
こんにちは、根黒ぷれ子です。今日は金魚を飼育する上で最適な水量について。
目安はどのくらいなの?
5センチくらいの金魚一匹で水10リットル必要って言われているのは本当?
お店の水槽にはいっぱい金魚入ってない?金魚5センチに対して10リットルもなくなくない?
などなど、金魚を飼育する上での水の量についての疑問を一緒に色々解決していこう!
金魚を飼育する上での水量に目安はあってないようなもの

ぷれ子さん、金魚ってなんで5センチの金魚一匹に対して水10リットルって言われているんです?

あーそれはあれだよ。目安。ただの目安。

なんか嫌な言い方しますわね。この目安って微妙なんです?

いや、目安ってすごく大切なものだと私は思うよ。目安ってのはいろいろな情報などから導き出した「無難な数字」だったりするからね。

なんだか今日もめんどくさい話しそうですわね、ぷれ子さん。

え、私の話っていつもめんどくさいの?
はい、そんな感じでまずはよく言われる「5センチの金魚一匹に対して水10リットル」ということについて考えていこう。
これはさっきも私が話したとおり、数多くある飼育方法の中の「一つの目安」なんだ。
だから必ずしも正解だというわけではないんだよね。
ここで考えたいのは、なぜ世間一般的に「5センチの金魚一匹に対して水10リットル」と言われれているかということだね。
その理由がわかれば、目安をいい感じで使うことができるんだ。
まず基本として「少ない量の水より、量が多い水のほうが水質が悪くなりにくい」というこがあるね。
そして、金魚の身体は大きく、種類によってはひらひらしていたりするから、スペース的にもある程度ゆとりがほしくもある。(今5センチだとしても普通に成長していくからね。)
つまりこの目安は、そういった金魚の飼育の基本に基づいて言われているものなんだ。
だから結構「あてになる」ものだったりするんだよ。
ただ「あてになる」だけで「絶対」ではない。
なぜなら水質ってのは、水の量だけで決まるわけではないからだね。
水槽内の水質というのは、ろ過の状況、水換えなどの管理方法、金魚の種類や餌の質、はたまた水温などなど様々な要因で変化する。
同じ水量でも水槽の形状が違えば、いろいろ変わってくるところもあるよね。
つまり飼い方次第で「5センチの金魚一匹に対して水10リットル」で大丈夫な場合もあれば、だめな場合もあるということだ。
だからこそ「5センチの金魚一匹に対して水10リットルあれば絶対大丈夫!」とは言い切れないんだよ。
そこを知らずに「ネットにこうやって書いてあったからその通りにすれば大丈夫!」って鵜呑みにしてしまうのは危険だということは、しっかりと覚えておこうね。
どうしてお店の水槽にはたくさん金魚がいるの?
ショップに行くと、さっき話した「5センチの金魚一匹に対して水10リットル」というのをはるかにこえた数の金魚が水槽に入っていたりするよね。
でもそれを見て「うちでもたくさん水槽にいれて飼える!」と思うのは間違いなんだ。
お店の場合はプロが管理しているし、水のストック量も君の家とはぜんぜん違う。
だから同じことをやろうとしても、上手くいかないことのほうが多いんだよ。
あとちゃんと知っておきたいのはショップは、なんでもかんでも「一個の水槽に多く」いれているわけではないということ。
ショップでも、状況や魚によっては単独で管理したりすることもあるということを、覚えておこう。
ぷれ子はどうやって金魚の水量を計算しているの?
さて参考になるかどうかわからないけれど、私の「水量計算」のやり方をお話するよ。
私は金魚の飼育の場合は、さっき話した目安にさらに「成長する分のゆとり」をプラスして考えるよ。
なんていうか3センチの金魚を5センチとして計算するみたいな。
特に小さい金魚は成長が速い時があるからね。
ただあんまり広い水槽に小さ金魚を放つと餌の行き渡りが悪かったりもするからそのあたりは要調整なんだけどね。
つまり、うん、正直に言うと私はあんまり「計算」で水量を計ろうとはしないかな。
過密にならないように、狭くなりすぎないように考えつつ、サイズ、泳ぎ方などなど含めて水量を考えていく。
水量というものは、魚が泳ぐスペースの広さでもあるわけだからね。
ほら、例えばさ丸っこい金魚と細長い金魚では泳ぐ力がぜんぜん違うわけでしょう?
そういう部分でもスペースのとり方は変わってくるよね。
そんな感じで色々あれこれ考えて、毎回毎回理想的な水量というものを考えていくのが私のやり方なんだ。
まとめ
さて今日はややこしい話をしてしまったね。
ただ本当に、金魚の水量決めって難しいんだよね。
なぜなら解説の中でも触れたとおり、金魚には「サイズ」だけでなくいろいろな「形」があるから。
だから全ての金魚に同じルールをあてはめることができないんだ。
だからこそ金魚の「5センチの金魚一匹に対して水10リットル」というのは、金魚を全体を見たなんとなくの目安でしかないということを、頭に入れておかないといけないんだよ。
もちろんこの目安は無視して良いものではない。
やっぱり目安と言われるだけあって、なかなか良い線をついているところあるからね。
そんな感じで、目安というものをどう捉えるかということが、金魚の水量、そして飼育を決めていく上ではすごく大切なことだと思うんだ。
これは餌の量や水換えのペースなどなどいろいろなことに共通する話だね。
そんな感じで今日も読んでくれてありがとう。
他の記事では金魚のストレスなんかについても解説しているから、ぜひ参考にしてみてほしいんだ!

今回ぷれ子さんのめんどくささ全力で発揮されてましたね……。

え……。

ぷれ子さんの話って長い上で説教臭いから聞いていると……え?

ぐすっ……ぐすっ。

もしかして、泣いてるんです?

いや、鼻水。

おい、おまえこの前風邪二回ひいたばっかりだろ。
ぷれ子さん今晩は。
金魚の水量って、熱帯魚の基準より
やっぱり多くなりますよね・・・。
体高が有ったり、アレの量(笑)
或いは呼吸器による水の汚れ方とか・・・。
やたらパクパク酸素を消費して、
アンモニアの排出量が多くなったり・・・。
昨日、アカヒレさんとヌマエビ(ヌカエビ?)の導入をしました。
エビの飼育は初めてで、「水合わせ」で
かなり飼育水を使ってしまいました・・・。
今日は足し水をしています。
このまま、一匹も落ちないで行けば
良いんですが・・・。
青い3298さんの飼育の話はいつも愛にあふれていて聞いていてとても幸せな気持ちになるんだ!
エビの水合わせで水をたくさん使う…うん、あるあるすぎるあるあるすぎるんだ!
名人、おつかれさまです。
今回は水槽の水量の話なのですね。
金魚は大きくなるので、それだけ余裕が必要なケースが多いですね。
まぁ、やむなく入れないといけないケースもあるかもしれないですが…。
なるべく余裕のある方がトラブルも少なくなるので、気にはしたいですね。
インドネシアのスラウェシ島の地震、大変ですね。
あの島は多くの熱帯魚の原産地でもあるので、名人も心を痛めてらっしゃることでしょう。
あと、名人が癒される記事を用意しておきました(笑)
http://darkwing.darkangel.online/archives/52299818.html
闇の天使さんこんばんはなんだ!
癒やしの記事、ありがとうなんだ。
悲しいニュースも多いから、落ち込んでしまうときってあるよね。
そんな中で癒やしてくれる魚たちをこれからも大切にしていきたいと思うんだ。