はい、こんにちは根黒ぷれ子です。
今日は三年ぶりに再開した連載「ぷれ子おすすめ熱帯魚飼育用品」だよ。
再開後の第一回はエーハイムのディフューザーなんだ!
使ってこそわかる、エーハイムのディフューザーの良さ(設置もらくらく)
ディフューザーって香水のやつですよね。
は?外部フィルターのパーツだし。
え、なんでそんなにキレてるんですの?香水にもあるんですのよ、ディフューザー。
またまたそんな冗談を。
いや、ググってみろし。
うわ、ほんとだ!
ちょっとはアクアリウム以外にも目を向けてくださいまし。
そんな感じでこんにちは。根黒ぷれ子です。
今日紹介するのはディフューザー。もちろんアクアリウム用のほうなんだ。
アクアリウムの世界でディフューザーというと、いくつかの商品があるんだけど今回はエーハイムのディフューザーだね。
エーハイムといえば2213などの外部式フィルターで有名なメーカー。
本体だけでなく、いろいろなパーツも販売しているんだ。
外部式フィルターはパーツを変えるだけで、いろいろなことができるのが特徴の一つだからね。
そしてこのディフューザーも、外部式フィルターのオプションパーツの一つというわけだ!(※一部の水中ポンプに接続して使用することもできます。)ディフューザーは、一個取り入れるだけで、環境がぐっと変わる効果を生み出してくれるんだよね。
効果は「エアーを巻き込んだ水流(強め)を発生させる」って感じだ!細かいエアーを水中に水流とともに供給してくれるんだよ。
こういう特性から、二酸化炭素を添加する水草水槽とかではまず使われないよね。二酸化炭素は水流を起こしたり、エアーを送ったりしてしまうと、抜けてしまうからね。
じゃあどんな時に使うんだろうか?
それは水草水槽と逆で「水流を好む魚」を飼育する時だ。
流れの早い川って水中に酸素をよく取り込むから、そういう環境を好む魚を飼育する時に、エアーを送りながら水流を供給できるディフューザーは大活躍なんだよね。
ちょっと踏み込んだ話をしよう。
君は、外部式フィルターの仕組みをしっているかな?
外部式フィルターは基本的に濾過槽の中は水で満たされている。つまり上部式フィルターのように濾過槽の中の水が空気に触れながら動くことで巻き込み「酸素を水中に取り込む」ということができないんだ。
それを補うために外部式フィルターを使用した水槽の水中の酸素量を上げたい時は、エアレーションを追加したり、排水の方向を上手く調整して水面を揺らしたりするよね。
そうした効果をディフューザーは単体で補うことができるんだよ。(※器具との組み合わせ、環境などにより結果に差は出ます。)
そういう意味ではエアレーションしたいけど、エアーポンプの作動音が気になるなんて人にもちょうどいいね。音が完全にしないわけではないけど、かなり静かだよ。
そしてシャワーパイプと違い「一方向」に水流を射出することで、水槽内に「横向きの回転」を生み出しやすい。これがよく泳ぐ魚の「衝突防止」になったりするんだ。
そしてそして、もう一つの特徴はセッティングが簡単ということ。ディフューザーを外部式フィルターの排水部のホースにつっこむだけ。電源もいらないし場所も取らない作りなんだ。
ただエアーを取り込む部分のチューブの先を「空気中」に出して置かなければいけなかったりと、ディフューザーの機能を発揮するための正しいセッティングはしないといけないけどね。間違わないように、初めて使う人はちゃんと説明書を読んでおこう。
使用上の注意点もいくつか。
まず、近くで殺虫剤などのスプレーを絶対に使わないこと。まぁ水槽の近くでそういう物を使うのはNGなんだけど、ディフューザーは「水槽外の空気」を取り込んで水槽の中に送るアイテムだからね。本当に本当に、NGなんだ。
そしてもう一つ。
水流が強くなるから、水流が苦手な魚にとってはマイナスに働いてしまうということを忘れないこと。ディフューザーはディフューザーが合う魚、合う環境に設置してこそプラスになると覚えておこう。
ほんと「ガチの強水流を生み出すための水中ポンプ」とかほどではないけど、それなりに強くなるからね。設置した後は水流に触れたり、魚の様子を見たり、無理をさせていないかしっかり観察しよう。
エアレーションの音を静かにしたいという理由だけで、安易に取り入れてはダメだということだね。
あと、水流の強さは外部式フィルターのパワーや、水槽のサイズなんかでも変わってくることも覚えておこう!狭い水槽だと水流から逃げ場がなくなりやすいから要注意なんだ!
あ、あと絶対に気をつけないといけないのは使っている「ホース」の径にあうサイズのディフューザーを購入すること。
径が合わないと、はまらないからね……。本文文末の「本日の記事に登場した用品まとめ」を見て、君の外部式フィルターに合うディフューザーを選んでほしいんだ。
そんな感じでディフューザー、どうだったかな。
ほんとね、ちょっと流れがある環境を好むような魚に使うとさ、泳ぎが変わったりするからすごく面白いよ。体型維持にもいい気がするね。
「程よく強い水流」を生み出す。シンプルだけど、すごくよくできた「水槽環境を変化させる」製品だと思うんだ!
細かい泡が水中に発射されていく様子は、見ていても気持ちがいいし!
うん、ディフューザー。好きだなぁ。ディフューザー。
あ、そうそう。このディフューザーはシンプルだからホース径があえば、エーハイム以外の外部式フィルターでも使えるよ。わりとメーカーが違っても、同じホース径だったりするから一度チェックしてみてね!
あとがき
そんなかんじで三年ぶりに再開したこの連載。
これからもアクアリウム用品を一つづつ紹介していきたいと思うんだ。
今日紹介したみたいな器具だけでなく、餌や添加剤なんかも語らせてもらうつもりだから、ぞうぞよろしくなんだ!
本日の記事に登場した用品まとめ
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自分の外部式フィルターに合うかどうかわからない時は「ホースの経」を調べてみよう!
製品名 | 商品ページ |
エーハイム ディフューザー(直径12/16)(直径16/22) ※適合:2213/2215/2217/2236/水陸両用ポンプ1048 など |
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エーハイム ディフューザー 1005/2211用 ※適合:2211 /エーハイムパワーヘッド1005 など |
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ぷれ子さん今晩は。
「ディフューザー」使ってみたいと思ってて、何に使おうとしてたのかすっかり忘れてしまいました・・・。
何かやってみたい事が有った気がするんですけど・・・。
水流を好む魚に使うのは間違いないので、何か飼おうとしてたのかもしれませんが・・・。
自分も、3年近く?多分やりたい事ができず、時間が経ってしまったので、
今になってみると、思い出せないですね・・・。色んな事がやってみたかったので・・・。
そう言えば、外部式フィルターが使ってみたいと思ってて使ってないな・・・。
(水槽が立ち上げられずに居たので、当然では有りますが・・・。)
青い3298さんこんにちは。
いろいろやりたいけど手を付けれないことってあるよね。
私もいっぱいあるなぁ……