はい、こんにちは根黒ぷれ子です。
今日のテーマは「水草の枯れる原因と対策」
どうして水草が枯れてしまうのか、そしてその対策はどうしたら良いのか。
そんなお話だよ。
水草が枯れる原因と対策
水草が枯れてしまうのってなんでですの?
上手に育てれていないからとかかなぁ。
いや、それはわかるんですけどね……って「とか」ってなんですの?
ん?上手下手以前の問題もあったりするからね。
へぇ、そうなんですね。
水草がどうして枯れてしまうのか。
ここから「よくある原因」をまとめていくよ。
「原因を知れば対策を立てやすい」
これはとても大事なことだから、しっかり覚えておいてね!
原因1:光量不足
初心者さんがやりがちなミスの代表的なのがこの光量不足だ。
水草は植物。
光合成をするためにどうしても光が必要だからね。
その光が不足していると……上手く育たないことがあるんだ。
「ライトが弱すぎる」
水草が上手く育たない時はまずそれを疑ってみよう。
ライト選びはなかなか難しいのだけど、最初は「そこそこのスペック」のものを使うようにすると良いよ。
そうすれば、「足りない」としても「足りなすぎ」とかにはなかなかなりにくいからね。
安価なライトは、ただ水槽内を「最低限照らす」くらいしかできなかったりするから注意が必要だよ。
あとは水草が育ちすぎて影を作ってしまい、下の方の水草が枯れてしまうなんてパターンもあることも覚えておこう!
そういった時はトリミングして調整してあげることが大事だよ。
原因2:光の波長
最近の水槽証明といえばLEDが主体だよね。
例えばこれ。
これは、フラットLEDという製品なんだけど「それなりに水草も育つ」ことで愛用している人が結構多いんだ。
ここで注目してほしいのは、使われているLEDの色。
白だけでなく赤、青のLEDがあるでしょ?
実はこれは水草の育成に必要な光の「波長」を考えてのこと。
ちょっと難しい話なんだけど、植物ってどんな光でも良いわけではないんだよね。
効率良く育てる、きれいに育てるにはそれに適した波長の光が必要。
だから照明選びは難しいと言われているんだね。
水草の育成を視野に入れて開発されているようなライトを使うと良いね。
原因3:肥料不足
「植物は光を当てて水をあげておけば育つもの」と誤解している人は本当に多いんだ。
だから水の中にある植物は「ほっとけば育つ」と思われてしまうんだよね。
確かにそういう感覚で育つ水草もあるんだけど、なんだかんだ「栄養」つまり肥料を欲しがる植物があるんだ。
栄養豊かなところに生えていたりする水草とかね。
当然そういった植物は肥料不足になると、機嫌を損ねてしまうんだよね……。
でも肥料は「入れれば良い」というものでもない。
入れすぎると苔がはえたり、植物の調子を崩してしまったりもするんだ。
だから肥料を好む水草は「難しい」と言われていたりするんだね。
水草によっても好む肥料は違うから、じっくり学んでいこう。
このあたりは簡単には行かないから、水草に詳しいお店とか、本とかでしっかり学んでいこうね。
原因4:水温
水草にはそれぞれ、耐えられる水温というものがあるよ。
温かい国の水草を冷たい水にいれてしまったり、水温が高くなりすぎてしまったり。
そういう時に調子を崩してしまうことがあるってことだね。
水温は魚を飼育する時に気にするものだと思っている人も多いけれど、水草でも気にしてあげるようにしようね。
だいたいよく流通している水草は、暑すぎず、冷たすぎず、魚を飼育する感覚でだいたい行けるけどね。
そういったものが「熱帯魚とともに育てる(育てられる)水草」として流通するわけだからね。(もちろん例外もあるよ。)
原因5:入手状態が悪かった
水草は、種類によってはかなり弱った状態でも復活させられることもある。
でも、どんなものにも「限界」はあるんだ。
つまり入手した時点ですでにその限界を迎えていた水草は……育たないということ。
販売されている時点で、葉の色が悪い、硬いはずの軸がふにゃふにゃになっているようなものは避けるようにしよう。(水草に限らず植物って、パッと見葉はキレイなんだけど実はだめになっていた……なんてこともあるからちょっと難しいのだけど……うん。)
原因6:実は枯れてない
枯れた!と思いきや実は枯れてない。
そんな水草は案外あるよ。
例えばクリプトコリネ。
クリプトコリネは環境が変わると「葉が全部溶けてしまう」ことがあるんだよね。で、その後何食わぬ顔で生えてくる。
そこで勘違いして捨ててしまうというパターンは、ちょこちょこあるんだよ。
環境が変わった時に一度調子を崩し、そこから持ち直す。
サトイモ科の水草によくあるパターンな気がするね。
もちろんそのままダメになるパターンもあるのだけど……。
原因7:水質が合わない
水草は弱酸性の水が好き。
これはよく言われていることなんだけど、全ての水草がそうではないんだよね。
それぞれ好む環境が違うってことだね。
例えば「水質を弱酸性で安定させるソイル」を使った水槽。
※ソイルには様々なタイプがありますので購入前に確認しましょう。
※ソイルには水草育成に「水質」以外にもメリットとなる性質があったりします。
水草育成は水質面なども含めて「水質を弱酸性で安定させるソイル」が最適!とよく言われていて実際そういう製品を使うととても良く育つんだよね。
でも、水草の中には「水質を弱酸性で安定させるソイル」が合わないというか「砂利のほうがよく育つなこれ……」なんてこともあったりするんだよ。
まぁ水草は世界のいろいろなところに生えているからね。
好む環境は結構違うと覚えておこうね。
よく見かける水草のほとんどは弱酸性が好きだから、立ち上げたばかりの水槽で水質がアルカリによっているときはちょっと育ちが悪い時もあるね。
その手の水草はそのアルカリの期間にダメになるか、もちこたえて後々水質が弱酸性になってきた時に落ち着いてくるか……などちょっとその先の結果が想像しづらくなるよ。
デリケートな水草は落ち着いた水槽に導入するようにしよう。(アルカリ性を好む水草はなかなか流通していないけど、無いわけではないってことは忘れないようにしておこう。)
原因7:水流がいいかんじじゃない
これは意外と盲点なんだけど、水草は水流との相性もあるんだ。
「あれ?なんかフィルターの水の吐出口のところのだけ調子悪いなぁ」なんて時はちょっと水流の具合を見直してみよう。
逆に水がよどみすぎていると拗ねてしまう水草もあるね。
大体の水草は穏やかな水流の水槽のほうが良いと言われるから、強すぎない水流の環境から調整していくとやりやすいよ。
ただあんまり水の流れが悪かったりすると調子を崩す水草もあるから、そこは要注意だね。
原因8:二酸化炭素不足
水草が育つのに必要な二酸化炭素。
水槽の中にある二酸化炭素だけで育つ水草も多いんだけど、水草の種類によっては、二酸化炭素をいれないと上手に育たないということもあるんだ。
ただ二酸化炭素はちょっと扱いにコツが居るから、しっかり勉強してからにしようね。
特に魚のいる水槽はリスクにもなりがちだから、本当に注意しよう。
原因9:扱い方を失敗した
水草を買ってきたら、当然自分の水槽に移すよね。
その時に扱い方、植え方を間違ってしまうと……水草をダメにしてしまうことがあるんだ。
例えば、空気中に放置しすぎて乾燥させてしまったり、無理に植え込もうとして大事な部分を折ってしまったりだね。
水草は水中という特殊な環境に身をおいているから、空気中だと浮力が働かず変なふうに力がかかって簡単に折れてしまうことがあるから本当に注意してね。
乾燥防止は、バケツや、水を張ったトレーなんかに植える前の水草を入れておくようにすると良いよ。
水草を枯らさないのは案外難しい
なんか水草って難しいですわ。
うん、まぁ二酸化炭素無いと育たないと言われる水草でも無しで育てれたりしちゃうからな。
そんなことあるんですの?
うん、ある。ただその場合は他の条件が「なんかいいかんじ」なんだろうね。
つまり、それとは逆に、世間で言われている環境を揃えてもダメなときもあると。
うん、あるねぇ。
ふむ……一筋縄でいかないんですわね。
うん、だからまぁ水草とは長い目で付き合うといいよ。環境に合わなくても、すぐに調子を崩さないこともあるからね、そこで様子を見ながらいろいろ考えていくと良いと思うんだ。
はぁ、なんだかんだ経験なんですわね。
そうだね、あとは私がこの前レビューした本みたいな水草関連の書籍もチェックしておくと良いよ。
確かに本は役に立ちますね。ねぇぷれ子さん。
ん?
なんか初心者さん向けに「水草を枯らさないコツ」みたいなのまとめれないんですの?
うーんそうだなぁ。いろいろ気をつけたいことがあるけど、最初は↓みたいなことに気をつけてほしいかな。
|
ふむ。なるほどですわ。
あとはあれ、水草は「長期的な目線」で見ることだね。成長していくものだから、一時的に調子が良くてもあとで悪くなることもある、環境に慣れてきたら調子が出てくるものある。だからしっかり観察してあげることだよ。
はーい。
まとめ
さて、水草のお話どうだったかな?
水草について調べるのはなかなか難しいけれど、本を読んだり、お店の人に聞いたりしてゆっくり頑張っていこうね。
通販の場合はわからないことを問い合わせたり、通販ページに書いてある解説をしっかり読んだりすると良いよ。
今日お話したみたいに、水草が育つにためには、光、水、栄養など様々な要素が必要だよ。
だから、調子が出ない時は、いろいろな原因を考えてみよう。
原因は一つではないかもしれないからね。
さて、そんなかんじで今日の記事も読んでくれてありがとうね!
これからも新しい記事を更新していけるように頑張ろうと思うから、どうぞよろしくなんだ!
ぷれ子さんこんにちは!
なんだかここの所暑いですねぇ(世間話風)そして、暑いと水草がかれちゃうんですね!よくある話だけど・・・(世間話は前置きだったのだ!)ドウモ・・無駄な前置きを付けてみました(笑)
水草はなぜ枯れるのか?はじめのうちは考えたこともありました。が、ここで極論をひとつ!水草を植えなければ枯れることはない!SNSに載せたら炎上しそうですが、(植えすぎない)のが大切だと思っています。底床内にある栄養素、水中の栄養素、二酸化炭素、全てに限りがあるので「ほどほど」は大切かなと。熱帯魚の数もそうですが、水草にもキャパオーバーはあると思うので、そこらへんを気を付けていきたいと思います!
オクトパスさんこんにちは!
暑いよね、水槽の暑さ対策必須なくらい暑よね。
植えなければ枯れない、これは確かに真理かもしれないね。でも植えすぎないというのは本当に大事だと私も思うよ!
特に水草は増えるからね、そういうところを意識した植え付けが大事だなぁとすごく思うんだ。
多すぎず、少なすぎずの程よいってほんと、一番難しいのかもね。
ぷれ子さん今晩は。
水草は全くと言って良い程
やったことが無いので、
良く解らないんですが、「光」と「二酸化炭素」
辺りは何となく「そんな感じ」がします。
あとはやっぱり「購入直後の扱い」なんですかねぇ・・・。
「水槽スペース」の確保に専念する中、
「レインボースネーク」と「ソードテール」
が飼いたいと思っているのですが、
「水草」もやってみたいと思っています。
機会が訪れた時に、参考にさせて頂きます。
青い3298さんこんにちは、水草ってなかなか手がてない時あるよね。
でも結構素敵なものだから機会あったら是非!
でも先に飼いたい魚がいたりしてなかなか手が出ないなんてこともあるよね。うん、このあたりアクアリストあるあるかもしれないね。
このサイトを見てフラットLED導入してみたらちゃんと水草が育って良い感じです
こりどらすさんこんにちは!
フラットLEDいいよね!
水草の種類によってはパワー不足になる時あるかもしれないけど、結構な種類の水草がいい感じで育ってくれると思うんだ。「強い光を好む」とあえて言われているような水草に挑戦する時は、ちょっと気にしてあげると良いよ!