こんにちは根黒ぷれ子です。

今日はアクアライフから出た増刊、怪魚飼育マガジンGIGAS vol.01のレビューをしたいと思うんだ。

これ、表紙を見てもらったら分かる通り、なんていうかロマンいっぱいの増刊号なんだ!

大型魚を知らない人こそ読んでみると……いいかも?

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GIGAS

虫季萌菜虫季萌菜

あれ、なんか珍しい本読んでますわね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

ん? ああ、これ?


虫季萌菜虫季萌菜

大型魚専門誌なんて急にどうしたんです? ぷれ子さんって「大型魚に関しては大した経験も知識もない人、つまりド素人、いやまじド素人」ですよね。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

ストレートに言うなぁ……まぁ私もまぁまぁ大きめの魚飼育したことないとは言わないけど、まぁそんなに詳しくないのは事実だね。


虫季萌菜虫季萌菜

まぁまぁ大きめ……ってまた曖昧な言い方を。で、なんでド素人がそんな本格的な本読んでるんです? それって大型魚大好きな人が読むような本じゃ……


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

ん? 読んでる理由? おもしろいからだよ。


虫季萌菜虫季萌菜

??


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

わっかんないかなぁ……こういう感覚。


虫季萌菜虫季萌菜

いや、なんだしそのイラつく態度。

御存知の通り、このサイト熱帯魚なめんなでは大型魚を取り扱うことはかなり少ないよね。

それは私の経験や知識の及ばないところが原因で……なかなか記事にできなかったりするんだよね。知らないことは書けないからね……。うん。

さて、そんな私の話はここまでにして、このGIGASを何故私が手にしたか……というお話をさせてもらうね。

それは……ロマン。

いや、なんかかっこつけたけど、単純にね、びっくりしたんだよねこの表紙に。いつもアクアライフのレビューでは「表紙だけで判断したらダメ! 表紙で興味なくても、中にある連載とか、細かい特集に熱いネタがあったりするから、ちゃんと目を通しておいたほうがいいよ!」とか言ってる私なんだけどね。

今回は表紙買いをしたんだよね。うん。ジャケ買いだね。

でも結論から言うと、表紙買いして良かった。そう思うよ。

知らない魚ほど面白いものは、無いと思う。多分。

知らない魚のことを知るのは面白い。

これはほんと、アクアリストあるあるだよね。まぁ、好みというものがあるから、なんでもかんでもってわけにはいかないけどね。

でも今回はほんと「知らない魚って面白いなぁ」って思ったよ。もうね「え、なんだこれ、え? え? ええっ?」ってなる魚が出まくりだったからね。面白いって感じることだけで私の脳がパンクしかけたよ。

突然だけどさ、みんなはアクアリウムショップに行ったら全部の水槽を覗く?

私は結構、全部の水槽を見ているつもりなんだけど……なんだかんだ、自分の好みの魚に時間をとっちゃうんだよね。だから大型魚とかは、じっくり見たりする時間は短めな気がするんだよ。じっくり見ると、欲しくなっちゃうし。

 

でもねこのGIGASを見て、(欲しくなっても我慢する覚悟を決めて)大きな魚ももっと見てみよう! って思ったんだよね。

 

と、なんか前フリが長くなってしまったけど、このGIGASはね、本当にすごかった。写真見るだけもかなり衝撃を味わえるのじゃないかな?

アルビノの淡水エイなんて私、はじめてみたよ。

他にも「え、こんなガーいるの? え? え?」みたいになったり「え? あれ? えええっ!?」みたいな、もうだんだんなんて感想言えばよいかわからなくなってくるかんじ。

いや、大きいって、すごいね。

GIGASに込められた思い

私が知識が浅いばかりに「衝撃を味わえる」とか「大きいってすごい」とか、あんまり参考になりそうなレビューができなくてごめんね。

でもなんていうかみんなも、この「大きいってすごい!」って衝撃を味わうためにGIGASをお迎えするのは良いと思うよ。

うん、手にとって見るのはほんといいと思う。

 

そして、もうひとつ、このGIGASを、私が「手にとって欲しい」と感じた理由があるんだ。

それは、この冊子に込められている想い。

私は雑誌を買うと、だいたい全体を流し読みして把握してから、気になる記事を読み込んで……としていく事が多いのだよね。だから記事によっては「またあとで読もう」って思ってざっと見るだけで置いておくこともあるんだよ。

でも、今回はそういういつもの感じとは、ちょっと違う感覚があった。

「これは今すぐに全部は……読めない」って感覚。

なんていうかね、ある記事に込められていた気持ちがなんかすごく突き刺さって、胸が一杯になって途中で読めなくなってしまったってかんじでね。

その記事は「ガーパイク」について語っていた記事。

きっとこれだけ言えば、どういうことかわかってくれる人は多いと思う。

ガーパイクは特定外来生物に指定される。つまりもう、今まで通りに流通もしないし、飼育を始めることもできなくなる。

そんなガーパイクについて、GIGASでは深く、静かに語られていたんだ。(90ページ~)

その想いがなんかすごく突き刺さって「読めない」ってなっちゃったんだよね。

でも私はこの記事は、ゆっくり、ゆっくり読んでいこうと思う。きっと何日かかかるけど、読んでいこうと思う。そして読み終わったら、一人でいろいろゆっくり考えて、ガーパイクに思いを馳せてみたいと思うんだ。

 

ガーパイクは小型魚中心の人達には馴染みない魚かもしれない。

でも、ガーパイクも、ネオンテトラも、グッピーも、みんな観賞魚としてこの国に来ている。

だから、なんていうかみんなも、大型魚に興味がない人も、GIGASを読んでみてほしいんだ。

アクアな猫の躾けかたも載ってるよ!

さてさて今度は、アクアライフ本誌のファンには嬉しいポイントを紹介するよ。

ハヤオ先輩が主役の、アクアライフに連載されている漫画「アクアな猫の躾けかた」がね、GIGASにのっているんだよ! 出張編として!

うん、嬉しいよねこれ。

それにしても今回の話……よかったなぁ……。なんていうかアクアな猫の躾けかたってさ、「あーある! あるよそれ! ある! わかる! わかるよハヤオ先輩!」みたいになるよね。ほんと、アクアリストのための漫画だよね。

まとめ

さてさて、私が大型魚への知識と経験が浅いばかりに、あまりレビューらしいレビューをできなかったけど、どうだったかな?

ぶっちゃけたまには良いと思うんだよね、自分が飼育している魚達とはちょっと違う魚達に目を向けることって。

特に今回は、レアな大型魚が満載スギル号だったから、ほとんどの人が「飼育したことない種類、タイプ」を見ることができるのではないかな。

 

でもここまで大型魚をディープに取り扱っている雑誌って無いんじゃないかな。これはきっと、大型魚をがっつり飼育している人が見ても、面白いのだろうなぁ、って思ったよ。

お宅訪問とか、ファームの話とか、現地の話とか。そんな見ているだけで楽しい記事が満載だったからね。

とにかくなんていうか、本棚に入れておきたい一冊だったね。

もうほんとタイの淡水エイファームとかね、意味わからないくらいすごい世界だったよ。なんだろう、うん、すごい。

虫季萌菜虫季萌菜

ねぇぷれ子さん。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

ん?


虫季萌菜虫季萌菜

一人、というか一魚、めっちゃ怒ってるキャラがいるんですけど。


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

え?


ヒマチューさんヒマチューさん

なんで大型魚の話なのにヒマチューの出番がないんでチュか!


根黒ぷれ子根黒ぷれ子

あ……。


アクアリウムライライラ
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