こんにちは、根黒ぷれ子です。

今日はフィルターのトラブルについて。

フィルターの掃除をしようとした時なんかに、フィルターの中の汚れが水槽内に流出してしまう経験をした人は意外と多いと思うんだ。

あれって初めて経験すると結構焦るよね。

 

と、いうわけで今日は、その汚れの流出についての色々なお話だよ!

バケツさんバケツさん

今日のお話は「リスクのある方法」が解説されているから、気をつけて読んでほしいんだぜ!

フィルターの汚れが水槽内に!それって危険なの?ねぇ?危険なの?

フィルター汚れ

虫季萌菜虫季萌菜

ああ、水槽の中にフィルターの汚れがぁあ!って時、ぷれ子さんどうしてます?

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

最近はそういうミスしないなぁ。

虫季萌菜虫季萌菜

いや、そういう話じゃなくて……。

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

まぁいろいろだよ。状況によりけり対応変える感じ。

虫季萌菜虫季萌菜

は……判断基準は?

根黒ぷれ子根黒ぷれ子

勘……かなぁ。

 

水槽の中にフィルターの汚れが流出。

これって意外とアクアリウムをやってると経験する可能性の高いミスだよね。その時凄く焦ると思うんだけど……実は、フィルター内の汚れが水槽内に流出しても「問題ない時もあったりする」ってことは、とりあえず覚えておいてほしいんだ。

ただこれは「問題ない」というわけではなくあくまで「あったりする」だけで、問題ある時もあるってこと。

要するに状況を冷静に判断して、的確な判断をしなければいけないミスってことだね。

 

で、その見分け方なんだけど、申し訳ないけどここは「勘」だと思うんだ。

汚れの流出っていっても、いろいろなパターンがあるからね。

この汚れの出方なら大丈夫、この汚れの出方はヤバイ……などなど。経験に基づく勘で判断していかないといけないんだよ。

 

つまり、一番大事なことは「水槽内に汚れを流出させないように気をつける」ということ。それを大前提に今日のお話を聞いてほしいんだ。

パターン別、水槽内に汚れが流出した際のリスクと対応

じゃあここからパターン別に、汚れが流出した際のリスクと対応について覚えていこう!

パターン1「魚に不調が出るほどの汚れの大量流出」

水槽内にフィルターの汚れが大量に流出すると「水質を急変させる」リスクがある。

ただこれはフィルターが詰まったり、長期間掃除していない汚れが一気に入り込んだりと、なかなか無いシチュエーションではあるけどね。

 

このケースが、特に起きがちなのは小型水槽の「投げ込み式フィルター」かな。

起きるパターンはこんな感じ。

  1. フィルターが汚れを吸い込む(正常な動作)
  2. 汚れを吸い込みすぎたせいで詰まる(この段階ではフィルターが吸い込む力で汚れの流出はほぼない)
  3. 水槽から取り出す際にフィルター内部の汚れが水とともに水槽内に一気に流出

正直このパターンはかなりヤバイ。魚を死なせてしまう危険性もあるんだ。

 

そうならないためには、長期間放置したフィルターを掃除する場合は以下の対処をして、物理的に汚れの流出を抑えよう。(そこまで汚さないのがいちばん大事なんだけど。)

  • 上部式、外部などの汚れがたまる場所(ろ過槽)が水槽外にあるタイプ
    →作業開始前に電源を切り、汚れを完全に隔離する。
  • 投げ込み式、スポンジフィルターなど汚れがたまる場所が水中にあるタイプ
    →取り出す前にホースで本体や底面の汚れを吸い出す、水中でビニール袋などで覆ってしまい隔離してから動かす。水中にフィルターがある状態で電源を切ると汚れが「離れる」可能性があるから注意!

汚れている部分が水槽内部にあるかないかで、電源を切るか切らないかも変わってくるからややこしいよね。

このあたりはフィルターの特性についてしっかり考えて行動しよう。

 

さて今度は流出させてしまった場合の対処法だ。

 

まず基準になるのは魚の様子。

汚れの流出後、魚がまともに泳げないなど、露骨におかしくなっていった場合は、かなり危険だ。

そうした場合は「水換え」で対処するという手段がある。

ただ少量の水換えではどうにもならないことが多く、水槽の半分以上などかなりの量の水を入れ替える可能性もあるからそれなりなリスクを覚悟してやらなければいけないよ。

 

流出を含めて、魚に大きな水質の変化を複数回体験させることになるからね。

水質の急変を抑えるためにゆっくり水換えをして「汚れすぎた水」の中に長時間魚を置いておくか、それとも負担覚悟でハイペースな水換えをして汚れた水を薄めるか。どちらも危険が伴う行為だから、慎重に選択したい。

この方法を取ると、水がほぼ「リセット」された状態になってしまう。新しい魚の追加も当分できないし、水質も安定しづらい環境になってしまうことはちゃんと覚えておこう。

 

荒業として、水換えではなく魚を「問題ない別の水槽に移動」という手段もある。ただこの場合も、大きな水質差を生み出すことになることは覚悟してほしい。

ダメージを受けてまともに泳げない魚は、他に元気な魚がいると攻撃されたりしてしまう可能性もあるから「隔離箱」などを使用するなどの保護も視野に入れよう。

そして、弱った魚は「病気の発生源」になるリスクがあるということも、覚えておかないといけない。

 

つまりこのトラブルは「起こしてしまったらノーリスクで回避できない」ものだと思っておいてほしい。もっと言えば「絶対解決する方法」なんてないタイプのトラブルだってことだね。

私が今日解説している方法も、あくまで「一例」でしかないし「苦肉の策」でしかないんだ。

 

次に、魚は泳げてはいるけど呼吸がかなり荒いなど「そこそこ」様子がおかしいという状態の対処法。

こうした時もやっぱりある程度の水換えをすることが多い。

さっき説明した最悪のパターンほど大量にかえなくても大丈夫なケースが多いけど、日常の水換えよりも多めにかえる必要性は出てくるかもしれないと思っておこう。目安は状況によって変わるからなんともいえないのがすごく難しいのだけど。

 

エアレーションをかけ、水中の酸素が欠乏してしまわないようにするのも手段として有効だ。

活性炭などの吸着系のろ材を使用するのもいいね。

 

この時覚えておきたいのはこのトラブルを起こしてしまった後は、状況が落ち着いたように見えても「後から病気になる」可能性があること。解決したように見えても当分の間は気を抜かず、しっかり管理していこう。

パターン2「魚は正常に見えるけど水が汚れてしまった場合」

魚は問題なさそう、でも水の中に結構汚れが入ってしまった。

ちゃんと掃除しているろ過器でも、電源を切り忘れたままろ材を動かしすぎたりすると、こういうことになりがちだよね。あと掃除した後の再起動の時とかもなりがちだ。(再起動の時は出水口にネットをしかけてゴミを受けとめておくといいね。)

 

そしてこのパターンが、一番判断が難しい。

魚には不調が出ていないわけだからね。

 

最初にお話したとおり、汚れの「質や量」によってはそのまま放置してもなにも問題ないときもある。

ろ過器から汚れが出ると見た目「かなりにごった」ように見えても、実は大したことないってことも多いからね。

数分たったら、ろ過器が吸い込んでくれて汚れもなくなるなんてのもあるあるだ。。

 

そんな感じで「様子見」をする時はまず、魚の様子をチェック。

一回だけでなく時間をおいて、おかしな個体がいないか何度もチェックしよう。

あと水カビのついた古い餌などあきらかに良くなさそうなものが流出してきていたら、ネットですくっておこう。(そして後でろ過環境や餌のやり方を見直そう。)

 

もし「放置はちょっと心配だな……」なんて思った時の念のための対処としては、全体の三分の一などの部分換水。活性炭などの吸着経ろ材を使用。その後は様子見という感じかな。

さっきも話したとおり、汚れの流出は後々病気を呼び起こす原因になる可能性もあるからしばらく管理しておこう。

まとめ

水槽内へのフィルターの汚れ流出は、具体的に状況を読み取って考えていく能力が必要になる。

逆を言えば、対処が簡単ではないということ。

 

こうした話を知っていくといかに「予防」が大事かということがわかると思うんだ。

例えば、ろ過器が適切に手入れされていれば、作業の際に多少汚れが流出してもそこに「危険な汚れ」が含まれる可能性は低くなる。

そうし「予防」の考えを大切に、トラブルの少ないアクアリウムを作り上げていってほしんだ!