大半の水槽で、ろ過に余裕をもたせるようにしているよ。

ただ、ろ過ってものは本当に厄介で、大きければよいというものではないんだ。

ちゃんと扱えないと、大きなろ過器でもマイナスに働くこともあるということは頭に入れておこう。(これは難しい話だから、じっくり学んでいこうね)

 

さてらくらくパワーフィルターのMについて考えてみよう。

単純に20キューブ水槽にあのサイズの外掛け式、つまり落下する水流のおきるタイプのろ過器

この組み合わせは水槽内の水流が強くなりやすいんだ!

結構外掛け式って「初心者向け!小型水槽向け」として売られているから、こういう部分ってあんまり語られないよね。

実際うまく使えばなかなか良いものなんだけど…今回の場合は「調整しにくい」という部分が裏目に出てしまったね。

 

「ウールを挟んで対策をしているのですが、それでも水流が強すぎるせいか青と偽ジュリーがよく浮いて流されてしまっています。」

つまりこれは、水流からの逃げ場がないことの現れでもあるんだ。(見て確認したわけではないから想像だから違うかもしれないけどごめんね)

実は、コリドラスってある程度強めの水流に対応してくれる魚なんだけどね。

でも水流はまたやっかいで「強ければ良い」とかいうものでもないんだ。

ただ、水流が水槽内に「良い感じ」にあるのと「逃げ場がない」ということでは結構違うんだよ。

こういう部分は正直感覚的なことだから、はじめたばかりだとなかなかわからないんだよね。

 

 

さて、そろそろ私の思う対策を紹介するね。

それは「水槽サイズをあげること」

サイズ的にはどうかな、できるだけ大きい方がいいけど、置き場所とかの問題があるなら30キューブなんてどうかな?

それなら縦横10センチアップに収まるからね。

キューブタイプはガッツリ水が入るから見た目よりも水量はあるよ。

おけない場合は25センチキューブとかね。

水量を上げれば、水流の調整はしやすいし、魚も休む部分ができる。水質も安定しやすいという基本だね。

 

ただこの「水槽を大きくする」と言う話はすぐにできないこともあるよね。

単純に新しい環境をしっかり作らないといけないし、、再度の水合わせもしないといけないから、なんだかんだ大変なんだ。

 

そういう点を踏まえると、厳しい言い方だけど、今の状況から全部の問題をクリアするのは、簡単ではないと思うんだ。

むしろそれができるのはそれなりな経験が必要だったりするから、あんまり落ち込まないでね!

 

とりあえず今できる対策だと…なかなか難しいんだけど、ろ過器の水流の勢いを減らすこと。

すごく単純な方法だけど、排水口の真下に発泡スチロール板を浮かべて拡散させるんだ。
テグスなんかを上手く使って固定したりね。(テグスは魚が引っかからないように注意だ)

ただ発泡スチロール板の上に魚がのりあげることがあるからこまめにチェックしてね。

外掛けの改造って、下手にやると中で水が上手に回らなかったりすることもあるからうまくやらないといけないからね。

ただこの方法なら簡単ですぐに水流を殺せるよ。

ただこの方法は応急処置にしかならないけどね。
つまりそうしている間に、新しい水槽を準備して、引っ越しを視野にいれるというのが、私の提案というわけだね。

20キューブなら持ち上げるのも簡単だから、一時的に違う場所において、その間に新しい水槽を設置したりさ!

 

そんなかんじで私の案をまとめると

 

  1. 水流を一時的に抑える処置を取る
  2. 新しい水槽を立ち上げ
  3. 水槽が立ち上がったらそちらへ魚を導入(しっかり水合わせをしてね)

というかんじかな。

ちょっとハードルの高い対策案になってしまったけどごめんね。

実際もう少し水槽サイズにゆとりがあれば「水槽内に水流を調整しやすいろ過器(スポンジフィルターなど)をつけて、そのろ過器が育ったら外掛けをやめる」とかもできるんだけどね。

20キューブだと、更に水流を強めてしまうし、物理的に無理だよね。

 

こういうことを考えてみると「小型水槽の難しさ」が見えてくると思うんだ。

小さい水槽って、トラブルが合った時に結構色々できなくて困るんだよね。

さてそんなかんじでいろいろ書いてしまったけど、参考になったかな?

 

新しい水槽を用意する場合は↓の記事を参考にしてみてね。(多分もう読んでくれていると思うけど、もう一回見てみてね。飼育の基本書なんかも合わせて読んでみると良いかも)

>>ぷれ子と水槽の立ち上げを学ぶ

ぷれ子からのメッセージ

今日は厳しい話をたくさんしてごめんね。

 

ただそんなに落ち込まないでほしいんだ。

なぜなら今回のトラブルは、初心者さんがハマりやすいパターンでもあるから。

今までもらっていたコメントとかを思い返すと、質問者さんは決して手抜きをしたり、安易に魚を飼育したわけではないということ、良く伝わってくるよ。

 

ただ今回は「想定の範囲外」のことが重なってしまった感じがあるよね。

水流の逃げ場の話だとか、ろ過ができるのに時間がかかるという話だとかはなんだかんだ結構難しいからね…。

それに経験してみないとわからないことでもある。

目安の話も、実際言葉で聞くだけではわからなかったりするからね。

だからこそ「無難」とか「目安」についてはしっかり考えないといけないんだよ。

アクアリウムにおける「無難」とはなにかということの話はさっき紹介した立ち上げの記事なんかにも書いてあるから見てみてね。

 

今回の経験を活かして、どうして初心者さんに小型水槽を勧める人が少ないのかどうして魚の数を抑え気味にするのが良いのかなどの基礎について、もう一度考えてみてほしいんだ。

読者さんへお願い

今回の記事は、いろいろな方の意見が聞きたいという、質問者さんのおねがいがあったからこうやって公開させてもらったんだ。

もし、今回の質問を見て、何かいいアイディアを思いついた人がいたら、コメント欄に書いてくれたら嬉しいんだ!

私の案は一つの案でしか無いから、ぜんぜん違うアイディアなんかあれば教えてほしいんだ。

まとめ

虫季萌菜虫季萌菜

今回の質問は結構難しいですわね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

そうだね、ただこういう経験って結構いろいろな人がしているんだよね。


虫季萌菜虫季萌菜

そうなんですの?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、私はアクアを始めた時、たまたま周りに詳しい人達がいたからね、おかげで最初からそこそこ大きい水槽とかもっていたけどすべての人がそういう状況なわけではないからね。


虫季萌菜虫季萌菜

あー確かに。ワタクシもぷれ子さんがいなかったら危うかった時ありましたわ。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

あとはあれだね、小型水槽の難しさとかも理解しにくかったりね。


虫季萌菜虫季萌菜

ん?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

どのサイズから小型水槽なのか、どの数から過密なのかなんて、数値で表せないもんだからな。


虫季萌菜虫季萌菜

そうなんですの?でもよく数字で言われていますよ?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

あれはただの目安。魚にもいろいろな種類がいるし、水作りのレベルも人それぞれ。だから結構差が出るよ。


虫季萌菜虫季萌菜

あー確かに綺麗に維持している小型水槽とかありますもんね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

そう、しかもしれが意図的なのか、偶然なのかもなかなか見ただけではわからないでしょ?


虫季萌菜虫季萌菜

確かに。必ずしも小型水槽が悪いわけではないんですね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

そう、だから小型水槽を否定するわけではなく、もっとざっくりと「楽だから大きめ水槽にしておけ」っていうつもりで、経験者ってアドバイスしているところはあるんだよ。


虫季萌菜虫季萌菜

なるほど…。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

でも確かに今回のケースは悲しいことだったね。飼育者さんは死んでしまった魚達のことを考えて、今いる魚たちを元気にすることを頑張って欲しいと思うよ。あと…


虫季萌菜虫季萌菜

あと?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

アクアリウムを嫌いにならないでほしいね。アクアリウムは魚と飼育者、その両方があって成り立つものだから。


虫季萌菜虫季萌菜

今は落ち込むより前向きに考えて頑張って欲しい!ということですわね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、そうかな。言葉にするのは難しいけどね。今は魚を楽しむのではなく、魚を守ろうとする場面になっているのかもしれないね。私はやっぱり応援しているよ。


虫季萌菜虫季萌菜

ワタクシも応援しますわ。

 

質問者さんへ
色々大変だと思いますが、がんばってお魚たちを守ってあげてください。
今は辛いし、わからないことだらけで難しいことも多いと思いますが、今こそ魚達をしっかり観察して、そしていろいろな方法を考えてみてください。
正直お返事でも書いたとおり、簡単な状況ではありません。
そしてそういう状況から、多くのアクアリストが抜け出せずにいます。
焦らず、でもしっかりと判断しつつ、がんばって魚達を元気にしてあげてください。
※落ち着いた状態になれば、下手に焦って環境を変えると逆効果になる時もあります。
※今回のアドバイスは「参考」程度に御覧ください。

▼ぷれ子に質問をくれる方へお願い!
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