こんにちは、ぷれ子です。
今日は金魚のお話。
それも金魚水槽のレイアウトについて語ってみたいと思うんだ。
実は金魚水槽のレイアウトは難しい
夏と言ったら金魚鉢に金魚ですわね。
いや、あんな水量の少ない容器で夏場置いといたら水温上がりすぎて金魚死ぬ確率めっちゃ高いぞ。
夢がない発言しますわね……。
しょうがないだろそういうものなんだから。そもそも金魚鉢は「一時的に金魚を鑑賞する」もので、じっくり飼育するためのものではないんだからな。
あーそのあたりややこしいですよね。
まぁそうだね。
金魚の水槽は大きく分けて2つあると思うんだ。
まずは金魚鉢や展示など使われる特殊な形状の水槽など「一時的に金魚を鑑賞するため」に作られたもの。
※特殊な形状の水槽でも飼育用に適しているものもあります。
これらはどうしても「一時的な鑑賞」に特化しているから、飼育に適していなかったりするんだよね。
だから金魚鉢なんてわりと「少し金魚鉢に入れて鑑賞したら水槽に戻す」的な使われ方をしているよ。
後はイベントとかで、かなりの高密度で水槽にはいっていたりする金魚も「一時的な鑑賞用の状態」だと言えるね。
確かに大量のきんぎょが一つの水槽にひしめき合う姿は美しく見えるけど、初心者さんが真似するには密度が高すぎて、餌をいい感じに行き渡らせたり、水の汚れに対応できないから注意してね。
こんなかんじで、金魚は昔から観賞魚としての文化が深くてこういう「見せ方」の文化がとても発達しているんだよね。
だから初心者さんは「これで飼えるんだ!」と誤解して失敗しちゃうわけだ。
鑑賞に適した水槽は必ずしも飼育に適しているわけではないということは、まず頭に入れておこう。
金魚水槽のレイアウトのポイント
さてここからは「飼育するためのレイアウト」の話をしていこう。
金魚の水槽のレイアウトをする時に重視したいのは、以下の2つのポイントなんだ。
- 金魚の大きさ
- 金魚という魚の「形状」
金魚はわりと大きくなる魚だからね、水槽もそこそこの大きさが必要だ。
特に金魚は水を汚しやすい魚でもあるから、小さすぎる水槽は向かないよ。
特にレイアウトをしたいとなったら、レイアウトに使う素材のぶんのスペースもいるからさらに余裕のあるサイズにしたいね。
なぜなら金魚は大きさだけでなくあの特殊な「形状」があるから。
ひらひらしたヒレ、まんまるな身体とか、泳ぎにくそうな形をしているでしょう?
だから下手にレイアウトをしてしまうと、ヒレを引っ掛けたりしてしまうんだ。
また複雑なレイアウトは汚れをためやすいから上手にメンテナンスできないと、すぐに環境を悪くしてしまうよ。
そういう事を考えると金魚のレイアウトはできるだけシンプルにしておきたいということが見えてくるね。
イメージ的には泳ぐスペースを広めにとっておく感じかな。
金魚の水槽のレイアウトはどうしたらいいの?
で、結局どういうレイアウトをしたらいいんですの?
まぁ、なんにも入れないとか……。
おいこら、それはないだろう。
いや、手入れもしやすいし、シンプルに金魚自体の美しさを鑑賞できるしそれはそれでありだよ。
……た、確かに。
あとはなんだろうね、砂利を敷いて、軽くマツモをいれるとかゆとりある感じがいいね。
ふむ、確かにそれだけでもだいぶ雰囲気変わりますね。
うん、金魚マツモ食べるけどね。まぁそれもいいでしょ。
……確かに食べますわね。
あと私なら金魚の水槽には角のある石とか流木はいれないね。
あーひっかけちゃいますもんね。
そうそう、金魚ってさひらひらしてるの多いし、小型の魚と違って水槽に対しての身体の割合が大きいからね。びっくりした時に事故とか起きやすいと思うんだよ。
あー。じゃあどんな素材が良いんですかね。
丸い石だね。角のない石は金魚に合わせるといい雰囲気出るよ。ただそのへんからひろってきたりすると何がついているかわからないからね、ちゃんと観賞魚店で買うといいよ。あんまり水質に影響なさそうなやつね。
ふむ、ちょっと難しいんですね。
うん、まぁ金魚はレイアウト水槽を作るという点でいえばちょっと難しいかもね。
例えば水槽の中にはほとんど物を入れないいい感じのレイアウトはないんです?
あるよ。そこに粒の大きめの砂利を薄く敷いてね、丸っこい石を大きさ違いでおいて……。
あー涼しげですね。
うん、で水草は食べられる前提でマツモとかアナカリスを浮かべる。
あ、植えないんです?
うん、このあたりならそれでも育つし見栄えするからね。そもそもマツモは根が無いし。
確かに。
この手の水草植えても金魚は抜いちゃうからね、無理して植えないで浮かべておくほうが逆にいい感じになったりするんだよ。
確かにそうかもしれませんわね。
で、仕上げに水槽の外側というか背景にすだれを下げて……。
あー!夏!夏感ある!
だろ?
金魚ってこういうシンプルな水槽でもいいかんじになりますね。
まぁ金魚自体がすごい存在感ある魚だからな。すだれの代わりにバックスクリーンなんかも貼ってもいいかもね。
まとめ
そんな感じで金魚のレイアウトの話、どうだったかな。
全体的にゆとりを持つ感じで、イメージをしていくとトラブルが起きにくく、なおかつ管理がしやすくて見栄えのするレイアウトが作れると思うよ。
レイアウトをどこまでやっても大丈夫かがわからなかったら、最初は控えめにしておいて、金魚がどんな動きをするのかなんかをしっかり観察してからレイアウトを考えてもいいかもね。
ちょっとディープな話だけど、金魚という魚は種類ごとに「美しく育てる技」というものが追求されまくっているものでもあったりするんだよ。
そのあたりは今日お話したようなレイアウトして楽しむっていうのとはまた別の深さがあるから、興味がある人はちょっと調べてみるといいかも知れないね。
金魚のディープな世界を覗き見るには「きんぎょ生活」って本がおすすめだよ。
ぷれ子さん今晩は。
「金魚が引き立つ」季節になりましたね。
そう言えば・・・。
明日と明後日はお祭りだ!!
・・・と思ったんですが、
「金魚を泳がせる容器」が無い!!
はぁ~金魚掬いは諦めよう・・・。
コメット水槽は、
一匹しか入って無いからまだ余裕が
有りそうですが、
「トリートメント」の容器も無いんですね・・・。
「金魚水槽のレイアウト」
自分だったらやっぱり「橋」と「鳥居」
かな・・・。
「砂利だけ敷いた水槽」や「ベアタンク」
なんかの「シンプル」な水槽も、
金魚自体が引き立って良さそうですが。
話は変わりますが、ウチのアカヒレに
異変が起きたので、動画上げました。
「魚飼育の現実」と言うか・・・
「避けて通れない」何か・・・。
悲しいけど、最後まで諦めません!!
青い3298さんこんにちは。
確かに金魚の季節だね。
トリートメント容器ないと確かにちょっと怖いところはあるね。
橋と、鳥居!うん、そういうレイアウト金魚にとても合うと思うんだ!
アカヒレさん、とても長く一緒に過ごしてきたんだね。魚を飼育していると、本当にいろいろなことがあるよね。
回復してくれるように私も願っているよ。
ぷれ子さんこんにちは!
本題のレイアウトとは若干ずれますが・・・金魚を創った人ってすごいですよね~もともとはフナですからね、まったくの違う魚ですよね~特にランチュウとかピンポンパールとか。でも、当然体型からピンポンパールに至っては鱗まで変えられてるわけですからね。レイアウトには気を使わないといけないです。そもそも泳ぎづらそうですから。ひれをひっかけるますし、金魚も地味に大きくなりますから下手にレイアウトすると遊泳スペースがなくなりますもんね~シンプルなデザインが一番いいと思いますよ。僕も。
オクトパスさんこんにちは!
金魚ってたしかに本当にすごいよね。どうしてこうなったの?ってすごく思うんだ。
レイアウトも金魚の体型によって変えないといけないところ、確かにあるし。
ほんと金魚って深いよね。
ぷれ子さんこんにちは!
夏から金魚飼育を始めようと考えていたので、今回の記事は実にタイムリーでした。
泳がせる容器やレイアウトは重要ですね。
複数泳がせるにしても和金、琉金、ピンポンパール等で体形全然異なりますし。
正直、この記事読むまで深く考えていなかったかも。
よく考えて、より良い環境で飼育できるようにしたいですね。
それにしても金魚の型や色を創り上げ、改良していった人々の知恵と工夫には恐れ入ります。
一言に金魚というのは簡単だけど、実際ショップを覗けばしばらく目移りしてしまいますね。
穀物さんこんにちは!
ちょうどよいタイミングでよかったよ!
記事が参考になってとても嬉しいんだ。
すてきな金魚と出会えると良いね!
名人、おつかれさまです。
記事がいっぱい増えてますね。
おつかれさまです✨
金魚は昔からいる飼育魚ですけど、考えると深いですね。
水草が食べられてしまうので、レイアウトへの制約も発生しますし。
その中でレイアウトを作るのも腕の見せ所かもしれませんね。
名人のレイアウトは機能と装飾が両立してそうです✨
闇の天使さんこんにちは、最近ちょっと記事を増やせそうな気がしてがんばっているんだ!
応援ありがとう。
制約のあるレイアウト。これは考えるの面白いよね。
機能と装飾……私機能に走りがちだからなぁ……。うん
ぷれ子さん、こんにちは。
だいぶ遅れておりますが、ここから怒涛の金魚シリーズがスタートですね。心してコメントしていきたいと思います。
今回の記事のラストで触れていましたが、私も金魚にはバックスクリーンを貼ることをお勧めします。バックスクリーンは水景を引き締めてくれますし、金魚の姿もより見栄えがします。そして、出来れば正面以外の三方向に張っておくと衝突予防になりますね。金魚だけでなく熱帯魚にも言えることなのですが、衝突によって鼻や口先を怪我してしまうと感染症に罹ってしまうこともあります。絶対ではないですが、コメットみたいに泳ぎの早い金魚は要注意です。
ちなみに上記の事は、ゴーグルを装着して水を張った水槽の中に頭を突っ込み、水中から水槽の外側を見た実体験からなんですけど、他にやった事のある人はいるのでしょうか? あ、確かぷれ子さんはやったことあるって言ってましたね。
・・・ですよね!?
cory-paradiseさんこんにちは!気がついたら金魚シリーズだいぶ進んでいた気がするんだ!
バックスクリーンって大活躍してくれる時あるよね。
最近ではあんまり使われなくなった気がするけど、私も泳ぎの速い魚とかのいる水槽には貼っていたりするんだ。
確かに金魚にもかなり有効な手段かもしれないね!特にコメット。うん。
水槽を内側から見ると、部屋の中がめっちゃ濡れる。うん…。