こんにちは、根黒ぷれ子です。
今日はグッピーの飼育に使いやすい水草について解説していこうと思うんだ!
というわけで、今日の記事は……
「グッピーに水草を入れてあげたいんだけどどんなのが良いかな?」と悩んでいる初心者さん。
そして「ウォータースプライトなんか昔と違うよね?」なんて困っている経験者さん。
どちらにも役立つようなお話をお届けしようと思うから、是非読んでほしいんだ!
「グッピーにはウォータースプライト」はもう古いの?
グッピーにはウォータースプライトって聞いたんですけどホントです?
ああ、うん。ウォータースプライトはね、相性がとても良いから昔からセットで考えられてきたね。
へぇ。ならウォータースプライト買えばいいんですね!
いや、それがちょっと最近違う感じでね。
え?
「グッピーにはウォータースプライト」
こう言われていた時代はたしかにあったんだ。
ただ最近は、あまり聞かなくなってきたよね。
これにはいくつか「ああ、もしかして」と思う理由があるんだよね。
まず、ウォータースプライトの流通の「状態」
ウォータースプライトは水中にも水上にも葉を展開できる水草なのだけど、水中葉、水上葉は結構違うものなんだ。
で、最近流通しているウォータースプライトは水上葉が多いんだよ。
だからそのままの状態では、水中に上手に適応できないわけだね。
そういう時は水中葉を出させるようにしていけばよいのだけど、これはちょっとテクニックというか慣れが必要だから上手くできない人も多いんだよ。
あとは昔よりもいろいろな種類の水草が流通するようになり、選択肢が増えたというのも理由としては大きいかもしれないね。
……というかんじで、ちょっと昔とウォータースプライトを取り巻く事情が変わってきたから、昔ほど「グッピーにはウォータースプライト」だと言われなくなったのかなぁ……なんて私は思うんだ。
じゃあ、今グッピー水槽にウォータースプライトを使いたい人はどうしたら良いのだろう。
それは「ウォータースプライトの水中葉」を入手すること。
最近見かけないとはいってもちゃんと水中葉は流通しているから、それを手に入れられれば水槽への導入がグッとやりやすくなるってわけだよ。
結構古くからやっているお店とか、グッピーに強いお店とかだと自分の手元で昔から増やし続けているウォータースプライトを持っていたりするからね。
そういうのをゲットできると、かなり良いね!
グッピーに適した水草はどのようなものが良いか?
さてここからはグッピーにはどんな水草が良いかということを考えていこう。(ここはいろいろな意見があるところだとも思うから、私の話は「一例」として聞いてね!)
グッピーという魚は「水面付近」を好む魚だよね。
そしてオスがメスをよく追いかけ回したりする魚でもある。
つまり水草はそういった時の逃げ場所になったりもするということ。
そういう意味では、浮かべられるような水草が良いと私は思っているんだ。
浮かべてあると水草を取り出しやすいからね、稚魚を隔離するために掬おうとした時にも邪魔にならなくていいよね。
ただオスは大きなヒレを持つから、あんまり水面を水草だらけにしてしまうと動きづらくなってしまうから気をつけてね。
私はグッピーのいる水槽は、水草を浮かべたとしても水面の三分の二くらいはあけるようにしているよ。
水草を浮かべてばかりじゃなくて植え込みたい……なんて時は「低床」に注目したいね。
グッピー飼育では水草水槽で主流になっているソイルではなく砂利を使うことも多いから、そのあたりの相性をしっかり考えたいんだ。
簡単に言うなら「砂利で育てるなら砂利を好む水草を植える」という感じだね。
あと植え付けてしまうと、浮かべる水草とは違い稚魚を掬う時の邪魔になりやすいから、繁殖重視の人はそのあたり気をつけながら選んだりレイアウトしたりしてほしいんだ。
さてそんな視点で選んだいくつかの水草をここで紹介していくよ。
君のグッピー水草選びの参考にしてみてね。
マツモ
水面に浮かべて育つ……というよりかはマツモは元から根がない水草だからね。
細かくて稚魚の隠れ家にもなりやすいし、結構おすすめだよ。
ただしよく育つから増え過ぎには注意だね。
水槽から取り出す時は稚魚を巻き込んでしまわないように注意しよう。
アナカリス
アナカリスも浮かべておくだけでよく育つ水草だね。
たまに根をおろしたりもするから、ちょっとマツモとは感覚が違うよ。
入手も容易だから、マツモが見つからない時の選択肢として覚えておいてもいいと思うよ。
ウォータースプライト
やっぱりグッピーにウォータースプライトは外せないよね。
雰囲気的にもグッピーによく似合う。
水中葉を入手できない時は、水面に浮かべて「浮草」として育てても雰囲気が出るよ。
ただその場合は、照明が近いと葉があたってしまって焼けてしまうこと、そして巨大化する可能性があるってことは忘れないようにしよう。
そういうことを考えると、いい感じの水中葉を狙うか、じっくり時間をかけて水中化を狙いたいところだね。
パールグラス
パールグラスは植えて育てる水草だけど、浮かべておいても増えたりするね。
ここまで紹介したものよりかはちょっと難易度が高く感じるかもしれないけど、慣れたらいい感じで増やすことができる水草だから候補に入れさせてもらったよ。
細かくて可愛い葉がいい感じにレイアウトに使えるね。
初心者向けの水草紹介記事で萌菜が語っていたとおり、砂利との相性も良いってのも大きなポイントだね。
バリスネリア・スピラリス
ちょっと大きめの水槽で、砂利を敷いている。
そんな水槽に植え付けると結構いい雰囲気になるんだ。
バリスネリア・スピラリスはソイルより砂利のほうがよく育つからね。
大磯とかで飼育することの多いグッピー水槽の演出にぴったりだよ。
ただこの水草は成長速度が早くて根の張りっぷりもなかなかだから、他の種類の水草を植えたい時は配置を考えておこうね。
ウィローモス
稚魚の隠れ家に使う人が多いね。活着させて使うイメージが強いけど、浮かべて(というか沈めて)おいても育つよ。
ガッツリ増やすと稚魚が生き残る確率も高くなるから、水槽内だけで繁殖をしたい人にはいいかもしれないね。
ただ増えすぎると汚れも溜まりやすくなってしまう時があるから、そこだけは注意が必要だよ。
掃除とかで水槽から出す時に稚魚を巻き込みやすいから、ウィローモスを水槽から出したい時は、バケツとかプラケースに水槽の水をいれてそこに移動するようにすると、稚魚を殺さずに済むよ。
まとめ
グッピーの水草は、グッピーをどう育てるかによって選択が変わってくるね。
レイアウト水槽で泳がせたいのか、それとも繁殖重視で行きたいのか。
そのあたりしっかりと考えて選んでいこう。
レイアウト水槽の場合は、今日話したとおり水草と低床(底に敷く砂利など)との相性を考えると成功しやすいよ。
グッピーは昔から飼育されている分、水草についてもいろいろ考えられてきたから、機会があれば、グッピーに詳しいお店なんかで相談してみると良いかもね。
グッピーって確かにいろんな飼育の仕方がありますね。
うん、稚魚を見つけやすいようにあえて水草全くなしって人もいるよ。
へぇ、シンプルイズベストみたいな。
そうだね。ベストな形って人それぞれいろいろあるから結構いろいろ考えることあるよね。
だからこそ水草もちゃんと自分で「選べるように」ならないといけないというわけですね。
お、珍しくいいこと言うね萌菜。
いや、別に珍しくはないと思うんですけど……。
ぷれ子さんこんにちは~
前回のもいもいさんに続いて水草ですね!グッピーにウォータースプライトは僕も店員さんにオススメされました。(((uдu*)ゥンゥン僕の行きつけの熱帯魚屋さんでは、水中葉になって売っていることも多かったので、苦労した覚えはないですね~
でもって、グッピーの飼育&繁殖に適した水草を考えるのであれば、やはりウォータースプライトが一番いいかな~?と思いますね。
産卵箱を取り付けるスペース、網を動かすスペース、トリミングのしやすさを考えると、背が低く保てて、さらに抜けづらいグッピーには最良だと思いいます。
オクトパスさんこんにちは!
水中葉になってるウォータースプライト、ほんといいよね。
やっぱりそういう歴史ある組み合わせには深い理由があるよね!
ぷれ子さん今晩は。
「グッピーにはウォータースプライト」
これ初めて知りました・・・。
小さい頃からあんなに見て来て、
しかも「モスコーグリーン」の個体にも
興味を持ちつつ、未だに一度も
飼育をした事が無いと言う・・・。
(ハァ~今までの人生何やってたんだ俺は・・・。)
まぁ、アパートや団地住まいだった頃も有り、
水槽を置けなかったのも事実ですが・・・。
でも、「イモリちゃん」を飼ってた事は
有るんですよね・・・。
おっと!?
話が逸れてしまいました・・・。
「水中葉」も良いですが、「浮き草」
も便利かも知れないですね。
自分の場合「低床」を浅く敷いてしまう
事が多いので、水草が植えられなかったりするので・・・。
(高さを出して魚の遊泳スペースを作りたい為)
でも、アナカリスで有れば、
「リング濾材」に通して沈めても良いのかも。
ワザと漂わせるなら、ベタの「泡巣」
作りにも一役買ってくれるかも?
青い3298さんこんにちは、浮草ってほんといい感じに使うと雰囲気出るからおすすめだよ。
興味があるけど、飼ったことない生き物。
案外いるよねそういう生き物って。
私も結構いるんだよね、うーんあれも飼いたいしこれも飼いたいし……的な。うん。
アナカリスをリングろ材に入れている人結構いる気がするね!ああすると扱いやすいもんね。
リングろ材にはいっちゃって挟まっちゃうような魚がいない時はとても良い手段だよね。
いろんな扱い方があるよね、水草って。
ぷれ子さん、こんにちは。
えっ? グッピーは「大磯・底面・ウォータースプライト」が三種の神器でしょ!?
・・・そんな感じで、改めて自分が古い人間だと思い知りました(笑)
正直なところ、長年染み付いた知識を新しく上書きするのはしんどいのですよね。その点、ぷれ子さんも萌菜ちゃんもまだ未成年(?)ですし、新しい情報をどんどん吸収していって、これからもご教授下さい。うん、頼りにしています。
さてグッピーの思い出を一つ紹介しますと、私もご多聞にもれず繁殖と系統維持、もしくは改良にのめりこんだ一人です。ただ、以前こちらのサイトでも紹介されていましたが、グッピーは増え過ぎるのが実に難点でしたね。
増えるのは嬉しい。でも飼育しきれない。そんなジレンマを抱えながら続けることを諦めてしまった経緯があります。まぁ、その後コリドラスにハマっていますけどね。
お気に入りの魚を増やしたい。水槽いっぱいに泳がせたい。
そんな純粋な希望がアクアリストを繁殖へ導くモチベーションなのでしょうし、増やすペースをコントロールすれば大丈夫とゆう方もいらっしゃるでしょう。ただ敢えて一言申し上げるとしたら、繁殖をするなら自分の心のコントロールが第一。ですかね。
うん、説教くさくなりそうなのでこの辺で。相変わらずの猛暑です。くれぐれもご自愛下さいな。
cory-paradiseさんこんにちは!
確かに私達は未成年…設定上では未成年…うん。
繁殖って本当に難しいよね。増えすぎる。これが本当に問題なんだ。自分のペースに合わせて繁殖をしていかないといけないというのは、本当にいつも思うよ。
心のコントロール。
うん、本当に大事だと思うんだ…!