「水草水槽のススメ」水草水槽のススメ

これは水草水槽やグラスアクアリウム(ボトルアクアリウムとかあれの強化版みたいなのとかいろいろ)をがっちり解説した本なんだ!

そんな水草水槽のススメを私こと、根黒ぷれ子がレビューしていくよ!

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この記事を読むべき人
  • 水草水槽のススメの購入を悩んでいる人
  • ぷれ子ちゃんの水草水槽のススメの感想ききたいなぁ…はぁはぁ…なんてぷれ子マニアな人

水草水槽のススメを読めば、素敵なボトルアクアリウムは作れるのか!?

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さて、今回のこの本。

水草水槽だけでなく「ボトル」とか、ちょっとボトルよりは大きいガラス容器なんかを作ったレイアウトがいろいろ紹介されているよ。

とりあえずパラパラっと見た時は「え…こんなレベル高いのできるわけねぇだろ」って私は思ったんだ。

でも、読んでいくにつれて「あー、なるほどね、こんだけ解説してくれれば……場数を踏んでいけばそこそこできるようになるんじゃないかな!」って感想に変わっていったんだよね。

まぁ、どんなレイアウトも(よっぽどセンス良ければ別だけど)実践してみないとわからないこともあるからね。

でもそういう時に、こういう基礎知識本があると安心感あるよね。

だからこの本は

(水草レイアウトの)グラビアを見て「こんなのできねぇ」と絶望

解説を読んで「なるほどなるほど」となって

もう一回グラビアを見て「あ、これならいけるんちゃう?」

実際試してみて「うーん、なんか違う」

もう一回グラビアと解説を見て違いを考える

みたいな感じで、使うことになるんじゃないかな。

でもそうやって何回読んでも学ぶことがあるってのは、こういうノウハウ本として素晴らしいことだよね。

ただ、こういう小さいアクアリウムは長期維持がなかなか難しいから、そのあたりは自分で観察しながらがんばっていかないといけないかな!

ちゃんと本にかかれていることや、時間を書けて作られたレイアウトを見て、作って放置しない自分になろうね。(そういう意味ではよい啓発本だよね。水草レイアウトには一日にしてならず)

 

あ、あとは結構「これ二酸化炭素いれたね、ちゃんとした光当てたね」ってような作例も多いから、そのあたりは要注意。

ボトルアクアリウム=簡単放置でらっくらく!適当においておけば育つ育つ!

って言うようなイメージを持っている人は、その考えをまず捨ててからこの本を読んでみよう。(そのほうが楽しいしさ)

じゃないと「簡単」って言葉を勘違いして失敗すると思うからね…。

 

まぁ、基本こういう「専門的な趣味」の本って「簡単」って言葉のハードルが普通より高い事多いからね…。

うん、アクアリウムの世界においての「簡単」なんて言葉は大半が「アクアリウムの中では簡単」って意味だからね…

水草水槽のススメで水草水槽は作れるようになるのか?

さて、今度は水草「水槽」のほうだね。

まぁ、どっからどこまでが水草水槽なの?ってことを考え出すと、長い論争に突入するから、そのあたりは「なんとなくニュアンスで」かんじてほしいんだ。

 

今回の本は「水草水槽のススメ」ってタイトルなだけあって、すごく初歩的な話から書いてあるんだ。

水草水槽を触る前にこのあたりをざっくりと読んだおくだけでも、だいぶ違うんじゃないかな?

 

ただ、解説ページがすごく多いわけではなく、その中に「いろんな情報」をいれてあるから一つ一つはそこまで深く掘り下げていない感じだね。

フィルターのタイプによる「二酸化炭素との相性」なんかを知らない人だと、ちょっと理解するのに時間かかっちゃうかなぁ、なんて感じもあるね。

アクアライフのバックナンバーで水草特集してあるやつとか、アクアプランツなんかも合わせて見てみるとより知識が深まるかもしれないね。

水草水槽のススメと合わせて読むならADAのAJ(アクアジャーナル)がおすすめ!?

私的には、この本はADAさんから毎月出ている「AJ(アクアジャーナル)」と一緒に読んでみるといいと思ったんだよね。

アクアジャーナルはさすがADAさんが出しているだけあって、水草水槽の写真が超きれいだからね。

しかも500円

毎月じゃなくてもいいから、ちょっと気になる号があったら手にとってみるといいかも。

※アクアジャーナルは通販などがないので、購入する場合は最寄りのADA特約店にGOだ!

水草水槽未経験の超初心者にはどうだろう?

さて、なんだか私の感想がごちゃごちゃしてきたから一回整理していくね。

正直水槽を触ったこと無い未経験者がこれ一冊で全て出来るようになるとは思えないかな。(まぁ逆にそんな本があったらすごいことなんだけどね)

まぁでも、基礎知識を身に着けたり、ショップで教わったり、他の情報源で学んだりしたことを整理したりするには結構良いと思うから、一冊手元においておくのはおすすめだよ。

今わからないことでも、後々わかってくるからね。

そんな時にすぐ見れる本があるってことはかなり心強いと思うんだ。

特にこの本は実際の水槽の写真が豊富だから、アクアリウムをやる上でとても大切な「憧れ作り」に役立つと思うんだ。

はじめて少したったちょっとした経験者ならどうだろう?

結構いいと思うよ。

なんていうか、ある程度経験していれば「あーなるほど、だからだめだったのか」なんて解説も色々あるからね。

そして作例写真の中には「案外できそうだなこれ」なんてものもちらほらあるからね。

「うーんレイアウトがかっこよくできない!」なんて人にとっては、かなり役立つ本だと思うんだ。

ハイレベルなものだけのせられてもね…普通にできないからね…そこそこなものを掲載してくれてるってほんとありがたいと思うよ。

コケ対策なんかの話も結構いいと思うよ。

そこそこできる!中級者さんにはどうだろう?

これもなかなかいいね。

中級者以上になるとさ、ほら、本にいろいろ自分の意見をぶつけながら読むこともできるじゃん?

そんな「嫌な大人みたいな読者」になって読んでみても、結構楽しめる本だったよ。

後々詳しく書くけど「あーこれ水草水槽を創るのにはいらない話だけどおもしろいね、うん」とかの話も結構あるからね。

もちろんそれだけでなく「なるほどねぇ!へぇ、そういうのもあるのね!」なんてリアルに水草水槽に役立つ話でもいろいろあるからね。

特に作例のところについている細かいコメントなんかね、楽しいよ。

水草水槽の上級者さんにはどうだろうか?

ーん、まぁ上級者さんなら自分で決められるよね。うん、私が語るまでもないかな…うん、そうだよね。(逃げ)

意外と見どころがたくさんある!?水草水槽案外変わった本なのかもしれない。

さて、なんだか微妙な感想もいくつか言ってしまったけど、この本、結構面白い部分がたくさんあるんだよね。

「これからアクアリウム業界で働きたい人へ」とか「APG分類とは?」とか、なかなかおもしろいコラムがのっているんだよ。水草水槽のススメ

もし本屋さんとかアクアショップで手に取る機会があれば、目次だけでも見てみてほしいね。

あ、これ読みたいわ!なんて話があるかもしれないからさ。

私はこういう初心者向けっぽい面構えで発売しておきながら合間合間に濃い話挟んでくる、専門趣味本のスタイル大好きだよ。

なんかね、ほんと「いやわかんねぇよそんなこと」なんて話題をさらっと挟まれると、ドキドキしちゃうよね。

生き物の管理は別途勉強してね

当然の話なんだけどこの本は水草水槽のススメだから、生き物の飼育については別途で学んでおこうね。

そんなかんじかな。

例えば私のサイトでも紹介したことのあるコケ取り生物

彼らの細かい生態については、飼育前に調べておいてほしいと思うよ。

で、結局この本は「買い」なの?

さて、そろそろまとめよっか。

結局この本は買いなのかどうなのかってことだよね。

いろいろ微妙そうな意見も言ったけど、結論から言うと「買い」だと思うんだ。

そもそも、水草水槽というものが言葉だけで語れるものではないからね。

むしろ本だけで完ぺきにできると思う事自体が違うと思うからさ。

そういう視点から行くと、基礎知識あり、経験積んでからこそわかる「気になる一言」あり「一つのパターンにとらわれない豊富な実例あり」ってかんじのこの本は…

水草水槽を楽しむ

という意味では、すごくすごく良いものだと思うんだ。

もっと言うと「ガラス容器の中の水草を楽しむ」ってことかな。

 

「君はボトルにマツモを浮かべているだけのフレンズなんだね!」とか「君は小型水槽でなんとなく水草を突き刺しているだけのフレンズなんだね!」なんて人へのプレゼントにもおすすめだね。

ほら、バレンタインデーも近いし。

 

そんかんじで話がそれたけど、この本の良いところは、ボトルアクアリウムのようなものから二酸化炭素を添加する水草水槽のようなものまでをまとめて一冊にしたところだと思うんだよね。

ここまで「水草水槽の多様性」をまとめた本ってなかなかないんじゃないかなぁ。

目で見て楽しめる本だから、ノウハウを実用しなかったとしても、損した気持ちにはならないと思うよ。

まとめ

さてさて、水草水槽のススメのレビューどうだったかな。
やっぱりね本っていいよね。

生意気なことを言うとさ、こういう本って、ただ読んで学ぶんじゃなくて「読んで考える」ためにあると思うんだよね。

そうすることでようやく水草水槽って作れると思うんだよ。

だってさ、アクアリウムってほんと選択肢の多いものじゃん?

(地域の水の違いだったり、照明の距離が違うだけでも結果が変わるようなものだからね)

だから絶対、一冊の本で全てなんてまとまらないと思うんだ。

だからこそ、こういう本を見て基礎的なことを身に着けつつ「考えて」イカないといけないと思うんだよね。

ってなんかほんと、今日の私調子乗りすぎだよね…ごめんね。

いやぁ、でもいい本だったね!

まだ買ったばかりだから、これからも新しい発見がたくさんありそうだよ。

これからしばらく寝る前はこの本を読んでいると思うよ。

…と思ったらもうすぐアクアライフが出るね。

確か今度のアクアライフ(2017年3月号)も水草特集じゃなかったっけ?

虫季萌菜虫季萌菜

なんか今日のぷれ子さんのレビュー、ほんと「生意気」ですわよね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

お…すまん…


虫季萌菜虫季萌菜

まぁ、いいですけどね。ぷれ子さんが上から目線で「本の読み方」を語っていても別に私はいいですけどね。「こういう本ってただ読んで学ぶんじゃなくて「読んで考える」ためにあると思うんだよね。 キリッ!」みたいなかんじでも、べつにいいですけどね!


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

すいません…


虫季萌菜虫季萌菜

まぁでもほんと面白い本でしたね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

そうだね、さっきも似たようなこと言ったけど超小さいコップサイズから水槽までこれだけの数掲載ってなかなかないよね。


虫季萌菜虫季萌菜

ですね、そこ見るだけでもじゅうぶんお釣りが来ますわね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、それは思う。解説付き、コラム付き作例集として見る人も多いかもねこれは。作例見て、解説見てまた作例見て考えてコラム見る。そんなかんじで味わい深い本だよこれは。


虫季萌菜虫季萌菜

なるほどですわ。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

単純に「水草水槽解説本」とだけ言ってしまうのはもったいない気がするね。


虫季萌菜虫季萌菜

ふむ、そう考えるとこの本はまさに「水草水槽のススメ」なのですわね!


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

そう、そうだね本当に水草水槽のススメだったね、この本を見たら、水草水槽の世界にどんどんハマると思うよ。


虫季萌菜虫季萌菜

そうですわね、言われてみると超タイトル通りの内容でしたね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、水草水槽の楽しみ方がすごくたくさんのっているからね。水草好きにはオススメ度高いね。案外思いつかなかった楽しみ方を見つけれるんじゃないかな?自分の水草との付き合い方の幅を広げるためってかんじで読んでみるといいかもね。


虫季萌菜虫季萌菜

ふむ、それには完全に同意しますわ。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

まぁ、私のブログを読んでくれている読者さん(の中の一部のコアな方)には「水草好きのアマゾン紀行」って部分が一番人気ありそうだけどね。


虫季萌菜虫季萌菜

あーあのコリドラスの写真とか。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん。


虫季萌菜虫季萌菜

ちなみにぷれ子さんはどこが一番良かったです?


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

やっぱり「水草好きのアマゾン紀行」かなぁ。pH5.0以下の水に手を浸した話とかねぇ、マナウスのホテルの水道水の話とかねぇ、すごいよかったね。


虫季萌菜虫季萌菜

…なかなかいろんな人が楽しめそうな本なんですわね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

どういう意味だよそれ。


アクアリウムライライラ
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