こんにちは。根黒ぷれ子です。
今回は、前回お話させてもらったタティア記事の第二弾!
まだ↓の第一弾を読んでいない人は先にそっちから見てくれると、よりわかりやすいと思うんだ!
というわけで、今回のタティア語りも楽しんでくれると嬉しいんだ!
ゴールデンなの?ブルーレオパードタティアのお話
今回はタティア全体ではなくてブルーレオパードタティアのお話だよ。
ゴールデンレオパードタティアって呼ばれてたりするやつですわね!
お、よく知ってるね。
ふふふ。レオパードタティアとブルーレオパードタティアが別物であることも知っていますわ!
やるじゃん。
出た!上から目線!
え……!す、すまん。
いや、なんとなく言ってみただけですわ。
…………。
はい、そんな感じで今回の主役のブルーレオパードタティア。
熱帯魚なめんなのLINEスタンプ(2020/3/31販売終了)にも登場するお魚だね。
今萌菜が言っていたとおりブルーレオパードタティアはゴールデンレオパードタティアという名前でも流通しているよ。そしてレオパードタティアとは別物だ。
そんなちょっと名前がややこしいブルーレオパードタティアは、タティアの中でも小型で5、6cmくらいにしかならない。加えてタティアの中では流通量が多い方で、価格も落ち着いている。(とは言ってもいつでもどこでも購入できるほど流通はしていないのだけど……。)
だから「はじめてのタティア」に選ばれることも多いんじゃないかな。
ブルーレオパードタティアは購入時の白点病に注意?
ブルーレオパードタティアタティアに限らず、タティアの仲間は白点病になりやすいと言われているよね。
こういう魚は飼育している時に温度差を出さないなど、白点病が発症しないように予防していくことがとても大切なんだけど……他にも気をつけたいことがあるんだ!
それは「導入時に白点病を持ち込む可能性」だ。
白点病は潜伏と言うか、症状が目に見えない期間もある。だから導入時に問題ないように見えても、後で発症なんてことがあるんだよね。だから導入直後はちょっと慎重に観察しておきたいんだ。
でもタティアは、日中隠れている魚だから観察が難しい。
夜間の餌やり時間などに暗めの灯りで観察するなど「夜行性の魚の観察」を、ちゃんとできるようになっていこう。
混泳水槽の場合は「隠れる習性のない混泳魚に白点病が出ていないか確認して基準にする」という手段もあるのだけど、白点病は均一に発症するものではないから確実な方法とは言えない。
特にこうした白点病に弱い魚は、他の魚より先に発症してしまうこともあるから、やっぱり夜の活動をしっかり確認できるようにしておきたい。
確認しづらい場合は、導入時は隠れ家をシンプルにしおいたり、隠れ家を水槽手前に配置するなどして姿を確認しやすくしておこう。
ブルーレオパードタティアって、餌を上げると動いてくれることが多いんだけど、意外と隠れ家の周りでぐるぐる回ってまた隠れ家に帰っていったりしちゃうからね。隠れ家そのものがわかっていて、見やすい場所にあるかないかでは観察のしやすさに大きな差が出るんだ。
ブルーレオパードタティアの今混泳を成功させるために
ブルーレオパードタティアは性質も大人しく、サイズも5~6cmほどとそこまで大きくならないことから同種、多種問わず混泳成功しやすい魚だ。
ただ前回話したとおりタティアは夜行性で独特の習性を持つだから、ちゃんとタティアに合わせた飼育をしないといけない。
特に注意が必要なのは餌。
導入したばかりは特に、明るいと餌を食べてくれなかったりするんだよね。
だから最初は特に、消灯後しばらくしてから嗜好性の高い冷凍赤虫などをスポイト等で隠れ家付近に落としてあげよう。
レオパードタティアは「昼間動かないナマズ」の中ではわりと餌に食いつきやすいほうだから、だいたいこの方法でいけるよ。餌を与えるとブンブン動き回って食べるから、その姿を確認できたらとりあえず安心だ。
他に混泳の注意点としては、エビのような「魚がよく食べる」生物との混泳を避けておくこと、口に入るサイズの魚は避けておくことなどかな。そうした基本的なことに気をつければ混泳に成功しやすいからこそ、ブルーレオパードタティアタティアは「手を出しやすい魚」だと言えるんだ!
もう一つ気をつけておきたいのは「夜間活動的」ということ。小さな水槽だと、夜間に休んでいる魚が「近くなりすぎる」時があるからちゃんと考えておきたいんだ。
タティアが夜間に活動してもちゃんと休めてるかどうかを確認してあげよう!
そう考えると、タティアは混泳させやすいけど絶対混泳がうまくいくわけではないということがわかってくるよね。
そのあたりちょっと悩むのも、このお魚の面白いところなんだ!
まとめ
おもしろい習性を持っていて、見た目も可愛いブルーレオパードタティア。
夜中に覗いてみると結構泳いでいたりして、昼間の魚とはまた違う楽しさを教えてくれるんだ。
その特性を理解しておけば飼育がそこまで難しい種類ではないというのも、嬉しいところだね。
飼育している人も多いから、この手のマイナーな小型ナマズにありがちな「飼育情報が手に入らない……」なんてことにもならないのもありがたい。
レオパードタティアを上手く飼育できれば、その応用で飼育できる魚もぐっと増えるというのも素敵だね。ほんと熱帯魚って面白いよね。
そうそう、先日萌菜のマシュマロにこんなリクエストももらったんだ。
かなり初期の記事ですわね!ありがとうですの!確かにそういうお魚さんってたくさんいますわよね。ぷれ子さんに話したらそういう「あまり知られていない魚もっと紹介したいなぁ」って言ってましたわ!#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/YaZkNfcDRy pic.twitter.com/WJDIXIoWjw
— 虫季萌菜♥熱帯魚なめんな公式 (@netsuname) 2019年6月21日
タティアを含む小型ナマズの仲間にも「知られていないけど意外と飼いやすい」なんて魚がたくさんいたりするから、是非調べてみてほしいんだ!
タティアいいですわね。
うん、いいね。
そういえば私達のイラストを描いてくれたみるさんがこの前擬人化してましたわね。
アクアライフ連載の「熱帯魚なんだもん!」だよね。
そうですそうです!
ちょうど今公式ページで期間限定壁紙配信中(2019/6/8配信開始 〜7/8配信終了予定)だよね。
ですわね!ワタクシもゲットしましたわ!
名人、おつかれさまです。
タティアの記事、読ませていただきました。
小型の夜行性が観察できる魚、なかなか魅力ですね。
水族館でも夜のツアーとかあるくらいなので、暗い中でどう動くか、気になります。
そういえば、夜行性ということは、プレコみたいに暗い中で動き回って他の魚のストレスにならないか注意ですね
お手頃な値段なのがいたら、私も1匹試しに…。
前の話ですが、名人もハエトリソウ&ウツボカズラ、育てていらっしゃるのですね。
園芸名人でもあったとは…。素晴らしいですわ✨
闇の天使さんコメントありがとうなんだ!
夜行性の観察、とても楽しいよ!うん、本当に楽しいんだ…!
小型プレコとタティアの組み合わせは私の家では普通に問題なくできたけど、種類や相性、環境によってはうまくいかないこともあるかもしれないね。
どちらも隠れるけど、隠れ家の好みも違う気がするね。上手く棲み分けてくれているのかな。
そうした観察も「夜」行うことになるのが、夜行性飼育の難しさであり深さでもあると思うんだ。
園芸名人!いや、そんな私名人ではないよ!ないよ!うん、照れるなぁ。
夜間活動的という書き方がちょっと面白いと思いました
プレコはよく夜行性と言われますが、
飼っているプレコの行動を見てても目の構造を考えても?といった印象でした
確かに直射光は嫌うんですよね
魚の睡眠も種類によって様々ですね
夜の魚の観察は、飼育していないとなかなか出来ない楽しみです
一方、飼育環境下で生態が変化してしまう事もある様ですが
ビンテージさんこんにちは!
夜間活動的!書き方面白かったかな!うん、ほんと夜間活動的だよね。
まさに、睡眠の仕方も違うし、飼育していないと見れない姿。
お話されてる通り、意外と昼間も動いたり…なんてのもあったりして、本当に魚の深さを知れるんだ。
ぷれ子さん今晩は。
「ブルーレオパードタティア」良いですね・・・。
「サイズ」が特に・・・。
水槽も用意しやすそう・・・。
「白点病」に罹りやすいと言うのがちょっと不安ですが・・・。
ここの所、「魚や生体の導入」と言うものをやらなくなってしまったので、
感覚をほとんど忘れてそうです・・・。
まるで「ペーパードライバー」みたいな・・・。(笑)
金魚の導入ですら、まともにできるか・・・。
青い3298さんこんにちは!
ブルーレオパードタティアいいよね本当。
白点病にかかりやすいって話は、ナマズの仲間はほんとよく言われるよね。でも普通に飼育していればそんなにしょっちゅうなるものではないと、私は思うよ。
魚の導入、期間開く時はほんとあいてしまうもんね、うん。
ぷれ子さん、こんにちは。
意味深な次回予告をしてから激しく後悔している今日この頃です(笑)
さて「タティアとコリドラスの混泳の注意点とは!?」についてお話をしたいと思います。・・・たいしたお話しではありませんから期待しないで下さいね。
まず口の形状の違いについてですが、何度かコメントやブログでお話しさせて頂いたとおりコリドラスは食べるのが下手です。泳ぎながら食べることが出来ませんし、一口で含める餌の量は同じサイズの他魚と比較しても少ないです。そのためタティアに限らず餌を咥えて移動できる魚や、泳ぎながら食事の出来る魚との混泳はコリドラスにとって非常に不利になるのです。
そして夜行性に特化したタティアには消灯後の餌やりが効果的なのですが、これではコリドラスの最も可愛らしい行動が見れません。大袈裟かもしれませんが、もふもふが見れないことはコリドラス好きにとって由々しき事態なのです。
以上が混泳の注意点なのですが、・・・言ったでしょ?つまらないお話ですって。
ついでに付け加えますと、タティアを優先して隠れ家を多く作ろうとすると必然的にコリドラスの遊泳スペース(底面積)が狭まります。そしてコリドラスも同じように隠れます。つまり観照的に面白くないし、観察も難しくなるってことですね。
タティアもコリドラスも、どちらも魅力あふれる魚です。出来れば両方を愛でたいところですが、両者の特性を考えると混泳は良く考えた方がよろしいようです。
久々に一句。
タティアとコリドラスとかけまして、シャベルカーと解きます。
その心は・・・・・・、どちらも掘るスタイル(ホルスタイン)が特徴です。
お粗末!・・・無理があったか!?
cory-paradiseさんこんにちは!cory-paradiseらしい混泳の悩み。なんだかすごくcory-paradiseさんらしいと思ったんだ。
私はタティアのいる水槽には、タティアのいるあたりにスポイトで赤虫をおとし、他の魚の餌は全体にばらまいていたりするんだ。うちのタティアはもうばっちりマイホームを固めてくれているから、そのやり方ができている感じだね。でもそれも飼育数が多くなると、ちょっと通用しなくなるだろうし。
あとみんな隠れる問題、ある、ある。うん。それがある種一番の問題かもね。コリドラスとタティアはサイズ感も似た種類が多いからなおさら。ほんとレイアウトの組み方が大事になってくるよね。
どちらも掘るスタイル(ホルスタイン)……うーん、うーん、ありで!