こんにちは、根黒ぷれ子です。

 

今回解説していくのは、金魚の飼い方、飼育について。

 

飼育の飼育に必要なものは?

水温管理はどうしたらいいの?

水草は?金魚鉢では無理?縁日の金魚はどうしたらいいの?などなど!

 

金魚の飼育に必要なお話をどかっとまとめてしていくから、どうぞよろしくなんだ!

金魚の飼い方、飼育を学ぼう!

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虫季萌菜虫季萌菜

なんだか今回も「話が長そう」な記事ですわね。

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

まぁそりゃ飼育論だからな。長くもなるよ。

虫季萌菜虫季萌菜

そんな記事書いたら、初心者さん読むだけで疲れちゃいますよ?

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

いや、初心者さんだからこそいっぱい知ってほしい話があるんだ!

虫季萌菜虫季萌菜

まぁ……わからんでもないですけどね。

さて今日は金魚の飼い方を解説していくよ。

まず、一言!

「金魚飼育なめんな!」

うん、いきなりごめんねなんだ。なんていうかサイトタイトル(熱帯魚なめんな!)的に、一回くらいこれをやっておかないといけないなって思ってね。

でもまぁ金魚って簡単に飼育できそうに見えて意外と難しかったり、知っておかないとあとでトラブルになってしまうことがあるんだよね。世間では「飼いやすい魚」だと認識されているぶん、余計に見落としやすかったりするんだ。

金魚の飼育は簡単?

まず最初に知っておいてもらいたい話がこれ。

ぶっちゃけると、金魚の飼育は基本的には簡単だよ。魚としては頑丈なほうだからね。で、矛盾するようだけど……

「金魚の飼育はめっちゃ難しいよ」

とも言えるんだよね。

 

ちょっと金魚の姿を思い浮かべてもらえるかな?

その姿ってさ、丸い?ヒレが大きい?それとも細長い?色は何色?ね?金魚ってすごくいろいろな種類がいるでしょ?

これだけ体型が違ったりすると、同じ金魚という名を持つ魚でも全然飼育法が異なってきたりするんだ。だからこそ難しい。言い方を変えれば、世の中には飼育難易度が高い金魚がいるってことだね。

有名なものだとピンポンパール。あの金魚はすごく丸いから泳ぐのが下手。あとらんちゅうとかもね。そういった金魚は水流が強すぎるとだめだったり、体型の維持が難しかったりもするんだ。

逆にコメットとかはすごく泳ぐのは上手だね。これはつまり、体型の違う金魚を混ぜて飼育すると力の差が出て失敗してしまうこともあるということでもあるね。

 

あともう一個、金魚飼育が難しい理由。

「金魚は意外と大きくなるよ」

ってことだね。大きいということは、そこそこのスペースなどなど必要になっちゃうからね。

 

そんな感じで、金魚を飼育する時は「簡単」と言う部分だけじゃなく「難しい」と言われている方向にも目を向けておこう。

金魚の飼育に必要なものは?

じゃあここから、金魚を水槽で飼育する上で必要なものについてお話していくよ。

水槽

金魚を飼育したいなら、当然水が必要だね。それをいれるのはやはり水槽だ。

たださっきも話したとおり金魚は大きくなる魚。あんまり小さい水槽では、飼育できないんだよ。

 

そのあたりは以下の記事に詳細をまとめてあるから、金魚の飼育水槽の選び方がわからない人は是非見てみてほしいんだ!

あと重要なのが水槽台だね。どうしても水のたくさん入る水槽は重くなるから、しっかりした台を使わないといけないんだよ。じゃないと水漏れとかの原因になってしまうからね。基本的には専用の「水槽台」を使用するようにしよう。

砂利・水草

さて今度は少しややこしいお話をするよ。このあたりが金魚飼育が「難しい」と言われる要因の一つでもあるね。まぁ、こうした話は生き物の飼育にはつきものだから、何かを飼うということを学ぶつもりでちょっと聞いてみてほしいんだ!

見て欲しい記事はこの二つ。


水草は必要なの?砂利は必要なの?ってお話だね。

読んでもらうとよく分かると思うけど、この二つは金魚の飼育に置いて必要という意見とそうでない意見、そして「どちらでもよい」という意見があるんだ。

実はこういう「飼育者が考えて使用を検討」するべきものって、魚の飼育の世界ではとても多いんだよ。そういう時の考え方のコツとして上の二つの記事を参考にしてみてほしいんだ!

ろ過器・ポンプ

あとでそのへんは詳しく解説するけれど、金魚はろ過器、ポンプがなくても飼育できる魚だ。ただそれは「ろ過器・ポンプ」を使わない飼育というものを理解している人だからできること。

基本的にろ過器・ポンプは必要なものだと思っておこう。特に水槽飼育は、水が悪くなりやすいからね。

よく見かけるのが「金魚のブクブク」と呼ばれるタイプ。こうしたものがあるかないかでも、金魚の飼育環境の維持のしやすさはぐっと変わってくるよ。

ただ注意したいのは、ピンポンパールやらんちゅうなど泳ぐのが下手な金魚を飼育する時。水流が強くなりすぎないように、配慮しないといけないんだ。小さい水槽に大きいろ過器とかつけちゃうと水流が強くなりがちだよね。

ろ過器には以下の記事にまとめてあるように色々なタイプがあるから、どれが自分にあっているかなどをいろいろ検討してみよう!

餌・水換えなどその他の管理用品

金魚を飼育する上では、まだまだ必要なものがあるよ。以下に一覧でまとめてみたから、参考にしてみてね。

それぞれ使い方などを解説した記事もリンクしておいたから、どうしたらいいかわからない、選び方がわからないという人は参考にしてみてほしいんだ!

金魚専用の餌や、金魚が好む餌を与えよう!金魚を購入するお店で使っている餌を教えてもらうのも良い手段だね!

水換え・掃除用品

バケツをはじめとする水換え用品はしっかり揃えておこうね。掃除の際はプロホースなんてあるとすごくやりやすいよ。


水質調整剤

簡単に言うと水道水の害をなくしたりして金魚に安全な水にするためものだね。金魚用の水質調整剤なんてのもいろいろなメーカーさんから販売されているよ。

カルキ抜きは必ず用意しておきたいね。

照明

金魚の飼育には必ずしも照明は必要なけれど、鑑賞や病気の早期発見のためなどのためにあるといいね。水草を育てようとすると照明選びはシビアになるから、しっかり勉強しておこう。

その他

こんなかんじでちょっといろいろたくさんお話してしまったけど、ほかにもいろいろあると便利なものなんかもあったりするよ。金魚を掬うネットなんかも欲しいね。

金魚を掬うネットは、キメの細かいもの、金魚のサイズに対して大きめのものを選ぶと掬うときの負担を軽くできるかな。

 

他にもいろいろ用意しておきたい、あると便利な用品を下の表にまとめておいたから、参考にしてみてね。

計量カップなどの容器 水換えの時に使うと、少しづつ水を入れられるから汚れが舞い上がったりしなくて良いよ!
水温計 これはある意味必須かな。魚にとって水温は重要だから必ずつけておくようにしよう。
ヒーター 金魚は無加温で飼育できる生き物だけど、病気の治療の際にあると便利だよね。温度可変のタイプがいいかな!
ヒーターの種類について
飼育本 金魚についての基礎をまとめた飼育本を一冊持っておくとだいぶちがうよ。そしてもっと金魚の飼育についてディープに知りたい人は、雑誌「きんぎょ生活」がおすすめかな!あれはディープだ……。
きんぎょ生活レビュー

この記事を読んでくれている君も「これがあると便利だよ!」なんてものがあったら記事の下にあるコメント欄で教えてくれると嬉しいんだ!

金魚の飼育を開始する手順

虫季萌菜虫季萌菜

ふむ、だいたい必要なものはわかりましたわ。これを揃えて金魚を買えばいいってわけですわね?

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

待て。

虫季萌菜虫季萌菜

あ、はい。「金魚をただ買えばいいってわけじゃない、ちゃんと準備が必要だ!金魚なめんな!」っていいたいんですわよね?

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

お……おう……よくわかってるな……。

さて、ここからは金魚の飼育をどうやってはじめればよいかということだね。これは本当に大事な話だから、しっかり覚えておこう!

金魚飼育STEP1:飼育器具を揃える

まず大事なのは器具から揃えること。

ここで同時に金魚を買わないというのは、鉄則だ。なぜなら飼育環境を作るのには、時間が必要だから。その間金魚を待たせてしまっていては金魚を弱らせてしまうことになるからね!

金魚飼育STEP2:水槽を立ち上げる

立ち上げ?と聞くといまいちピンとこないかもしれないけれど、金魚の飼育は水を水槽に入れてはい完成というわけにはいかないんだ。水作りというか、水槽の環境がある程度落ち着くのを待たないといけないんだよね。

 

簡単に言うと、水槽、器具、ろ材などをセットして魚がいない状態で水を回しておくこと。そうすることで、水を落ち着かせるというイメージだね。水槽は簡単には移動できないから、温度変化が少なく、直射日光などが当たらない安定した場所をこの段階でちゃんと選んでおこう。

砂利は後から入れるととても大変だから、いれたいならこの段階でいれておくんだ。金魚は怪我をしやすい魚だから、レイアウトはシンプルめがいいかな。

 

「魚を入れるまではどのくらい待てばいいの?」という質問には実は、正解がなかったりするということも覚えておこう。水ってのは本当にいろいろな条件で左右されるから、どの家も同じ結果になるとは言えないんだ。水道から出る水の質も違うからね。

 

これは本当に目安でしか無いんだけど、初心者の人は金魚をいれない状態で二週間くらいは待ちたいとおぼえておこう!この期間に器具を動かすのは、水を安定させるためでもあるけど、器具の不具合なんかがないかチェックする時間でもあるってことも意識してみてね。

 

この段階で立ち上げをスムーズにするために「バクテリア」を使用する人もいるんだけど、そのあたりはまたちょっと難しい話も入ってくるから以下の記事を参考にして考えてみてほしいんだ。

金魚飼育STEP3:金魚導入する

水槽を立ち上げて問題がなければ、いよいよ金魚の導入だよ。最初はできれば、金魚に詳しいお店なんかで相談したりして元気の良い個体を確実に選べるようにしていきたいね。

あと、立ち上げたばかりの水槽はまだまだ不安定だから、一度に大量の金魚をいれてしまうと水が汚れやすくなり病気を出してしまったりもするから注意してね。

 

最初は少なめの数、特に金魚は水を汚しやすい魚だということを意識して数を決めよう。

 

金魚を購入したら、日光なんかの影響を受けないようにしながらすみやかに帰宅、水合わせをして水槽へと導入してあげよう。絶対に車の中に放置して食事とかしていたらダメだよ。(特に夏とか冬はとても危険だ!)

水合わせはとても大切な作業だから、手順を覚えて確実にできるようにしよう。

ここで注意したいのは、購入してきた金魚がいた水と、自宅の水の水温差だ。熱帯魚と違って金魚は無加温で飼育されることがおおいからね。温度差が大きすぎる時は水合わせの段階での水温合わせに時間をかけて慎重になろう。

 

冬場に外で飼育されている金魚は、冬眠みたいな状態にあることがほとんどだからそういう場合は導入を見送ったほうがいいかもしれないというのも覚えておこうね。温度差があればあるほど、導入は難しくなる。特に冬眠みたいな状態の時は知識がない人は手を出さないようにしたほうがいいんだ。

 

あと金魚を購入する方法が通販の場合は、また他の注意点があるから以下の記事を参考にしてみてね。

 

金魚を導入したらその日は餌をやらず、翌日からあげるのも良いことだね。初日はライトもつけずに環境の変化になれやすくしてあげるのもいいと思うよ!

金魚の飼い方「日常管理」

さてお次は日常管理だね。

 

日常に関して抑えたいポイントは、餌やり水換え(掃除)だよ。

この二つは、本当に基礎と言えることだから優先的に覚えておこう!

餌やりのポイント

餌やりについてはさっき紹介した↓の記事にまとめてあるよ。

金魚の餌は本当に深いからね。金魚と一緒にじっくり追求していこう!

水換えのポイント

水換えのペースは、金魚の種類や数や環境により変化するから断定できないんだけど週一回、全体の三分の一の水換えを行うのを基本に考えていこう。

大事なポイントは、水温に差をつけないこと。そしてしっかりカルキ抜きなどを使用して安全な水を作ること。水換えの注意点は以下の記事にそのあたりはまとめてあるからぜひ見てみてほしいんだ!

病気から縁日、外での飼い方まで! 金魚飼育Q&A

虫季萌菜虫季萌菜

だいぶ金魚の飼い方がわかってっきましたわ。

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

うん、まぁでも他にも……

虫季萌菜虫季萌菜

「覚えることがたくさんあるよ」ですわよね。

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

な、なんでわかるんだ!

虫季萌菜虫季萌菜

いや、それはわかるでしょう……。

さてここからは金魚に関するQ&Aを掲載していくよ。金魚の飼育のいろいろな疑問の解決の参考にしてみてほしいんだ!

Q:金魚は混泳できますか?

金魚の混泳は簡単とは言えないかな。金魚以外はもちろんのこと、たまに金魚同士でもトラブルが起きることがあるから注意して混泳相手を選ぼう!

Q:金魚の水槽が白く濁るんですが……

金魚の白濁りにはいろいろな原因があるんだ!だからまずは原因を見つけてそれに合わせた対処をしよう!

Q:金魚の病気はどうやって治したらいいですか?

病気の対策はまず予防から。それと事前に魚病薬を用意しておくと対策も簡単だよ。金魚の病気については結構事前に学んでおきたいことが多いから、ちょっと長いけど以下の記事を見てみてほしいんだ!

Q:金魚鉢で金魚は飼育できますか?

うーん、これは「ノー」というのが一番正解だと私は思うよ。金魚鉢はそもそも長期飼育を考えて作られたものではないからね。ちょっと金魚には小さすぎるかな。

Q:縁日で金魚をもらってきたのですが……

縁日の金魚は、いろいろな意味でリスクを持っているんだ。だから先住の魚がいる水槽への導入は避けたほうがいいね。あともし水槽を準備していない場合は、早急な対応が必要になるよ。

Q:金魚を外で飼育するときに気をつけることはありますか?

外で飼育する際は、まず水量を多くすること。やっぱり外気温の影響を受けやすくなるからね。あとは猫や子供などから危害を加えられないように、直射日光なんかも注意したいね。

もう一つ意識したいのは、季節。冬になると活性が鈍って餌を食べなくなったりするからそのへんも注意が必要なんだ。冬季はできるだけ刺激をしないようにゆっくり見守ってあげよう。

Q:ポンプ無しで金魚を飼育したいのですが大丈夫ですか?

ポンプがないと動きがなくなるから、どうしても水が痛みやすくなるよ。そういう意味ではガツンと飼育難易度が上がるんだ。

だからやっぱりポンプはあったほうがいいかな。

水作エイトとかは使いやすいし、導入も簡単だから検討してみてね。

屋外の池など、水量を充分すぎるくらいに確保している水環境ではポンプ無しはよくあるけど、それを部屋の水槽に適用するのは結構無茶な話だということを覚えておこう。

Q:冬の金魚飼育で気をつけることはありますか?

無加温飼育の場合、冬季は活性が鈍って餌を食べなくなったりするよ。

水換えの際にもいつも以上に静かにやらないと刺激をあたえすぎてしまったりするね。ただ、温度がある程度確保されている室内だと意外と冬にも活動したりするから「冬だから」ではなく「水温」を気にしてあげよう。

あとは金魚の様子をしっかり見ることだね。

昼間に安定していても、朝方なんかに冷え込むこともあるから注意が必要だよ。温度変化が激しいと金魚にダメージを与えてしまう場合もあるから断熱材、ヒーターを弱めにかけておくなど、一日の間に水温が上下しすぎないように注意しよう。

冬に餌を与える時は、気温の高い昼間、気温が上がっていく昼前なんかにあげるといいね。夜だと水温が落ちて消化不良になっちゃうんだ!

 

屋外飼育の場合は冬はほとんどやることがない状態になりがちだけど、こまめに観察だけはしておこう。

どういう状態で金魚の活性が落ちるのか、水が減りすぎていないかなどなどいろいろ気にしてあげるんだ!

まとめ

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

今日は金魚の飼育のお話だったね。

虫季萌菜虫季萌菜

なかなか長かったですわね。疲れましたわ。

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

まぁ、金魚との生活のほうがもっと長いからね。そのくらいの時間なんて……。

虫季萌菜虫季萌菜

なにうまいことまとめようとしてるんです?

さて、金魚の飼育のお話どうだったかな。

 

このサイト「熱帯魚なめんな!」ではこれからもいろいろ金魚や魚のお話をしていくよ。

 

新着記事はトップページからチェックできるからたまに見に来てほしいんだ!

 

それにしても、金魚ってさ本当に深いよね。

育て方や環境で「体型の仕上がり」なんかも変わってくるからね。本当に飼育者の愛情を身体で表現してくれる魚だと思うよ。

いろいろ覚えることあって大変かもしれないけど、それも楽しみの一つとして金魚飼育をどんどん追求していこう!

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